トレヴァー・ホーンが、80年代のヒット曲を、多数のゲストとオーケストラを導入した新アレンジで録音したアルバムを出すそうです。
タイトルは『Reimagines: The Eighties Feat. The Sarm Orchestra』。発売は来年2月。
早速、1985年全米1位を記録した、ティアーズ・フォー・フィアーズの「Everybody Wants to Rule the World」のカヴァーを聴いてみましょう。ヴォーカルはロビー・ウィリアムス:
https://www.youtube.com/watch?v=LXuJ9knESmY
なるほどね。
まあ、どうなんでしょうか?
はっきり言って、最近のトレヴァーの仕事ぶりは、「功なり名を遂げた」ということで、「隠居仕事」というか、「老人の手慰み」みたいなのが多くて、ちょっと抵抗感ありました。
このアルバムも、まあそういった「隠居仕事系」であるのは間違いないですよね。
だって、このほか、デヴィッド・ボウイ、ニュー・オーダー、a-ha、ブルース・スプリングスティーン、ダイアー・ストレイツ、デュラン・デュラン、ティナ・ターナーなどのヒット曲ということで、自分の作品はイエスの「Owner Of A Lonely Heart」と、グレイス・ジョーンズの「Slave To The Rhythm」ぐらいですもんね。
そんなのオーケストラでやって、何が面白いんだ?って感じもしますけど・・・。正直・・・。
歌手は、シールとかシンプル・マインズとかオール・セインツとかだそうです。
まあ、熱狂的なトレヴァー・ホーンのファンとしては、必ず買うわけですが・・・。
かつての「実験精神」はもう無理としても、時代の最先端を突き進んで、尖った音楽を連発していた時期がひたすらなつかしいなあ・・・。
▶︎トレヴァー・ホーンが最も尖っていた時代については、こちらをご覧ください:
●『Reimagines: The Eighties Feat. The Sarm Orchestra』
1. Everybody Wants To Rule The World – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Robbie Williams
2. Dancing In The Dark – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Gabrielle Aplin
3. Ashes To Ashes – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Seal
4. The Power Of Love – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Matt Cardle
5. It’s Different For Girls – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Steve Hogarth
6. Slave To The Rhythm – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Rumer
7. Brothers In Arms – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Simple Minds
8. Girls On Film – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and All Saints
9. What’s Love Got To Do With It? – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Tony Hadley
10. Owner Of A Lonely Heart – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra
11. Take On Me – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra
12. Blue Monday – Trevor Horn Featuring The Sarm Orchestra and Rev Jimmy Wood
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