ハートのナンシー・ウィルソンがあの名曲を

ハートナンシー・ウィルソンひきいる「Roadcase Royale」が、8月16日、カナダのモンクトンのステージで、ハートの楽曲『These Dreams』を披露しました。:

Roadcase Royaleは、ナンシーが、ハートの活動はキープした上で、「別働プロジェクト」として結成したバンド。メンバーは、ハートの現メンバー3人、プリンスと共演したした女性シンガーのリヴ・ウォーフィールドシャーデーなどに参加したギタリストのライアン・ウォーターズの6名。2017年9月にデビュー・アルバム『First Things First』をリリースし活動中です。

ところで1986年、ハートがそのデビューから苦節13年の果てに、はじめて全米ナンバー・ワンを獲得したのが、この曲『These Dreams』でした。

そして、この曲でリード・ヴォーカルをとったのは、お姉ちゃんのアン・ウィルソンではなく、妹のナンシーだったんですね。

長らくハートをフォローしていた久我も、「こりゃヤバいぜ、姉ちゃんのメンツ丸つぶれやん・・・」と、心からドキドキしたものです。

ところが、そんな心配をよそに、翌年、アン姉さんは、『アローン』を大ヒットさせ、全米1位を獲得しちゃいました。さすが姉さん!あたしゃ、心底ホッとしましたよ。

その後のハートの大活躍は、説明するまでもないですね。

この『These Dreams』。エルトン・ジョンの作詞を一手に引き受けたバーニー・トーピンと、アメリカン・ロックのヒット作が多いマーティン・ペイジの共作。

とても幻想的な曲調と、ナンシー・ウィルソンの美しくも謎めいたイメージがピッタリハマり、素晴らしい楽曲となりました。実は、久我は今でもこの曲が、ハートの中で一番好き!(お姉ちゃんごめんなさい・・・)。

オリジナルのミュージック・ビデオで、当時をなつかしんでみましょうか:

ちなみに、アン・ウィルソンも順調にソロ・プロジェクトで活動中。これは、イーグルスの、あの『Life In the Fast Lane』です:

ということで、アンとナンシーのウィルソン姉妹は、まわりの心配なんていっさい関係なく、これからも「鉄の結束」で、わたしたちを楽しませてくれることでしょう。

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