今さら『夏目漱石』・・・。

はずかしいことに、夏目漱石をちゃんと読んでおりませんでした。「猫」も途中でやめちゃったし。「こころ」を読んだぐらいで、分かったつもりになっておりました。

これじゃいけないと「三四郎」から、いわゆる三部作を読んだのですが、いやあ、やっぱり本当に素晴らしいですね。

特に「それから」は、想像してたのと全然ちがいました。漱石後期の暗く重苦しい作風で「姦通」のテーマが語られるのかと思ったら、まるで違うヒューマン・ドラマと言いますか、とても爽やかな、しかも手に汗にぎるエンタテインメントでありました。漱石素晴らしい!いやあ、ほんとに恥ずかしいです。今さらですが、全作品を読破しようと思います。970356_527303440683731_1398199059_n

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