ジョン・マクラフリン見ました。

john-mclaughlin1ジョン・マクラフリンのバンド「4th Dimension」のライブを見ました。

黒いスーツをスリムにきめたジョン・マクラフリン。とても70歳目前のおじいさんとは思えません。

4th Dimensionは、ドラム、ベース、キーボードを従えた4ピース・バンド。サウンド的にはかなり正当派のフージョンというか、ややなつかしい感じすらするエレクトリックなクロス・オーバー風であります。我らがマクラフリン翁は、ひたすらギターを弾き倒します。どこまでも早く早く。かっこいいぞ!!

でんど〜はもちろんマクラフリン翁を尊敬しておりますし、どのアルバムも愛聴しております。ただ、究極のところではちょと入り込めないと言うか、「ギターに心がない」と思ってしまうのです。とにかく、早い。どこまでも早い。でも、早いのもずっと聴いてると慣れてくる。あんまり驚くこともない。そこで問われるのは、やっぱりヒトツヒトツのフレーズであり、フィーリングです。マクラフリンは、いつも早く走るくせにどこにも連れて行ってくれないスポーツカーのような気がします。心がない。。。

ということで、ちょっと眠くなってしまったでんど〜なのでした。

4th Dimensionの最新アルバム「To the One」はこちらからどうぞ。


さて、この4th Dimension。目玉はゲイリー・ハズバンド。そうです。アラン・ホールズワースレベル42でドラムを演っていたあの。ドラムの他にキーボードもこなす多才なヒト。今回は、もろにキーボード奏者として参加しております。しかも、曲によってはドラムも叩き、ツインドラムになって大暴れするというのが見せ場です。いや〜、なかなかやるのうハズバンド!(日本語で言うと「夫」というのもずいぶんすごい名字だな・・・)。

ところで、そのゲイリー・ハズバンドがリリースしたニューアルバムが注目です。なんせ、我らのアラン・ホールズワースがゲスト参加してます。ほかに、ヤン・ハマースティーヴ・ハケットロビン・トロワーなどなど、かなり興味深い共演陣を従え、けっこう聴きごたえあります。日本でももうすぐ発売されるようです。ホールズワースのファンは必聴ですぞ!

<サンプルを聴いてみたい方はこちら>


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