ホリエモンが『健康の結論』出たって!

しかし、ホリエモンが「健康」について語るってのは、ちょっと意外です。

だって、大金持ちの小太りだし、めちゃくちゃ不摂生とかしてそうだし。

ところが、その「健康」とか「長寿」についての知識と探究心はハンパないことがわかりました。

堀江貴文の新刊『健康の結論』です。

なにしろ、「僕は200歳まで生きると決めた」と宣言されておられます!。100歳でなく、200歳ですからね!

トピックは、「がん」「心筋梗塞」「脳梗塞」といった、日本人の死因御三家から、「歯科」「産婦人科」、さらに「自殺防止」から「働き方改革」まで。

それも、単なる「健康情報」ではなく、本気で研究し、医療関係者などの専門家にもアプローチして、相当レベルの高い知識と主張をお持ちです。例えば:

  • 心肺停止に備えたAEDをすべてのコンビニに置け
  • 食事を病気予防の必須項目に上げることに意味を感じない
  • 運動によって明らかに減るのは結腸がんのみ
  • 「がん検診」が日本で浸透しないのは国の責任
  • 85歳を過ぎて自分の歯が20本ある人は25%に過ぎない

などなど。とっても参考になって、おもしろいです。

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ところで、これってやっぱり、「不老不死」ってことですよね。

エジプトの王や、中国の皇帝などが、不老不死をもとめて莫大な資金を投じ、「不死の薬」を作らせたり、「火の鳥」を探させたり。人工冬眠で、未来によみがえるつもりの大金持ちもいるようだし。

でも、いくら金持ちになっても、国王になっても、寿命だけはどうにもならない。

人生100歳時代」とかいっても、たかだか100年ですもんね。ヒトの命は、なんとはかないものよ・・・。

天下のホリエモンにとって、怖いものなんてないでしょう。使いきれないほど財産もあるし。ロケットだってなんだって、なにを買おうが投資しようが、自由自在。

ところが、唯一、自分の寿命だけはどうにもなりません。

そこで、ありったけの好奇心とパワー(とお金)を使って、「200歳」という目標をめざすことにしたんだなーって。

本書にも、ものすごく細心の注意をはらい、体調管理に気をつけ、健康診断を頻繁に受け、ワクチン(なんと女性用のまで!)も飲みまくるというホリエモンの日常が見えてきます。「小太りな方が長寿」なんて、いいわけぎみに書いているのも、ちょっとカワイイです。

ということで、愛すべき自由人、ホリエモン! これからも、その「活動」には、注目していきましょう(ただ、そうは言っても医療は素人なのに、ここまで「確信をもって医療を語る」ってのは、どうなんでしょう?影響力のある人だけに・・・。まあ、そこは読者も分かってるってことで・・・)。

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