アーカイブ

‘ビートルズ’ カテゴリーのアーカイブ

ビートルズ「赤盤」「青盤」:BOXセット持ってても買うの?

2010 年 11 月 6 日 コメント 2 件

beatles-red-blue2009年のリマスターBOXセットを持っていても、この「赤盤」「青盤」を買うべきか?

何を重視するかによりますが、まずこのリマスターは2009年版と違うのか?答えは「ノー」であります。EMIジャパンが確認しています。2009年のまんまです。

それでは、何か珍しいバージョンがあるか?あるにはあります。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」。イントロの歓声がないです。でも、ただそれだけとも言えます。

パスト・マスターズ」持ってても買った方が良いか?当然のことながら、選曲的にはかなりダブります。

で、結論としては?

続きを読む »

ビートルズの『赤盤』『青盤』デジタル・リマスター化!

2010 年 8 月 10 日 コメントはありません

beatles_redbeatles_blue

昨年のビートルズ・リマスター・プロジェクトに続いて、今度は『赤盤』『青盤』がリマスター化されるらしい。発売は10月。

続きを読む »

ジェイムス・テイラーの紙ジャケ・リマスター。残念な出来映えです。

2010 年 4 月 23 日 コメントはありません

james-taylor-mud-slide-slim1「2010年最新デジタル・リマスター音源」と称して、1971年の「マッド・スライド・スリム」など、ジェイムス・テイラーの初期6作品が販売されました。

まさに日本人による日本人だけのための紙ジャケ・リマスター。恐れていたとおり、残念な出来映えであります。

リー・ハーシュバーグによる97年リマスター(当時、「フォー・エバー・ヤング・シリーズ」として発売)と比べれば明らかです。10年以上前のリマスターに完全に負けています。違いはあまりにも明らか。すぐ分かります。

ヴォーカルの豊かさ、ギターを初めとするアコースティック楽器のみずみずしさなどが聴き分けのポイントです。今回の日本盤は、声がやせてしまっていますし、イコライザーで高音を上げ過ぎたため、必要以上にヒスノイズが多くなっています。ステレオ定位的にも狭くなったような印象で、曲によっては「モノラルか?」と思わせるようなものまであります。

彼のCDを買い直すのは3回目ですが、こういうことがあるからチェックが欠かせません。

本当に残念です。ジェイムス・テイラーの歴史的名盤たちなのに・・・。

解説の一番後ろに、「2010 Remastered by Isao Kikuchi」と小さく書いてあります。誰だ、この日本人は?ワーナー・ジャパンの社員ですか?

日本だけで販売することを条件に、日本側でリマスターが実行されたのでしょうが、アーティスト本人や当時のプロデューサーらのリマスター音質への承認などは省かれているはずです(あったら、書くに決まっているので)。アナログ・マスター・テープ自体もオリジナル・マスターではなく、当時、日本でのCD販売を前提に送られて来たマスター・テープ(すなわちコピー)を、倉庫から出して来て使ったものと推測されます。

リマスター本来のあるべき姿勢については、これまでビートルズのリマスターなどで何度も書いてきました。

とにかく売らんかなで、「最新リマスター」をうたうのはやめて欲しいです。ワインの「ボジョレ・ヌーボー」のように、日本人は新しいものをありがたがる傾向があります。すでに良いリマスター盤が出ているのなら、何度も新しいバージョンを出す必要はないんです。SHM-CDというのも意味ないです。CD市場の売り上げ減少を、業界を上げて何とかしようと無理に悪あがきするのはやめにしませんか?

なお、紙ジャケットの質自体はいつもながら素晴らしいです。これこそ日本の伝統工芸のなせる技。日本人にしかできません。。。

ということで、本当は、愛するジェイムス・テイラーの音楽についてまとめて書きたかったのですが、またリマスター論議になってしまいました・・・。


→それでも聴いてみようかという方はこちらから:マッド・スライド・スリム

ポール・マッカートニーの2010年最新ライヴ見ました。

2010 年 4 月 4 日 コメントはありません

paul-mccartney1実はポール・マッカートニーの生ライブは一度も見たことなかったんです。

で、今回、ふと思うところあり行ってきました。

ジョンジョージも死んじゃったし、ひょっとするとこのまま「生ビートル」を一人も一度も見れないというのはまずいんじゃないか?というのがそもそもです。

ビートルズ時代のポールは、もちろん「圧倒的存在」(日本の評論家は、ジョン・レノンを過度に高く評価する傾向があり大いに不満です)。ただ、ウイングス以降のポールは今ひとつ。ジョンとのいい意味での緊張感がなくなったせいで、単にシンプルで親しみやすいポップの王道になってしまったような。でんど〜にとって、ポールは、あの傑作「ラム」でだいたい終わってしまったんです・・・。

でも、最近のポールのコンサートで、ビートルズの曲を「惜しみなく」披露しまくっているというのは知っていました。アンコールに、あのアビイ・ロードのメドレーをやってると?なに?ふ〜ん。。。

といった感じで、それほど大きな期待もなく消化試合的に行って来たんです。

どころが、これが。

これが。。。

むちゃくちゃ、すばらしかった。。。。。。!



あまりにもすばらしくて、不覚にも涙ぐんでしまったでんど〜・・・。

とにかく、まず、67歳のポール・マッカートニーの現役ぶりに唖然です。見た目だってまだまだ若い。立ち姿もぜんぜんカッコイイ。

声も出る出る。シャウトしまくる。キー下げなくても、楽勝でハイ・トーン出す(ロバート・プラントよ反省しろ!)。しかも、冗談を飛ばしながら、とっても楽しそうに軽々とこなして行く。アンコールもたっぷり、2時間半のフル・ステージ。


いったい、どうなっとるんじゃ?


あらためて、ポール・マッカートニーにとって、バンドでコンサートするということが、いかに大事なのか分かります。

功成り名を遂げ、アーティストとしての人生を極め尽くした「老人」が、なぜ老体にむち打って過酷なツアーに出なければいけないのか?それは結局、お客さんに喜んでもらって、盛り上がると楽しいってことなんですね。人前で演ってこそのロックなんだと。

「ジョンとジョージとリンゴと、4人で一緒に作った音楽。彼らの分も一生懸命、死ぬまで演って、世界中のファンに喜んでもらおうじゃないの」と、ポールのストレートな気持ちが飛び込んで来ます。

ビートルズ・ナンバーを20曲近く、次から次にくり出すセットリスト(*下記)の強力さは言うまでもありません。ここのところ不動のサポート・メンバーの「再現力」も申し分なし。ジョンとの想い出を語って「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」。ジョージにもらったウクレレで「サムシング」。

ソロ時代の代表作も負けていません。お約束の「007 死ぬのは奴らだ」の打ち上げ花火も、当日のハイライト。スタジアムを埋め尽くす大人から子供まで幅広いオーディエンスは、心からそんな「ロック・ショー」を楽しんでいました。

(全体的なライヴの構成は、2005年ツアーの前後とそれほど変わりません。
→ポール・マッカートニーの最新ライブDVDは、こちらから


以上、ポールのコアなファンの方々すると、「なにを今さら感心しておるんじゃ」と叱られるのは間違いないですが、本当にポール・マッカートニーという偉大な存在にあらためて感動し、同じ時代に生きることができた幸せを、しみじみと噛みしめています。

今や人間国宝としか言いようのないポール。ありがとう。そして、いつまでも元気で。


img_0287*セット・リスト
“Venus and Mars/Rock Show”
“Jet”
“All My Loving”
“Letting Go”
“Drive My Car”
“Highway”
“Let Me Roll It”
“The Long and Winding Road”
“Nineteen Hundred and Eighty-Five”
“Let ‘Em In”
“My Love”
“I’ve Just Seen a Face”
“Blackbird”
“Here Today”
“Dance Tonight”
“Mrs Vandebilt”
“Eleanor Rigby”
“Something”
“Sing the Changes”
“Band on the Run”
“Ob-La-Di, Ob-La-Da”
“Back in the U.S.S.R.”
“I’ve Got a Feeling”
“Paperback Writer”
“A Day in the Life”/”Give Peace a Chance”
“Let It Be”
“Live and Let Die”
“Hey Jude”

アンコール 1
“Day Tripper”
“Lady Madonna”
“Get Back”

アンコール2
“Yesterday”
“Helter Skelter”
“Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band”/”The End” メドレー

ビートルズのリマスターに想うこと

2009 年 9 月 27 日 コメント 2 件

beatles-box1今回のビートルズ・リマスター化で、ひじょうに良かったのは、「リマスターとはどうあるべきか」という点について、大いに考えさせてくれたことだと思います。

既に「聴き比べ」で述べましたが、「リマスターは、オリジナルを忠実に再現することを重視し、不要な加工を極力排除すること」につきます。

全体のたたずまいを整えるために、多少音圧等を調整する。原音に影響を及ぼさない範囲で雑音を除去する、等々。

その点、今回のビートルズのリマスターは、正にあるべき姿を示してくれた良心的な作品で、だからこそ「それほど変わらない」という評価で良いんでしょうし、それで正しいんです。


とにかく、巷には「よけいな細工を加えたリマスター」が多すぎます。

リミッターやコンプレッサーを掛けると音圧が上がり、音にパンチが増すような気がします。イコライザーで高音を上げると、シャキッと切れ味が増すような気がしますし、低音をブーストすれば、迫力が増すような気がします。

しかし、そういうものは本来、聴き手がそれぞれの環境に合わせて調節すれば良いもので、iPodのイコライザーを変えるとか、カーオーディオの設定を変えて、好きなように楽しめばいいんです。

リマスターをいじってしまうと、全てに色がついてしまい、元にもどることができません。

高音を上げすぎると、長く聴くのがつらいですし、音圧を上げすぎると音楽のニュアンス(ダイナミック・レンジ)が失われます。雑音の除去も、注意しないと原音を損なうケースがあります。

「耳が悪くなった年寄りは黙ってろ」という意見もあるようですが、「いいじゃねーか気持ちよきゃ」ってことでしょうか?悲しいです。年齢の話ではないのが分からないんですね・・・。

リマスターはCD作成の最終行程に近いので、専門のエンジニアに任されることが多いです。アーティスト自身がリマスタリングの現場に立ち会い指示するケースもありますが、多くは分担作業になります。

よって、本来エンジニアたちは「アーティストの想い」を忠実に再現すれば良いのであって、勝手に高音を上げたり、音圧をむやみに上げたりして良いはずがないんです。

ところが、残念なことに、そういったケースが散見されてきました。

わたしが問題だと思っているのが、特に日本製のCDに多いんですけれど、リマスターを行うエンジニアの名前や、スタジオの名前が明記されていないことです。

紙ジャケSHM-CDにあわせてリマスターが花盛りですが、CDのどこを見ても、どこの誰がやっているのか分からない場合が多いです。

海外では、例えば、バーニー・グランドマンボブ・ラドウィックなど超一流からはじまって、マスタリング・エンジニアの名前が書かれないことはまずありません。ゲイトウェイなど、スタジオ名も特定されます。責任の所在がはっきりしているということです。

ビートルズの今回のリマスターも、ガイ・マッセイら担当エンジニアがはっきりしていますし、場所はアビイ・ロード・スタジオです。あたり前です。

これが、EMIミュージック・ジャパンに丸投げされて、誰がリマスタリングしたか分からない、なんてことがあり得ますか?日本は、今回紙ジャケで立派に貢献したのですが、「音」そのものをいじるってことにはならないでしょう?



なぜ日本はそうなるのか?

ここからはちょっと悲しいんですけど、やっぱり「売らんかな主義」があると思います。

まず、日本人は高音と低音を強調したサウンドを好みます。これを「ドンシャリ」と言います。切れが良くて、迫力があると感じてしまう。オーディオ機器なども、それを反映しています。例えば、iPodソニーウォークマンを比べてみて下さい。すぐ分かります。

だったら、日本のCDを買わなければ良いんですが、初のリマスターが日本だけといったケースがあり、購入することになります。例えば、2007年のリトルフィートや2006年のバート・バカラックの一連のリマスターです。色づけがややきつく、少々残念な仕上がりだと思います。

しかし、日本のエンジニアの間でも議論はあるようで、例えば、今月号のストレンジデイズでは、葛巻喜郎氏による「エンジニアから見たビートルズのリマスター」に関し、非常に良心的な話が聞けます。ご苦労も多いようです。「リマスタリングの場合は、アーティストの意にそぐわないことをしてはいけない。エンジニアの影が見えない音ほど良い」という見識を示して下さいました。今後に期待ということでしょうか。

最後に、紙ジャケやSHM-CDについても言いたいことはたくさんありますが、結局、いちばん大事なのはCDそのものなんだということ。そして、世界的に認知されていない「高音質CD」を「売らんかな」でかつぐのは、ほどほどにしませんか?それが証拠に、ビートルズはSHM-CDなんて採用していないんですから。


ビートルズ リマスター:やっと届きました、聴き比べました。

2009 年 9 月 19 日 コメントはありません

beatles_remaster-51ステレオ・セットもモノ・セットもようやく届きましたので、聴き比べです。

1. ステレオ・セットと87年版(旧)CD
・これは、思ってたほど(期待していたほど)違いが感じられません。例えば、「カム・トゥゲザー」。そんなに変わりました?
・多くの方が、「激変したので感激した」などとおっしゃっていますが、厳密に同じ環境で比べていらっしゃるのでしょうか?
・もちろん、全般に改善はしています。特に、ヴォーカルのリバーブ成分が少なめの(生っぽいオン気味の)曲や、アコースティック・ギターなど生楽器に顕著な気がします。例えば「ブラックバード」。音圧の向上も、上品ながら感じられます。
・これは、(1) 旧CDは、当時としてはすぐれたデジタル化だったこと、(2) 今回は、オリジナル・マスターを忠実に再現することを重視し、不必要な加工を極力排したこと、によるものじゃないかと思われます。
・そういう意味で、リミッターやイコライザーを無節操に追加しまくる、最近のリマスター化現象にも一石を投じる、非常に良心的な仕事と言えます(例えば、2000年の「1」は、今聴くとやや下品)。正に格調の高い定番リマスターとして、今後も末永く愛聴できるものでしょう。

2. ステレオとモノラル
・これは、やっぱり強烈です。とにかく、曲によってはステレオとモノで、つくり自体がぜんぜん違うんですから(例えば、「オブラディ・オブラダ」)。
・ただ、多くの方が「圧倒的にモノの方が良い」とおっしゃっていますが、これは「曲による」ような気がします。
・みんなの聞き慣れた極端なステレオ・ミックスの曲(ヴォーカルが完全に右など)は、モノラルの方がベターな気がしますけど、それなりにきちんとステレオ定位がなされている曲については、やはり音の分離やきめの細かさからステレオ版に軍配が上がると思います。モノラルの「音圧」というのも分かりますが、むしろ音が団子になっているので「迫力」と感じてしまう面が多いんじゃないでしょうか。
・尚、モノラル版の紙ジャケは、世界に冠たる日本の技術。ひたすら素晴らしいです。本当に、これで「アビー・ロード」も「レット・イット・ビー」も持てたら、どんなに良かったでしょう。一方、ステレオ版の雑なこと・・・。デジパックのつくりや写真製版のいい加減さなど、まったく「愛」が感じられません。
・ということで、どうしてもステレオとモノの両方を持っていないとならないってことになってしまいます。。。

以上、まだまだ、第一印象ということで・・・。

尚、ステレオ版は、アメリカから買うと「Made in the U.S.A」で「Capitol」のロゴまで入ってしまっているようです。イギリスから買っておいて、やっぱり正解でした。モノ・ボックスは、そういうことで全世界日本製なので、どこから買ってもいっしょ。例えば、英アマゾンなら、本日現在、£199.98(¥29.872)でまだ買えるみたいです。日本の馬鹿馬鹿しい値段を考えても、送料込みでおつりがくるはず(良くご確認下さい)。

これからも情報が入り次第、お知らせしたいと思います


Amazon UKのモノ・ボックスはこちら

ビートルズ・リマスター 米アマゾン、英アマゾンから連絡!

2009 年 9 月 9 日 コメントはありません

beatles-remaster-4

昨日、それぞれからメールで連絡が届きました。

まず、英アマゾン。

出荷が完了したそうです。

ステレオ・ボックスを早々に予約していました。ビートルズなら、やっぱり本家Parlophoneだろうということで、念のためイギリス直注文です(アメリカ版がEMIとなるのかParlophoneとなるのか不明だったため、わざわざそうしたんですけど・・・。これは確認必要です・・・)。

次に、米アマゾンからも出荷完了の連絡。

モノ・ボックスは、結局日本製なので、一番安いアメリカで注文してました。

これでひと安心です。

ほっ。。。

どちらも郵送に時間が掛かるので、実際に手にするのはもう少し先になってしまいます。日本で、発売と同時に手にした方々がたくさんいらっしゃるでしょう。徹夜のイベントもむちゃくちゃ盛り上がったみたいですね。やっぱり、ここがネット販売の問題です。並んで買えないという・・・。うらやましいなあ。。。。

早く、届け!!!!

リマスター処理の評判も、おおむね上々のようですね。わたしも、入手次第レポートを書いてみます。

ビートルズ リマスター:モノ・ボックス アマゾンからの連絡

2009 年 9 月 3 日 コメントはありません

beatles-remaster-3昨日、米アマゾンからメールが来ました。

「Information From Amazon About Your Beatles Box Set(貴殿のビートルズ・ボックス・セットに関する情報)」というものです。


とってもドキドキします。

まず:
・弊社の記録によれば、貴殿はビートルズのモノ・ボックス・セットを予約注文した。
・貴殿の入手可能性について、最新状況をお知らせする。
・もし予約注文をしたのなら、貴殿は「必ず」ボックス・セットを入手できる。
と書いてあります。

一応、安心したけど、なんかヘンな書き方だな・・・。
「もし予約したのなら」って、だって、だから私にメールくれたんでしょ?
しましたよ、予約。あんまりおどかさないで下さい。。。

その上で、さらにメールは:
・製造元は、本製品の高い需要に鑑み、増産体制に入るとの情報を得た。
・当初報告されていた、「米国内10,000セット限定」という制限は、もはや撤廃される。引き続き「リミテッド・エディション」という扱いは続くが(?)。
・よって、弊社にもいずれ追加で入荷する。
・今後の入荷状況については、逐次アップデートする。
こちらのページを参照されたし。
となっています。


あまりにも反響が大きいので、米アマゾンもこのような案内を流さざるを得なくなったのでしょう。
「落ち着け!」ということでしょうか。。。

で、一方、日本のアマゾンをチェックしてみたら、やはり「輸入モノ」は予約受付をやめてますね。でも、国内盤はしっかり売り続けてる・・・(下記を参照して下さい)。

ビートルズ リマスター ステレオ・ボックス・セットも売り切れです・・・

2009 年 9 月 1 日 コメントはありません

beatles-boxモノ・ボックスだけかと思ったら、米アマゾンではついに「ステレオ・ボックス・セット」も注文の受け付けを停止しました。

アマゾンでは、異例のメッセージまで出しています。

メッセージはこちら

要するに、「注文が殺到したので、一旦受付を止める。今後も一生懸命仕入れるよう頑張る」といったような内容です。モノラル・ボックス・セットについては、引き続き難しそうな感触です。

なんだか、ものすごいことになってます・・・。

日本のアマゾンは、引き続き、輸入盤、日本盤共に販売してるようなんですけど・・・。

ビートルズ・リマスター モノ・ボックス売り切れです!

2009 年 8 月 29 日 コメントはありません

beatles-remaster9月9日、世界同時発売予定のビートルズ・リマスター・シリーズのうち、モノ・ミックスの13アルバムをセットした「モノ・ボックス」が、アメリカで売り切れてしまったようです。発売前の予約だけで市場から消失。アマゾンでもどこでも、予約受付をストップしています。

売り切れのニュースはこちら

ステレオ・ボックスは問題ないのですが、「限定生産」をうたったモノ・ボックスは、ビートルズ史上初のCD仕様ということもあって、大きな期待と需要が発生した模様。あっという間に瞬間蒸発してしまいました。ウェブでは、「カナダも駄目らしい」「アマゾンUKならまだ買える」「EMI(レコード会社)はきっと増産してくれるはず」といった情報が乱れ飛んで、ちょっとパニック的です。

私は、とっくにステレオもモノもアマゾンに予約注文したので、大丈夫だと思いますが、ちょっとびっくりです。

日本では、まだそういう状況にはないようですね。パニックをあおるつもりは毛頭ありませんが、モノにこだわりをお持ちの方は、早めに確保された方が良いかもしれません。

ステレオ版はCD一枚づつでも買えますが、モノはこのボックス・セットだけですし(それにしても、日本版は高いですね・・・。海外版も紙ジャケは日本製と聴いており、仕様にそれほど違いはないはずなんですけど・・・。だから生産が追いつかないのかな・・・)。


結局、無事届きました!「聴き比べ」はこちら。
「ビートルズのリマスターに想うこと」はこちら
お好みのアルバムへの投票は「名盤の殿堂」へ

ビートルズ リマスター

2009 年 4 月 9 日 コメントはありません

アビイ・ロード

2007 年 1 月 8 日 コメントはありません

abbey-road新春早々、アビイ・ロードを聴き直したくなったので、聴きました。

当然に、iPodでなくステレオで。ソファにきちんと座ってです。メドレーがあるんですから。

すみずみまで、体にしみ込むまで聴いたのに、また心揺れ動かされます。特に、サムシングの完璧性と、やはりメドレーの造り込まれ方に・・・。人間関係はバラバラになっていようが、ポールがでしゃばろうが、なんせ完成をめざし磨き上げる、この創造への執念。

まあ、ビートルズも、歴史に名前を残すことを強く意識したとも言えるでしょう。アメリカ大統領みたいに・・・。そういう意味では、俗物的な「執念」だったのかもしれません。それにしても、この四人の若者の「成熟」振りは何でしょう・・・。

アビイ・ロードは今、どう聴かれているんでしょうか・・・。

ポール・マッカートニー、デペッシュ・モード、シェリル・クロウ

2005 年 10 月 31 日 コメントはありません

paulこちらアメリカなんですが、ポール・マッカトニーのニュー・アルバム「Chaos and Creation in the Backyard」と、来月のライブが話題です。プロデューサー、ナイジェル・リッチにドヤサレながら作ったのが良い結果を生んだとのこと。ポールはジョン・レノンのような触媒がいないと光らない、ということですね。

で、買いました。う~ん。それほどのモノだろうか・・・。ここまで来ると人間国宝。63歳、「サー」マッカートニー閣下なので、別にどうこう言うつもりはないのですが・・・。

次にデペッシュ・モードの新作、「Playing The Angel」。

エキサイター」から4年。基本路線は変わっていません。この三人。きっと人間関係は完全に壊れているんだろうに、たまに集まってお仕事するんですねえ。ダークな、不健康な世界が、シンプルなリズムと、幾層にも織り成すシンセと、デイヴ・ガーンのヴォーカルの融合により、堅牢な世界を保持しています。はっきり言って、前作、前々作のような、「心の奥に響くような絶望感にも似た奥行き」といったものはここにはありません。でも、このワンパターンが不滅なんですね。

そして、シェリル・クロウの「Wildflower」。ランスと結ばれて幸せいっぱいのシェリル。なんだか、女らしく、清楚な感じに満ちていて、今までのように、酒場のカウンターでクダ巻いてそうなところは全くありません。しっとりとした好盤です。

ところで、こちらでは大きなショッピングセンターの中にアップルストアがあったりしますが、New iPodの発売もあって、ホントに繁盛しています。カウンターは行列。どちらかというとNanoが売れまくっているようで、イヤフォンなど売り切れです。

ついうれしくなって、ポータブルのスピーカーを買ってしまいました。LogitecのMM50。コンパクト、音がイイ(特に3D効果)、リモコン付き、バッテリーで7時間稼動、旅行用ケース付き、AC100-240V対応。ということで、大変気に入っております。

と思ったら、あれっ? ¥12,900って、日本の方が安いじゃん!

最後のユニコーン

2005 年 6 月 19 日 コメントはありません
unicorn1982年に公開されたアニメ映画「最後のユニコーン/The Last Unicorn」。ジミー・ウェッブの手掛けたサントラが、ついに手に入りました。廃盤で、まるっきりあきらめてたんですが、こういうことがあるんで、小まめにチェックしないといけないんですね。歌っているのはアメリカ。上品なオーケストラに彩られた好作品です。また、「お宝」が増えちまった!
さて、少しは新しいものも聴かなきゃと思って、TSUTAYAで借りてきました。アヴリル・ラヴィーンコールドプレイ
ホント、いいと思います。どっちも。
でも、なんちゅーか。おじさんの心を特に打ちはしませんね。「そりゃ、てめーがオヤジだからだろー」って、そりゃ、そうです。そうですが、あえて分析するとですね。
音楽業界の競争が余りにも激しいので、「私は何を売り物にしています」というのを強烈に絞り込まないと相手にされなくなっている。マーケティング的に。あれもこれも、と個性がはっきりしないアーティストは、デヴューの機会すらないんでしょう。色々なテイストの音楽を組み合わせて聴くのは、あくまでリスナーであって、アーティストの方で色々やっていただく必要はありません、っていうことでしょうか。
各アーティストは、その限定された個性の中で、強烈に技を研ぎ澄ますことが求められる。だから、レベルは高いんです。猛烈に。だけど、昔のように(出た!)、ひとりのアーティストに「無駄とも思われる多様な音楽性」を期待することもできなくなってきちゃったんではないでしょうか。
その極地はビートルズだと思うんですけど。
じゃあ、「昔はビートルズのような圧倒的スターがいたもんだ」と懐かしがっているだけでいいのか・・・。
最近、進化論の大家スティーヴン・グールドの「フルハウス」って本を読んだんですが、「大リーグ・ベースボールになぜ4割バッターが出なくなったのか」ということを、まじめに分析してるんです。昔はベーブ・ルースのような大打者がいたのに、なぜ最近はいないんだ、ということです。
これは、打者の技術が下がってしまったわけではなくて、むしろその逆。選手のレベルが全体的に上がってしまったため、「例外的に」ものすごい結果を出す選手が生まれにくくなっている、ということを統計学的に証明したんです。
きっと、これとおんなじことが、音楽界でも発生しているんですね。
みなのレベルが上がりすぎて、「例外的に」ものすごいアーティストが出にくくなっている。
例えば、今ビートルズがオーディションにやって来たら、きっとプロデューサーにこう言われちゃうんでしょう。「君たち、イイんだけど、もう少し整理してから出直ししてくれないかな」。
究極の例外、ビートルズは、もはや生まれない構造になっているんですね。きっと。