まず、コレをご覧下さい。
いきなり『タルカス』で始まる、エマーソン・レイク & パーマーのメドレー。クラシカルながら力強くて、とても斬新なアレンジですよね。
中心人物はティエリー・エリス(Thierry Eliez)。フランスのキーボード奏者で、主にジャズの領域で活動を続けて来た方です。
わたしが最初に注目したのはこのビデオ。エマーソン・レイク & パーマーの『トリロジー』でした:
ピアノ、チェロ、バス、パーカッションにヴォーカルというミニマルな編成で、原曲のクラシカルなイメージを生かしつつ、大胆に編曲を加え、一糸乱れぬ演奏でグイグイ引っ張り、やがて怒涛のクライマックスに突入する。
わたしは、ロックのクラシカルなアレンジで、これほど見事なものを聞いたことがありません。
実はコレ、15年前の映像なんです。ティエリー・エリスがJad & Den Quintetという五重奏団を率いて活動していた頃。ヴォーカルのシーリン・ポッジ(Ceilin Poggi)がまた良いんですわ。
次は「イエス」!
ティエリー・エリスとシーリン・ポッジとのコラボは、その後も長く続きます。
そして最新映像。これまたEL&Pの『ナイフ・エッジ』!
キース・エマーソンに深く傾倒するティエリーは、なんと全曲エマーソン・レイク&パーマーというアルバムも出してしまいます。その名も『Emerson Enigma』。高度でクラシカルなアレンジで全12曲、EL&Pのあの伝説の名曲が堪能できます。
ということで、 俄然注目のティエリー・エリスとその一派。ぜひ、来日してもらいたいものですね!
キースエマーソンを神と崇める私も
ティエリーさんの素晴らしさをもっと広く伝えたいと常々思っています。
昨年マグマで来日されてこれもまた素晴らしいえんそうをきかせてくれましたが,ソロプロジェクトでの来日も強く希望します‼︎
Akihiro0074さん:ありがとうございます。まったく同じ思いであります。ぜひ実現させましょう(実はティエリー本人とも連絡を取り始めています)