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‘トレバー・ホーン’ カテゴリーのアーカイブ

イエスの新作が10年ぶりに出るそうですが、正直、ちょっと複雑です。

2011 年 5 月 17 日 コメントはありません

ジョン・アンダーソンでなくベノワ・ディヴィッドというのは、もはやしょうがないとして、それを補うのにトレバー・ホーンにプロデュースを頼み、「だったら」ということでジェフ・ダウンズを入れ、無理やり「ドラマ/バグルス」的メンツにして正統感を出したということか・・・。

こうでもしないと、ホントにトリビュート・バンドになっちゃうということなんでしょうけど、あまりにリサイクルが過ぎないかなと。イエスに限らず、どこまでも再生産されていくプログレ。とにかく存続するだけでありがたいのかなと?

ちょっとヤボな突っ込みですがあえて書いてみました。みなさんはどう思われますか?

いずれにしても、イエスのこの新作、間違いなく買ってしまうのですが・・・。

プログレ界の貴公子エディ・ジョブソンの「Zinc」、やっと手に入れました。

2010 年 12 月 18 日 コメントはありません

eddie-jobson-zincエディ・ジョブソンはなぜ「プログレッシブ・ロック界の貴公子」と言われるのでしょう?

リック・ウエイクマンキース・エマーソンにも匹敵する華麗なるキーボードの腕前を誇り、おまけにバイオリンまで弾き、その上ルックスも抜群というスター性を持っていたエディ・ジョブソン。

1978年に結成されたスーパー・グループ「U.K.」(「憂国の四士」!) でキャリアのピークをむかえることになります。

でも80年、U.K.を解散してからはどうもエディの人生はうまくいきません・・・。

1983年、俗に「グリーン・アルバム」と言われるソロ・アルバム、「Eddie Jobson / Zinc」を出したんですが、ぜんぜん話題にもならず、93年にCD化されてもすぐ廃盤になってしまいました。85年には「テーマ・オブ・シークレッツ」という傑作ソロ・アルバムを出すのですが、これも商業的には失敗。イエスに加入し損なったり・・・。なんだか、ぜんぜんパッとしません。。。

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アート・オブ・ノイズ

2009 年 7 月 27 日 コメントはありません

art-of-noise

80〜90年代に話題を集めた「謎の音楽集団」、アート・オブ・ノイズ (The Art of Noise)。リマスター版が登場したので買いなおしたところ、ふたたびはまってしまいました。

プリンスの「Kiss」を題材に、トム・ジョーンズで大ヒットさせたのは彼らですし、ヘンリー・マンシーニの「ピーター・ガン」を、むちゃくちゃアレンジしたのも彼らです。

そのシンボルともなったのが、フェアライトCMIという、今のシンセサイザーのはしりのような機械(何百万円もしました)。オケ・ヒットと呼ばれたサンプリング・サウンドをビシバシかましまくったんです。

ところが、その「冗談音楽」のような個性がだんだん変質し、最後に行きついたのが「ドビュッシー」というのが、これまた面白い。

ドビュッシーと言えば、説明不要のフランスの大作曲家。その革新的な音響は、ジャズなどの現代音楽にもつながったという、正にクラッシック音楽界の革命児でありました。

アート・オブ・ノイズは、99年に発表した「ドビュッシーの誘惑」というアルバムで、このクラッシックの巨匠から数々の「断片」を拝借。最新鋭のドラムン・ベースに乗せたりして、徹底的な再構成を図ったんです。これは、ものすごく感動的。ぜひ一度、聞いてみて下さい。

そこでは、紅一点のアン・ダドリーのクラッシックへの造詣が全開。そういえば彼女は、映画音楽の世界で既に大御所となっていました。例えば、「クライング・ゲーム」とかフィル・コリンズ主演の「バスター」。「フルモンティ」ではグラミー賞も獲得しています。

ということで、さらに彼女のサントラの世界へ。現在、アルバムを14枚買い占めたところですが、どれも、端正な中に濃厚なロマンチシズムがあふれる傑作ばかりです。

そして、やっぱりトレバー・ホーン。

アート・オブ・ノイズは、彼の興したレコード会社「ZTT」の看板アーティストでした。同レーベルは、「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド」や「プロバガンダ」など、当時、最も洗練されたヨーロッパ音楽を発信していた集団で、クラブ系から「シール」まで、ヒットを出し続けました。

そのムーブメントの全ての背後にいたのが、才人トレバー・ホーン。さらに奥が深いんです・・・。

→ トレバー・ホーンについては「音楽の殿堂」をご覧下さい。