「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」

塩野七生はどうもしっくり来ないところがあったんですけれど、遅ればせながら、これを読んでようやく分かりました。「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」。デビュー作「ルネサンスの女たち」に続き世評を決定づけた作品。「どうしてもチェーザレを書きたい」という彼女の炎のような想いが満ちあふれて、圧倒的に素晴らしいですね。

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