シールのコンサート見てきました。
それほど広い会場ではなかったんですが、満員の観客にちょっとびっくり。そこそこ、アメリカでも人気高いんだと、素直にうれしくなりました。
で、ショーとしては、最新アルバム「ソウル」からの曲が多く、ちょっとした「ファンキー&ディスコ大会」的色彩が強かったです。場内は、立ちっぱなしのダンスホール状態。お姉さん方を次々ステージに上げて、一緒にくねくねダンスという、「お決まり」っぽいノリもありました。
会場は大興奮・大満足。ショーとしての完成度も高かったのですが、デヴューからのコア・ファンとしては、多少不満です。
何と言っても、デヴィット・フォスターがプロデュースした「ソウル」が気に入らない。
シールにソウルのカバー歌わせてどうすんのよ!上手に決まってるんだけど、何も面白くない。シールのすごさは、黒人なのに、ソウルやR&B、ラップやファンキーといった「典型的ブラック・ミュージック」と全く一線を画したところにあるんです。きわめて洗練された、近未来的ともいえる新しい音楽。そこにこそ、彼の「誰にも似てない個性」が光ってるんです。
その中心をなしていたのが、プロデューサーのトレバー・ホーン。彼と組んだ、デヴューからの4作がシールの全てなんです。
でも、ちょっと不満っぽく言いましたけど、ライブのシール見れて幸せでした。なんせ、とにかく、
カッコイイ!
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