ようやく「ゼロ・グラビティ」見ました。評判どおりの素晴しさで、自分的には既に「今年のナンバー・ワン決定」って感じです。
特に、サンドラ・ブロック。2009年「しあわせの隠れ場所」でオスカーを取って以降、それまでの「隣のお姉ちゃん」的な感じから、本格的大女優の風格すら出てきましたね。とにかく、自然でリアリティのある演技が抜群です。そして、アルフォンソ・キュアロン監督。メキシコ出身ながらハリウッドの大作を手掛けるまでにのし上がった手腕は、この作品を見れば納得です。
日本でも似たようなコンセプトで映画を作れるとは思いますけれど、ここまで対象に肉薄し、一切妥協の無い映像をつくりあげる「並外れた創造性」という点では、ハリウッド(の頂点)にはまだまだ全然かなわないと思います。
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