これは驚くとともに、無茶苦茶うれしいです。あのジェントル・ジャイアントのオリジナル・メンバーが勢揃いし、オンラインで多数のミュージシャンとコラボするなんて。
しかも、楽曲は『Proclamation』!よりによって、なんでこんな一番難しくてややこしいのにしたの?皆さん本当によく頑張ってます。ご苦労様でした!
今の人たちは、ジェントル・ジャイアントなんて知らんだろうなー。英国プログレッシブ・ロック界が生んだ、最も鋭角的なバンドとでも言えましょうか?
普通プログレは、クラシックやジャズの方面から入るケースが多かったのを、この人たちは、なんというか「中世ヨーロッパ」といいますか、極めて独特な立ち位置におりました。どのメンバーも壮絶なテクニックを持ち、生楽器からエレクトリックまで、ステージで取っ替え引っ替え弾きながら、異様に複雑なコーラスをかましたりして、どっちかというと「曲芸」に近いような世界だったんです。
あまりに個性的で、コマーシャルな成功からもやや遠かったんですが、こんな形で今蘇るなんて、とにかく驚きです。
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