これ以上興味深いインタビューはありません。ジョージ・ルーカス本人が語る「スターウォーズ/フォースの覚醒」。
ポイントは次のとおりです:
- 会社とともにスター・ウォーズの権利はすべてディズニーに売ったので、もはや自分のものではない。
- 当初、自分も参加し、以前準備し始めていた新しい「スター・ウォーズ」のストーリーをディズニー側に提示したりもしたが、先方はそれを良いとは思わなかった。
- ディズニーは「懐古趣味的映画」を作りたがった。もし私がやるなら、完全に異なる設定、異なる星、異なる宇宙船などで違うシリーズを作っていただろう。
- ディズニーは多くのスター・ウォーズのファンたちが望むのものを重視したかったんだろう。
- それ以降、わたしは完全にスターウォーズから手を引いた。ディズニー側もそれを望んでいたはずである。
- スター・ウォーズはすべてわたしの子供同然の存在である
非常にクリアーです。ジョージは今度の「スター・ウォーズ」を良いとは思っていない。でも、それはしょうがないことなんだ、ということです。
今後、様々な憶測や誤報が飛び交うと思いますが、これこそが真実。
久我は「フォースの覚醒」を大いに楽しみ、映画として高く評価もしますが、すべて「ノスタルジー」であり、予定調和の世界。新しいものや驚くべきものは何ひとつないとは感じておりました。
それはムービー・ビジネスとしては正しい戦略判断なのでしょうけれど、真の創造者ジョージ・ルーカスの生き方とは全く別物だということなのでしょう。
まったく納得であります!
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