ロンドン・オリンピックの開会式の冒頭を飾ったのが「聖地エルサレム」。EL&Pのバージョンで聴きますけど、もともとはウィリアム・ブレークの詩にヒューバート・パリーが作曲した賛美歌。まさに英国人の「心の原点」なんだってことがあらためて分かりました。
「聖地エルサレム:理想の地・約束の地」
古代のあの足跡は イングランドの山々の緑の上を通られたのか?
聖なる子羊が イングランドの心地よい牧草地に現れたのか?
神聖なる御顔が 雲で覆われた丘を照らしていたのか?
そしてこの暗い悪魔のような工場に エルサレムが造られたというのか?
わたしに燃える金の弓を与えたまえ!
わたしに希望の矢を与えたまえ!
わたしに槍を与えたまえ:あぁ雲よ、消えうせよ!
わたしに炎の車を与えたまえ!
わたしは精神的戦いを止めはしない
わが手に剣を休めもしない
われわれがイングランドの緑豊かなすばらしきこの地に エルサレムを建てるまでは
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