「Alive The Live」というブランドで、プログレ中心に、かつてのFM放送用の音源などからの発掘音源が出ています。ブートレッグで出回っている音源も多いようですが、オリジナル・テープなどからのリマスターで、音質が改善しているのがポイント。今のところ、ジェネシスのライブが多く出ていますね(➡️ジェネシスの発掘ライブについては、こちらをご覧ください)。
アラン・ホールズワースもひとつ発売です。
1998年6月、ワルシャワでのステージ。
デイヴ・カーペンターのベース、ゲイリー・ノヴァクのドラムによるトリオ編成。このメンバーで、ホールズワースはアルバム『ザ・シックスティーン・メン・オ ブ・テイン』の録音を完了したばかり。翌99年に発売とあって、このステージでも同アルバムからの楽曲中心に演奏されます。いつもよりさらにジャズ寄りなスタイルが多く、アラン・ホールズワースのソロもふんだんに飛び出します。
久我は基本的にブートレッグには手を出しませんので、このライブも初めて耳にするのですが、YouTubeなどにも出回っており、その筋では有名なギグだったんでしょうねえ。
その中からひとつ:
52歳のアラン・ホールズワースは、円熟の技を存分に繰り出します。
デイヴ・カーペンターとゲイリー・ノヴァクというのは、いつもの馴染みのメンツじゃないですけれど、なかなか達者にサポートしています。特にゲイリー・ノヴァクは、チック・コリア エレクトリックバンドⅡで注目していたとおり、エネルギッシュなプレイで複雑な楽曲も難なくこなせています。
➡️アラン・ホールズワースの1998年ワルシャワにおける貴重なライブ音源(CD+DVD)はAmazonでお求めください:
アラン・ホールズワースが亡くなってから、早くも2年が経ってしまいました。
その後、それなりに追悼のイベントや商品など出されたものの、正直言って、ホールズワースに対する評価や追悼が、世の中にあふれているかというと、残念ながらとてもそういう状況には思えません。
「去る者は日々に疎し」じゃないけれど・・・。
アラン・ホールズワースを史上最高のギタリストと崇める久我としては、この状況がとっても残念なんであります・・・・・・。
まあ、久我としてはこれからも、細々とでいいから、このような発掘音源などとともに、自分だけのアラン・ホールズワースを抱きしめていきたいと思います(➡️久我の異様なまでのホールズワース愛につきましては、こちらをご覧ください)。
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