拝啓 ベックさま
ブルー・レイ拝見しました。
今、すなおに感動しております。感謝の気持ちでいっぱいです。
よくぞ、ついに映像作品をご許可下さった。私ども、何年この日を待ったでしょう?いままで、ブートレッグとか、ゲストでお出になったコンサートとか、そういうもので、忍んで参りました。
でも、はっきり申して、
なんで駄目だったの?
ひょっとして、恥ずかしかったの?いや、天下のジェフ・ベックさまに限って、そんなことあるはずない。完璧なモノを求めておられたんだ。失礼しました。
で、内容は、私どもがとやかく申し上げる次元を超えてます。ただひたすら有難いです。後光が射してます。
こじんまりしたライブ・ハウスで、至近距離のハイ・ビジョン。釘付けです。
まず、ベックさまの若々しさに、あらためて感動しました。コスチュームもクールです。とても64歳に見えません。ゲストの、クラプトンさまの大御所振りとも大違い。ジミー・ペイジさまも客席にみえましたが、あの方は、とっくに終わってらっしゃいますから(?)。
ベックさまのプレイは、ますます別世界です。完全に、手も指も、ギターとアームに一体化してる。ボトルネックなども、どう使ってるのか分かりません。改めて申し上げます。貴兄のようなギタリストは、他におりません。やはり、空前絶後です。生きる世界文化遺産。
まわりもがっちり固めましたね。ヴィニー・カリウタさんのドラムの手堅さは言うまでもありません(個人的には、テリー・ボジオの方が好みですが)。
そして、タル・ウィルケンフェルド嬢。
ベースがうまいも何も、やっぱり、あまりにもキュートすぎます。。。。俗な表現ですが、「若さがはち切れそう!」。「君の微笑みに乾杯!」。時々、ベックさまそっちのけで、見とれてしまいました。すいません。。。
ベックさまのタル嬢をみつめる視線は、まるで父親のような???あれ、あれ?なんか少々怪しいですね???怪しいです、ベックさま。でも、そんな。孫と言ってもいいんだし。そ、そんな・・・。
よけいなことを申しました。。。
とにかく、私が一番うれしかったのは、ベックさま御本人が、非常に楽しそうにプレイしておられたこと。そして、まわりの皆さまへの意外なほどの気遣いと優しさが感じられたことです。
ゴッド・ブレス・ユー!
今後も、ますますのご健勝をお祈り致します。
敬具
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