『天才読書』という本が出ました。
「世界一の富を築いたマスク、ベゾズ、ゲイツが選ぶ100冊」ということで、イーロン・マスク、ジェフ・ベゾズ、ビル・ゲイツの3人が、これまでどんな本を読んできたか。彼らの推薦図書も含めて紹介するという内容。山崎良兵さんという日経の人がまとめた日本の本です。(⇨「天才読書」はAmazonで )
久我としては、我らがイーロン・マスクの読書習慣に大いに興味あるものの、他の二人は一切どうでも良く(むしろ避けたく)、1ページも読んでおりませんので、悪しからず。
さてイーロンですが、「科学」「歴史」などのジャンル別に、全部で38冊の本が挙げられています(リスト下記)。
イーロンらしく「SF・ファンタジー」の分野が14冊と一番多くなっており、「科学・AI」の分野も豊富で、やはり彼の「理科系スピリット」の形成が良く分かります。
久我も読んだことのあるのは数冊しかなく、大変参考になります。早速、大量に買い込み、既に『銀河ヒッチハイク・ガイド』と『さよならを待つふたりのために』を読了。今はアイン・ランドの『肩をすくめるアトラス』を読んでいるところですが、どれも超おもしろい!
全部読んだらイーロン・マスクになれるでしょうか?
<イーロン・マスクの読書リスト>
- イノベーション:
- 「ゼロ・トゥ・ワン・君はゼロから何を生み出せるか」ピーター・ティール
- 歴史:
- 『ローマ帝国衰亡史』エドワード・ギボン
- 『誰が文明を作ったか – ブッダからシェークスピアまで』ウィル・デューラント
- 『歴史の大局を見渡す – 人類の遺産の創造とその記録』ウィル・デューラント
- 歴史上の人物:
- 『アインシュタイン その障害と宇宙』ウォルター・アイザックソン
- 『スティーヴ・ジョブズ』ウォルター・アイザックソン
- 『スターリン – 赤い皇帝と廷臣たち』サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ
- 『エカテリーナ大帝:ある女の肖像』ロバート・K・マッシー
- SF:
- 『ファウンデーション – 銀河帝国興亡史』アイザック・アシモフ
- 『デューン 砂の惑星』フランク・ハーバート
- 『異星の客』ロバート・A・ハインライン
- 『月は無慈悲な夜の女王』ロバート・A・ハインライン
- 『銀河ヒッチハイク・ガイド』ダグラス・アダムス
- 『肩をすくめるアトラス』アイン・ランド
- 『ゲーム・プレイヤー』イアン・M・バンクス
- 『ステンレス・スチール・ラット』ハリイ・ハリスン
- 『デーモン』ダイエル・スアレース
- 『機械が止まる』E・M・フォースター
- ファンタジー:
- 『指輪物語』J・R・R・トールキン
- 『七王国の王座』ジョージ・R・R・マーティン
- 『王狼たちの戦旗』ジョージ・R・R・マーティン
- 『龍との舞踏』ジョージ・R・R・マーティン
- 科学:
- 『この宇宙の片隅に – 宇宙の始まりから生命の意味を考える50章』ショーン・キャロル
- 『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由 – フェルミのパラドックス』スティーヴン・ウェッブ
- 『点火! – 液体燃料ロケット推進剤の開発秘話』ジョン・D・クラーク
- 『世界を騙しつづける科学者たち』ナオミ・オレスケス
- 『構造の世界 – なぜ物体は崩れ落ちないでいられるか』ジェイムス・エドワード・ゴードン
- AI:
- 『LIFE 3.0 – 人工知能時代に人間であると言うこと』マックス・テグマーク
- 『スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運』ニック・ボストロム
- 『人工知能 人類最悪にして最後の説明』ジェイムズ・バラット
- 『新層学習』イアン・グッドフェロウ
- 経済学:
- 『国富論』アダム・スミス
- 『資本論』カール・マルクス
- 戦争:
- 『戦争論』カール・フォン・クラウゼヴィッツ
- 『孫子』
- 生き方:
- 『72歳、今日が人生で最高の日』メイ・マスク
- 『さよならを待つふたりのために』ジョン・グリーン
- 『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット
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