ゴーゴリの『鼻/外套/査察官』読みました
今度は、ロシアものにハマっております。 ゴーゴリの代表作『鼻/外套/査察官』から。例によって、光文社の古典新訳文庫で。「落語調」の翻訳というのがウリだそうです。 ある日突然、主人公の「鼻」がなくなっちゃって、町中を探し回…
今度は、ロシアものにハマっております。 ゴーゴリの代表作『鼻/外套/査察官』から。例によって、光文社の古典新訳文庫で。「落語調」の翻訳というのがウリだそうです。 ある日突然、主人公の「鼻」がなくなっちゃって、町中を探し回…
すっかりハマってしまったヴォルテール。 今度は、あのホルヘ・ルイス・ボルヘスが編纂した「バベルの図書館」の一冊、『ミクロメガス』です。 「バベルの図書館」は、古今東西の書籍を渉猟しつくしたボルヘスが、30人の作家を選んだ…
「古典の名著をなにがなんでも読破」ということで、我ながらあきれるほど熱心にやっているのですが、ここは新年でもあり、さらに壮大に、ホメロスの『オデュッセイア』であります。 2年前の正月にも、ホメロスの『イリアス』を読んだん…
米中の新冷戦が、本気の様相を呈している今、読むべきはこの本しかないでしょう。 ピーター・ナヴァロの『米中もし戦わば – 戦争の地政学』。 ナヴァロは現トランプ政権・国家通商会議( National …
近ごろ、なぜかあらためて小林秀雄にハマり切ってしまっております。 きっかけは、適菜収の新書『小林秀雄の警告』、それと大岡昇平の『小林秀雄』(中公文庫)。 今ごろ、小林秀雄がらみの新刊が続いて出るってのは、たまたまなのでし…
いや、これはとにかく、とてつもなく面白い! 18世紀フランスの啓蒙思想家ヴォルテールの代表作ということで、かなり構えて読んだのですけれど、全く心配無用。 まっすぐな心の持ち主「カンディード」が、男爵の愛娘「クネゴンデ嬢」…
これまで読んだ小説の中で、『ボヴァリー夫人』の面白さは群を抜いています。 不倫にのめり込む新妻エンマが、加速度的に破滅に向かって落ちてゆく。その手に汗握る展開ぶりに、まさに「我を忘れて」読みふけってしまったものでした。 …
副島隆彦先生の本は全部読みます。 しかし、今度の『傷だらけの人生』、これはやや不思議な本であります。 そう、副島先生は、一体なぜこれを書こうと思われたのか?????? 「私もこれまでに、いろいろ失敗した。間違ってひどい目…
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