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ジェネシス ライヴ・ボックス・セット(1973-2007) 届いた!

2009 年 10 月 10 日 コメント 2 件

genesis-liveジェネシスの発掘ボックス・セット・シリーズもいよいよ終盤ということで、今回はライヴ音源の集大成です。

下記4作品にボーナス・ディスクがついて、CD8枚、DVD3枚の全11枚セット。

Live(1973年)、Seconds Out(1977年)、Three Sides Live(1982年)、The Way We Walk(1992年)。

ジェネシス・ファンなら問答無用でマストなのですが、さて。

まず、長所は: 

・全作品ともリミックスとリマスターが施され、今まで音質面に問題あるとされた初期作品(特に73年の「Live」)を初め、すべてが高音質でよみがえった。
・5.1マルチ・チャネルのDVDオーディオは臨場感たっぷり。
・ボーナス・ディスクで、73年ピーター・ガブリエル在籍時のレインボウ・シアターでの音源が、ワンステージ分、全9曲出そろった(その内、初出は4曲。ほかは98年の「アーカイヴ」で既出)。アルバム「月影の騎士」発表後、絶頂期の演奏が堪能できる。特に「シネマショウ」には、ひたすら涙。。。
・豪華ブックレットもついて、多数のライヴ写真が楽しめる。インタヴューも載っている。

ちょっと不満な点は:

・73年の「Live」は、アメリカのラジオ番組「King Biscuit Flour Hour」向けに収録されたものだが、「サパーズ・レディ」だけ、今まで未公開。今回もなぜか収録されていない。解説書によると、「音源はあったが、レインボウ・シアターの方が良かったので、そっちにした」とある。何を考えとんじゃ!そっちは既出。重なってもいいから、完全版を聴かせてくれ!(ちなみに筆者は、高校生の時この「Live」で初めてジェネシスに出会いました。音質が悪いと言われてますが、むしろ、霞がかかったようなサウンドが何ともミステリアスで、恍惚としてました。今回、リミックスでクリアーになりすぎて、正直ちょっと違和感あります・・・。)
・レインボウの初出4曲の内、「ウォッチャー・オブ・ザ・スカイズ」と「ミュージカル・ボックス」の2曲だけCDに入っておらず、DVDオーディオのバージョンしかない。CD1枚に入り切らなかったからだと思うが、だったら2枚組にせよ。基本的に、正規音盤と言えば、まず「CD」でしょーが!
・75年の「眩惑のブロードウェイ」から5曲がボーナス・トラックとして入っているが、これは上記「アーカイブ」で既出。ありがたくも何ともない。こんな中途半端なの入れるんだったら、別のにして!(例えば72年BBCとか)。
ニック・デイヴィスのリミックスは、前から気になっていたが、多少独特な感じがあり、今ひとつ。特に、ドラムがクリアーになるのは結構だけど、ややバランスが大きすぎるのと、シンバル等金モノが耳につきすぎる傾向あり。これは、大御所フィル・コリンズに気を使ってるのか?
・ジェネシスのメンバーはトニー・バンクスマイク・ラザフォードを中心に、この発掘作業に関与しているらしいが、どうもリミックス等についてはニック・デイヴィスに丸投げしているようで、どうかなと思われる。

ということで、ディープでコアなファンには、ほんの少し「愛」が足りない感じがするのが残念です。まあ、80点ってところですかね。

これは、アーティストによって、「ボックス・セット」というものをどう考えるかに拠る部分が大きいと思います。「恩返し」と考えるか、「さらなる金儲け」と考えるか。ジェネシスほどビジネスとしても成功を収めたバンドの場合、どうしても売り上げのハードルが高くなり過ぎて、単なる「マニアへの恩返し」だけではなり立たないという事情があるのでしょう。そういう意味では、コアの旧ファンの要望にも応えながら、ギリギリのバランスを取ったということで、ある程度やむを得ないのかもしれません。

さて、発掘シリーズの最後はジェネシスの映像作品を集めた「Movie Box 1981−2007」というのが11月に出るらしいです。一瞬、ドキッとしましたが、年代で明らかなとおり、全てフィル・コリンズ時代の過去のDVDの焼き直しのようです。

そんなものに、一切関心ありません。

ピーター・ガブリエル脱退後のジェネシスは、本当のジェネシスとは呼べないと固く信じております!

いつの日か、「眩惑のブロードウェイ」のフル・ステージDVDが観られる日が来ることを夢に描きながら・・・。

ジェネシスについては「音楽の殿堂」もご覧下さい。

ああジェネシス、やっぱ、生きててよがった!

2006 年 5 月 7 日 コメントはありません

ジェネシス、ガブリエル時代のDVD?

2005 年 5 月 28 日 コメントはありません
genesis_dvdなんと突然、ジェネシスピーター・ガブリエル在籍時代のライブDVDが出ました。即買いです。
ほかには:
ジェフ・ベックブロウ・バイ・ブロウ」紙ジャケ。やっぱり買っちゃいました。音圧充分。今度は「ワイアード」だ!
ハービー・ハンコックエンピリアン・アイルズ」。今ごろなんだと言われそうな、1964年の名盤。なぜか、持ってませんでした。クラブで人気の「カンタロープ・アイランド」。ハンコックの「多くのヒトに受け入れられるファンキーさ」ってのは、昔からなんですねー。
エルヴィス・プレスリー登場!」。エルヴィスの記念すべきデビュー盤。ボーナス・トラック6曲入りのリマスター。自分の中では、このヒト困った存在なんです。圧倒的な歴史をどうとらえたらいいか・・・。「やっぱ、すげー!」という瞬間が、いつか訪れないかと思ってるんですけど・・・。