レッド・ツェッペリン最後のコンサート

1980年の7月7日、ベルリンのアイスシュポルトハレで行なわれたのが、レッド・ツェッペリンのオリジナル4メンバーによる最後のコンサートでした。

前年にリリースされたアルバム『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』を受けたヨーロッパ・ツアー(14都市)の最終地で、以降10月の北米ツアーまでの間、ツェッペリンのメンバーは短いオフに入ります。

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そして9月25日、ジョン・ボーナムの死という悲劇がレッド・ツェッペリンを襲います。

当時のツェッペリンには酒とドラッグの問題があり、特にジョン・ボーナムとジミー・ペイジの二人が深刻でした。悲劇の前日も、リハーサルのあとジョン・ボーナムは大量にウォッカを飲み、ジミー・ペイジの自宅でも飲み続け、翌日、帰らぬ人となって発見されたのでした。享年32歳。

当日のコンサートの全貌はブートで確認することができます。ツアー最終日の熱演だったとはいえ、やはりそういった「荒れたレッド・ツェッペリン」を感じさせる内容だったとも言えます。

神が定めた潮時だったのかもしれないですね・・・。

それでは、ちょっと切ないそのパフォーマンスをお聴きください:

<当日のセットリスト:>
1. Train Kept A-Rollin’
2. Nobody’s Fault But Mine (3:16)
3. Black Dog (9:57)
4. In the Evening (16:19)
5. The Rain Song (25:47)
6. Hot Dog (34:36)
7. All My Love (38:35)
8. Trampled Underfoot (44:39)
9. Since I’ve Been Loving You (57:53)
10. White Summer/Black Mountain Side (1:11:34)
11. Kashmir (1:26:04)
12. Stairway to Heaven (1:35:25)
13. Rock and Roll (1:50:33)
14. Whole Lotta Love (1:55:50)

 

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