バルセロナは、アラベス相手のラ・リーガ開幕戦を、3:0と危なげないスコアで飾りました。
チーム全体にしっかり仕上がった印象で、チャンスも多々あったけれど、前半は、なんとなく無得点。
それが後半、デンベレに代わってコウチーニョが出てから、すっかり攻撃的な雰囲気に。
得意の「切り込み型シュート」も決めたコウチーニョは、まちがいなく今シーズンも、大きく貢献してくれることでしょう(それにくらべデンベレは、解説の北澤氏はさかんに持ち上げてたけど、とにかくフィニッシュが今ひとつで、あいかわらず頼りないです・・・)。
我らがメッシは、前半、ポストに嫌われたりもしたけど、後半は伸び伸びと2点を決めました(あの、低空フリー・キックのすごかったこと・・・)。バルサの、「チーム通算6000ゴール」を記録したんですが、なんと5000ゴールもメッシだったっていうんだから、とにかくものすごいです。
一方、スアレスは、やはり少々湿り気味。まあ、そのうち調子を上げてくれるとは思うものの・・・。
あとは、話題の初登場、アルトゥールとビダル。二人とも後半の交代で、出場時間も短かったことから、特に大きな印象を残したということはないです(これも実況が、アルトゥールのことをさかんに「イニエスタやシャビを思わせる」とかって言ってましたけど、今のところはまだ、そこまでかどうかは・・・)
本日の出場選手の採点表も届きました:
これによると以下のとおりで、だいたい久我のイメージとも合います:
- メッシ 9点
- コウチーニョ 8点
- スアレス 6点
- デンベレ 6点
- ラキティッチ 6点
- セルジュロベルト 6点
- ブスケツ 6点
- ジョルディ・アルバ 7点
- ピケ 7点
- ウムティティ 7点
- セメド 6点
- テア・シュテーゲン 6点
- アルトゥール 6点
- ビダル 6点
さて、バルサの今季の補強は、やや、中盤を厚くしすぎなのでは、とも思いましたけど(ポグバのウワサも消えないし)、やっぱり、バルサにとって、中盤は大きな鍵なので、層は厚いに越したことはないんですね(実況が、「これがアルゼンチンだと、メッシに弾が出ない。」と語っていたとおり)。
ただ、最前線はマウコムに期待できそうとはいえ、スアレスのバック・アップが結局ムニルとか、やや心もとないのと、サイドバックは、左がジョルディ・アルバで問題ないとはいえ、バックアップがおらず、右は、ネルソン・セメドじゃ、やっぱり力不足ですよね(今考えれば、チェルシーのウィリアンを獲って、右SBにコンバートするって目論見だったというのも、ありだったですね)。
今季のバルサも、まちがいなく「かなり強そう」とは言えるものの、そこは新「キャプテン・メッシ」の宿願でもある、チャンピオンズ・リーグが獲れるかどうかは、まだ、ちょっと見えてこない、という感じでしょうか(バルベルデ監督は、「期待値」を下げるためか、「チャンピオンズ・リーグは最優先でない」とか言ってましたけど・・・)。
とにかく、幸先の良いスタートを切ったバルサ。
今季も大いに期待致しましょう!
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