佐藤優の本質を理解するにはこれ『私のマルクス』
最近ますます著作が連発されつつある「インテリジェンス」の佐藤優。もはや、ただのギョロ目の怪しい太めのおっさんではありません。 確かに、国際政治や時事問題の分野で、今、わざわざ買ってまで読む気にさせるのは佐藤優ぐらいしかい…
最近ますます著作が連発されつつある「インテリジェンス」の佐藤優。もはや、ただのギョロ目の怪しい太めのおっさんではありません。 確かに、国際政治や時事問題の分野で、今、わざわざ買ってまで読む気にさせるのは佐藤優ぐらいしかい…
投稿 by 久我 潔.
「今さら夏目漱石シリーズ」で、『二百十日』と『野分』を読みました。 漱石の大モノはだいたい制覇したので、あとはすき間を埋めるつもりで何も期待せず読んだんですが、これが驚愕のおもしろさ! どちらも『草枕』と『虞美人草』との…
世間で評判の高いものを理解できない時、ちょっとつらいです。 例えば、村上春樹もそう。今まで読んだことのあるのは「海辺のカフカ」だけですが、取り敢えず、共感はできなかった。 それでも、よせばいいのに、何とか理解できないもの…
苦節足掛け2年!ついに「ユリシーズ」全四巻を読了致しました! いや、正直に告白します。脚注までちゃんと読んだのは二巻ぐらいまで。それからは、かなり飛ばしました・・・。途中で休みもだいぶ入った・・・。とにかく苦しかったです…
最近、遅ればせながらはまっているのが、心理学の故河合隼雄先生。で、彼の対談と推薦で読んだのが山田太一の「異人たちとの夏」です。 もう30年近く前の小説で映画にもなりましたので、ご存知の方も多いと思いますが、いや〜、今さら…
もう最近は、国際政治ネタなら佐藤優、ビジネスなら大前研一のものしか読まなくなっているのですが、これはおもしろいです。 とにかく大前研一の解説はまさにグローバル・スタンダードでいつも圧倒的に優れている上、根が原子力物理学者…
ジェイムス・ジョイスのユリシーズ第二巻をやっと読み終えました。 第一巻を読みはじめたのは一体いつのことだったでしょう?途切れ途切れ、ここまで来たけれど、やはり「ぶっちぎりの難物」であることに変わりありません・・・。 世界…
今さら夏目漱石特集。「三四郎」「それから」「門」ときて、次の三部作「彼岸過迄」まで来ました。現在、「行人」、次に「こころ」。早く「道草」「明暗」まで行かないと・・・。 この歳になるまで、「こころ」以外ほとんど読んでなかっ…
「フェルマーの最終定理」や「宇宙創成」など、科学・物理学系のベストセラーの翻訳と言えばこの人青木薫が、初めて書き下ろした「宇宙はなぜこのような宇宙なのか」を読みました。 コペルニクスからひも理論、さらに多宇宙ヴィジョンま…
はずかしいことに、夏目漱石をちゃんと読んでおりませんでした。「猫」も途中でやめちゃったし。「こころ」を読んだぐらいで、分かったつもりになっておりました。 これじゃいけないと「三四郎」から、いわゆる三部作を読んだのですが、…
「知の逆転」という新書を読みました。「10冊分の情報がつまってる」ってコピーに誘われたんですけれど、なかなか面白かったです。 主に自然科学の分野の、世界的な知の巨人6人とのインタビュー集ということですが、わたしは「銃・病…
ジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」第一巻を読みました。 文学史上最高の傑作のひとつと言われておりますが、正直、ただ苦しいだけであります・・・。今まで、プルーストの「失われた時を求めて」とか、色々難物にもチャレンジしてき…
「人間はどこまで耐えられるのか」という文庫を読みました。イギリスの生理学者が書いたものです。 まさに「人間はどのくらい高く登れるのか?どのくらい深く潜れるのか?暑さと寒さ、速さの限界は?」という「人間の限界」を解き明かす…
「人間はどこまで耐えられるのか」という文庫を読みました。イギリスの生理学者が書いたものです。 まさに「人間はどのくらい高く登れるのか?どのくらい深く潜れるのか?暑さと寒さ、速さの限界は?」という「人間の限界」を解き明かす…
「テルマエ・ロマエ」つながりじゃないですけれど、今度は「ハドリアヌス帝の回想」を読みました。 ネット生保の出口治明社長の推薦の辞によると、「私がこれまで読んできたすべての本のなかでナンバーワンは何かと問われたら、迷うこと…
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