スティーヴ・ハケットの「ジェネシス・リビジッテッドII」

スティーヴ・ハケットの「ジェネシス・リビジッテッドII」聞きました。

何よりもフランシス・ダナリーの歌う「月影の騎士」に鳥肌です。ピーター・ガブリエルに当然似てる上に、ダナリーの才気が加わり、つくづく、レイ・ウィルソンでなしに彼が加入していてくれたらと思わずにいられません。

そのほか、ニック・カーショウの「ラミア」も良いです。トニー・バンクスが彼をソロで好んで使ったのが良く分かります。
全体のアレンジは前作と異なり、ジェネシスのオリジナルを忠実に再現している感じ。多彩なボーカルが楽しめるのがポイントです。

ということで評価点を書きましたが、じゃあ、このアルバムどうなんだろうというと、「????」であります。ここまでそっくり再現することにどういう意味があるのか?結局、ややハイクラスなトリビュート・バンドでしかないんじゃないのか?

ということで、スティーヴの「発掘の旅」は元の同僚たちに不評なのも良く分かる気がします。

81btZ3DW6IL._SL1500_

コメントを残す