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‘ジャズ’ カテゴリーのアーカイブ

マイルス・デイビスの「TUTU」デラックス・エディションを聴く

2011 年 6 月 28 日 コメントはありません

帝王マイルス1986年の傑作「TUTU」が、2枚組デラックス・バージョンで発売されました。

一枚はオリジナル・アルバムの最新リマスター。そして2枚目は今回の目玉、1986年7月ニースでの未発表ライブです。

まず今回のリマスター。

筆者は2007年の「TUTU」紙ジャケ・リマスターとオリジナルのCDを所有していますが、今回は比較的はっきりと音質の向上が確認できます。ハイ・エンドのクリアーさが増し、2007年盤で感じられたどこか天井が詰まった感じがなくなっています。もちろん無意味な音圧向上やコンプレッサー/イコライザーの多用は避けられています。但し、リマスタリング・エンジニアが明記されておらず、「CCD pre-mastering by WCI Records Group」という表記が加わっただけなのが、ちょっといただけません。

さて、ライブCDの方はこれまでブートでは出回っていたものですが、非常に明瞭度の高い優れたライブ録音になっています。場所はフランスのニース・ジャズ・フェス。時期は「TuTu」の録音後、発売前のまさにこの時期です。メンバーは、ロベン・フォード(ギター)、フェルトン・クリューズ(ベース)、ボブ・バーグ(サックス)、ロバート・アーヴィング(シンセサイザー)、ヴィンス・ウィルバーン(ドラムス)、スティーヴ・ソーントン(パーカッション)。

曲目は下記のとおりです:

1.Opening Medley (Theme from Jack Johnson/Speak/That’s What Happened)
2.New Blues
3.Maze
4.Human Nature
5.Portia
6.Splatch
7.Time After Time
8.Carnival

「TUTU」はマーカス・ミラーがほとんど一人で作ったバック・トラックに、いわばカラオケ状態で帝王がトランペットをかぶせたものですが、ここでの演奏はアドリブ全開の長尺ナンバーもあり、マイルスの状態も良い密度濃いものとなっています。

マイルス・デイビスの傑作「Tutu: Deluxe Edition」はこちらからお求めいただけます。


さて最後に、当日のライブとは異なりますが、マーカス・ミラーやデイヴィッド・サンボーンがそろったTVライブ映像もご覧下さい:

パット・メセニーの新作

2011 年 6 月 15 日 コメントはありません

パット・メセニーの新作聴きました。アコースティック・ギターのソロで、ビートルズサイモン&ガーファンクルなどのカバー集です。

で「それで?」って感じ。

最近のメセニーにはどうも興味が持てないんです。お願いだから、ライル・メイズともう一度やって!

パット・メセニーの新作「What’s It All About」

リターン・トゥ・フォーエバー再結成!

2011 年 6 月 3 日 コメントはありません

リターン・トゥ・フォーエバーが再結成されたようですね。「IV」と命名して。

チック・コリアスタンリー・クラークレニー・ホワイトに加えて、ヴァイオリンのジャン・リュック・ポンティ、ギターのフランク・ギャンバレという編成。新録と共にツアーも行うようです。

これは注目せざるを得ません。

パット・メセニーの新作:アコースティック・ソロが出ます。

2011 年 5 月 7 日 コメントはありません

パット・メセニーが新作を出します。アコースティック・ギターのソロで、ビートルズバート・バカラックのカバーを演るそうです。

いいんですけど。まあ、何それって感じ?

「一人チンドン屋(オーケストリオン)」はいただけなかったけど、ソロでカバーやってもなー。完璧に想像ついちゃうしなー。

やっぱり、ライル・メイズと一日も早くフル・メンバーで演って欲しいなあ。もう無理なのかなー。

ローリングストーン:史上最高のドラマー・トップ10

2011 年 4 月 3 日 コメント 4 件

そう言えば、ローリングストーンは、ドラマーの歴代トップ・テンも発表してました。

1位:ジョン・ボーナム
2位:キース・ムーン
3位:ニール・パート(ラッシュ)
4位:デイヴ・グロール(ニルヴァーナ)
5位:リンゴ・スター
6位:バディ・リッチ

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ローリングストーン:史上最高のベーシスト・トップ10発表

2011 年 4 月 3 日 コメントはありません

ローリングストーン誌が、今度は「史上最高のベーシスト・トップ10」を発表しました。読者投票によるランキングで、次のような結果です。

1 ジョン・エントウィッスル(ザ・フー)
2 フリー (レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
3 ポール・マッカートニー
4 ゲディ・リー (ラッシュ)
5 レス・クレイプール(プライマス)

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ジョン・マクラフリン見ました。

2010 年 11 月 14 日 コメントはありません

john-mclaughlin1ジョン・マクラフリンのバンド「4th Dimension」のライブを見ました。

黒いスーツをスリムにきめたジョン・マクラフリン。とても70歳目前のおじいさんとは思えません。

4th Dimensionは、ドラム、ベース、キーボードを従えた4ピース・バンド。サウンド的にはかなり正当派のフージョンというか、ややなつかしい感じすらするエレクトリックなクロス・オーバー風であります。我らがマクラフリン翁は、ひたすらギターを弾き倒します。どこまでも早く早く。かっこいいぞ!!

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ハービー・ハンコックの新作「Imagine Project」。良いのですが・・・。

2010 年 8 月 11 日 コメント 2 件

herbie_hancock_imagineパット・メセニーは言いました。「どんな音楽でも、ハービー・ハンコックがプレイするものは全て最高だ。」

ハンコックのプレイは、徹底的にクール。「アウト」しまくるピアノ・インプロビゼーションで、原曲のイメージが豊かに複雑に広がって行きます。まさに知性と洗練さの極み。しかも、それを支える鉄壁のリズム感。

これに、商売の才能も加わっているんだから、さらにすごい。

今年70歳になるハービー・ハンコックは、代表作「カメレオン」のように、まさにそのスタイルを大胆に変身させながら、時代を乗り切り、ジャズ界の第一線に立ち続けてきました。マイルス・デイビスとの王道ジャズから、ギラギラのファンク路線へ、さらにラップからワールド・ミュージックまで。常に、時代を見定めるその眼力。誰も真似できないものがあります。

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パット・メセニーの「オーケストリオン」ライブ観ました。。。

2010 年 4 月 13 日 コメントはありません

pat-metheny-orchestrion-216月に来日コンサートも決まったパット・メセニー。一足お先に、ここアメリカで観てきました。

物議をかもしている(?)最新作「オーケストリオン」を引っさげてのソロ・コンサートです。

アルバムについてはすでに、相当厳しくコメントしました(→こちら)。まあ、ひとことで言って、「パットよ、一体何を考えておるんじゃ?」ということです。


まずはオープニング。

生ギターのソロでさりげなく数曲、いつものパット節を聴かせてくれたと思ったら、突然、もう一枚幕が上がります。すると、あらあら。。。よくもまあ並べた並べた。太鼓。鉄琴、ギター、ベース、鈴、シンバル、トライアングル、ボンゴ・・・。たくさんの生楽器が、パイプで組んだ枠にひもでくくられたり、ぶら下げられたりしています。

白く濁った液体の入ったガラス瓶が、木の箱の中に並んだのもあります。

一体なんだ??

これらが「一斉の声!」で、パットと一緒に演奏を始めるんです。ガチャガチャ、なんだか動いてます。電気もついたり消えたりします。何がどうなっているのか良く分かりません。非常に複雑な曲を、いささかの乱れもなく、この楽器たちは次々に自動演奏して行くのです。そして、それらをスイッチであやつりながら、ギターを弾き倒しているパット・メセニー。


ほとんど「チンドン屋」状態です。。。


曲間のMCで、何でこんなことをやることになったのか説明してくれます。「お爺さんの持っていた昔の自動ピアノが忘れられなかった」ということなんですが、どうも良く分かりません。パットも、「結局皆さんも、最後まで何のこっちゃという気持ちだと思います」なんて、なんだか歯切れ悪いです。

ビデオでの説明は、こちらです:

それなりに仕組みは分かってきました。要するに、これはギターからMIDI信号のような電気的信号を発信し、磁石を使って動かすケーブルやスイッチを使って実際に楽器を叩いたり、弦を弾いたりする仕掛けを作ったようなんですね。彼のスタッフをしているギター技術者のアイデアだそうです。

演奏としては多重録音で、これらを少しづつ組み合わせながら曲を作って行くということのようなんです。

で、最大の謎は、これらの楽曲をコントロールしているのは何なのか?ということなんです。どう考えても昔のロール・ピアノのように穴をあけた紙を機械に通してるとかってことじゃなく、コンピューターを使ってるに決まっていると思います。でなければ、こんなに長くて複雑な曲が合奏できるはずがありません。

となると、やっぱり、なんだかちょっと????です。

全体的に「エコ」な感じのコンセプトなんですが、結局コンピューター使ってるの??アウト・プットのところだけ機械仕掛けを通してるの??それって・・・???

さて、肝心の演奏ですが、確かに、全部機械仕掛けにしてはすごいです。一糸乱れず演ります。ただ、曲自体は今までのパット・メセニーのまんま・・・。曲調といい、雰囲気といい。この仕掛けでなければできないようなユニークな面とか必然性とかっていうのは、かけらも感じられません。以前にも書きましたが、「パット・メセニーがいつもやっているような音楽を、わざわざ難しいやり方で苦労して再現している」だけのように思えてなりません。しかも、結局機械なので、実際の人間によるバンド演奏と比べると、ニュアンスに欠け、豊かな感じに乏しいんです。

これって、一体何だろう???

やっぱり、パットのただの自己満足か??


ちなみに、観客には大受けでありました。難しいことに真っ正面から挑戦しているチャレンジ精神を、アメリカの聴衆は高く評価するのでしょうか?いつまでも少年のような冒険心を失わないパット・メセニーを愛するのですね、きっと。。

でんど〜は、ミュージシャンたるもの「出て来る音」そのもので勝負して欲しい。その「過程」や「方法論」には関心ありません。どんなに熱心に難しいことをやっても、アウトプットとしての音楽が成立していなければ、意味はない。そういう風に思います。愛するパットに、ちょっと厳しすぎるでしょうか?

ということで、謎はますます深まるばかりの、パット・メセニーの最新作とコンサートでありました。

サイモン・フィリップス(Simon Phillips)の新作「PSP」

2010 年 3 月 12 日 コメント 2 件

pspサイモン・フィリップスは超大好きなドラマーであります。

機関銃のようにシャープでタイト。電撃的にスリリング。正確無比なタイム感覚は「サイボーグ」と言われることも。ジャズ・フュージョンの高度なテクニックを自在に披露しながら、しっかりロック魂も忘れない。どんな音楽でもビシッときめてくれるプロ!

TOTOでのプレイが有名ですが、そもそも超売れっ子セッション・ドラマー。参加作品を上げてたらキリがありません。

でんど〜が特に愛するのは、ジェフ・ベックとの「There and Back 」。ロック寄りフュージョンの、まさに金字塔と言えましょう。「Space Boogie」でのツーバス変拍子の応酬は、余りにもすごい乱れ打ちで、何をどうやってるのか分からないほど。ベックさまの超絶ギターに一歩も引かない、サイモンのものすごいプレイでありました。

ベックさまとの対決「There and Back」はこちらからどうぞ

(なお、TOTOのファンの間では、故ジェフ・ポーカロをなつかしみ、サイモン・フィリップスに不満の声もあるそうですね。ノリが悪いとか・・・。確かに、二人のスタイルはずいぶん違います。要するに、三連符のリズムのとらえかた方の違いです。ジェフ・ポーカロは、俗に言う「ハネ」る感じで、すごくファンキー。一方、サイモン・フィリップスはあくまで正確無比。例えば、シャッフル系の「ロザーナ」では、ポーカロのノリに軍配が上がるかもしれません。上手下手じゃなくて、あくまでスタイルってことです。そもそもでんど〜としては、TOTOとサイモン・フィリップスはミスマッチだったと思います。っていうか、正直TOTOなんかにはもったいないと・・・?。また怒られちゃうかな。。。)



さて、そのサイモン.フィリップスの新作が出たというので早速買いました。

その名も「PSP・ライヴ」。

フィリップ・セスピノ・パラディーノとのトリオで、三人の頭文字をとってPSP。いつの間にこんなバンドが結成されていたのだ?!しかも、これは2009年2月の日本でのライヴ?!!とにかく、こういうフュージョン系のミュージシャンは、日本の方がはるかに観れるんですねえ・・・。

さて、ところが、コレが意外と「いまひとつ」でした・・・。えっ??何で???このメンツで???

まず、これはトリオとはいえ、フィリップ・セスがリーダーのようで、作曲はほとんど彼だし、ミキシングも彼。全面に出てるのも彼のキーボード。フィリップ・セスはまことに達者なセッション・プレイヤーなのですが、最初のソロ・アルバムがウィンダム・ヒルから出たように、ややニューエイジ系の匂いがするヒト。曲調も、ちょっとスムーズ・ジャズ的というか、でんど〜好みの超トンがった感じではありません。

一方、ベースのピノ・パラディーノも、これまた優秀なセッション・プレイヤー。この前はザ・フーと一緒にスーパー・ボールに出てたくらいで、ジャズからロックまで、何でもソツなくこなすヒトです。

ということで、優秀なスタジオ・ミュージシャンが集まって演っても、上手いんだけどつまらないというパターンに、このPSPも少々はまってるような気がします。

ちょっと残念。。。

でもでも、我らがサイモン・フィリップスは、いつものように一切手抜きなしで大活躍。

ライヴ映像をのぞいてみましょう:

(面白いのは「Blue Rondo A La Turk」という曲。これは、あの70年代、プログレッシブ・ロックを代表するキーボード・トリオ、エマーソン、レイク&パーマーの「ロンド」と同じ曲であります。時代も違うし、スタイルも全然違う二つのバンドが、時を隔ててこんな曲でつながってしまったんですね。)

「PSP・ライヴ」はこちらから


さて、サイモン・フィリップスのものすごさは、彼のソロ・アルバムで最大限に発揮されます。妥協を知らないハードなフュージョンに、これまた妥協を知らない彼のドラムが炸裂します。ここでご紹介するアルバムはすべて悶絶間違いなしですので、ぜひ聴いてみて下さい!

パット・メセニーの新作「オーケストリオン」 いただけません。。。

2010 年 2 月 14 日 コメントはありません

pat-metheny-orchestrion1パット・メセニーのソロ新作は、「オーケストリオン」という「生楽器の自動音楽演奏装置」をフィーチャーしています。

これは、まさにジャケット写真のとおりで、オルゴールとか、西部劇に出てくる紙のロールで自動演奏するピアノとかのイメージでしょう。コンピューターなど現代の機器を一切使わず、たくさんの生楽器をパットが一人であやつり、合奏するというところが味噌のようです。

興味津々で聴いた「意欲作」。

まず、「あれっ?これって、いつものパット・メセニーと同じじゃないの?雰囲気といい、楽曲構成といい・・・。」というのが第一印象です。

となると、大きな疑問が湧いてきます。

「パットはなぜ、一人で苦労してこんな大仕掛けで、いつもと同じような音楽を演ってるの?」と。

ほかの人間と合奏するよりも、コンピューターでやるよりも、この機械の方が「良い演奏、良い音」、あるいは「独特な演奏」ができるなら分かるんです。でも、出来上がった音楽は、いつもと同じようで、いつもよりは特に良くありません。リズムも平坦ですし、ニュアンスにも多少欠けます。あたり前です。機械の自動演奏なんですから。

とすると、一体なんだ??まさか、パットの自己満足???ひょっとして、エコロジーとか、地球にやさしいとか???そいつは嫌ですね。パットも、功成り名を遂げて、そんなことにしか興味が湧かなくなったのか?

パット・メセニーはいつも生真面目で、優等生だから、いつかそっちの方に行ってしまうんじゃないかと恐れてました。ミュージシャンは、その生み出す音楽が全てなのであって、その「過程」には一切意味はないのですよ、パット・・・。

パット・メセニーって偉大なワン・パターンなんだと思います。ギターの音色はデビュー以来一切変わりません。作曲のコア部分も、実は同じです。そこを、ライル・メイズと一緒に格闘してきたんですが、その方向は基本的に「複雑化、大規模化」でした。その極地が、2005年の「ザ・ウェイ・アップ」。ただ、これも一見斬新に聴こえますが、実は今までの彼の音楽を極限まで複雑・多重化しただけで、そこに音楽の「革新」はなかったんです。

結局、パットの最高傑作は「サン・ロレンツォ」。ピークは、80年代終わりの「レター・フロム・ホーム」の頃まで。それ以降、実はどんどん煮詰まって行く過程だったんじゃないか?。誰よりも、パット自身が、それを自覚してるんじゃないか?

そう想って聴くと、深刻です。

その解決策が、「一人で自動演奏」というのはが違うんじゃないか、ということです。ワン・パターンならむしろ、もっと多くの異能のミュージシャンと他流試合をするとか?たとえば、チック・コリアがバンジョーの名手ベラ・フレックと演ったように。

4月公演のチケットも入手しました。この自動機械楽団を、とくと見定めてやろうじゃないの。結論をはそれからかな・・・。

頑張れ、パット!


それでも、「オーケストリオン」を聴いてみようかという方はこちらです。

アラン・ホールズワース 新盤「ライヴ」出ました!

2010 年 2 月 13 日 コメント 3 件

holdsworth_tony我が愛する、史上最高のギタリストアラン・ホールズワース。新盤ライヴ2枚組CD、「Blues for Tony」が届きました。

といっても、これは2006年のパフォーマンス。故トニー・ウィリアムスをしのんで、縁あるメンバーが集まったもの。2007年に発売されたDVD「Allanholdswroth & Alan Pasqua」と同じ次期、同じメンバーです。

ただしDVDが、2006年9月29日、カリフォルニア、オークランドの「Yoshi’s Jazz & Sushi Club」でのステージを収録したのに対し、CDはこのツアーからベストな演奏をピックアップし編集。従って、音自体は別であります。

ファンなら、当然、DVD & CD両方持っていなければなりません。。。

メンバーは、キーボードにアラン・パスクァ、ドラムがチャド・ワッカーマン、ベースがイエロー・ジャケッツジム・ハスリップ。悪かろうはずないでしょう。

曲目は次のとおりで、CDとDVDともほぼ同じですが、CDの方が2曲多くなっています:

CD1
1. Blues for Tony
2. The Fifth
3. It Must Be Jazz
4. Fred (*)
5. Guitar Intro(CDのみ)
6. Pud Wud

CD2
1. Looking Glass
2. To Jaki, Geroge and Thad(CDのみ)
3. San Michele
4. Protocosmos (*)
5. Red Alert (*)


アラン・ホールズワースの通常のライヴと異なるのは、これが、70年代中盤に2枚のアルバム(75年「Believe It」76年「The Million Dollar Legs」)を残したトニー・ウィリアムスのフュージョンバンド、「ニュー・ライフタイム」の曲(*マーク)を中心にしていることです。

特に、当時の同僚アラン・パスクァのキーボードが結構目立つので、少々雰囲気は異なります。ただ、パスクァのプレイ自体はエレピ中心で、いかにも(フランス系?)白人の大学助教授という品の良いもの。違和感は全くありません。

ホールズワースの代表曲「Pud Wud」と「Looking Glass」もあり、結局ホールズワースが弾きまくってしまうので、全体的に彼の色一色にほぼ染まっています。

さらに、盟友チャド・ワッカーマンが加われば、もう丸っきり二人のあの世界です。

トニー・ウィリアムスは、言うまでもなく、マイルス・デイヴィスを支えた名ドラマーなのですが、時代がフュージョンに移行する中で、その波に乗り切れず、晩年はイマイチ活躍できませんでした。彼の問題は、4ビートでは天才的なのに、16ビートは全くダメだったこと。チャド・ワッカーマンが叩くと、当時の曲も別の作品のように生き生きとして来るのが、何とも皮肉であります。

CDは録音状態も非常に良く、アラン・ホールズワースの正規盤ライブとしては、最新鋭の音を堪能することができます。


新盤ライヴ「Blues for Tony」はこちらから

ライヴDVDはこちらです

ニュー・トニー・ウィリアムズ・ライフタイムはこちら



ところで、こんな映像を見つけました。

ホールズワースがテリー・ボジオと演ってる・・・。ベースはトニー・レヴィン?!その名も、「Terry Bozzio – Holdsworth -Levin -Mastelotto」。。。。むむむ、なんとすさまじい・・・。あれ?、これ日本?え?2008年からこのメンツで演ってるの?

ぜんぜん、知らなかった・・・。

最近は、西海岸の方を回っているらしい・・・。見たい。なにがなんでも見たい・・・。(それにしても、マステロットさんの姿が見えませんね。そりゃ、テリーがこんだけスペースとっちゃうと、ステージにも乗らなかったでしょう。だいたい、なんでツイン・ドラムにする必要あるの・・・?)

ジェフ・ベックさまの新作が出ます!

2010 年 2 月 5 日 コメントはありません

jeff_beck-emotions「最近ますます絶好調」とお伝えしたばかりのジェフ・ベックさまですが、3月に新作「エモーション・アンド・コモーション」が出ます。

スタジオ盤としては、2003年の「Jeff」から7年ぶりですけれど、その間ライヴも2枚出たし、ブルーレイ/DVDも出たしということで、ご無沙汰感は全然ありませんでした。というか、最近、さらに現役感に満ちあふれ、新たな黄金期をむかえている感じさえします。

例えば:

さて、新作は、最近のツアーの定番メンバー、ヴィニー・カリウタタル・ウィルケンフェルド嬢、そしてジェイソン・レベロを従え、ゲストにジョシュ・ストーンらのヴォーカル陣を加えています。さらに、オーケストラでオペラの名曲(プッチーニの『トゥーランドット』!)に挑戦するなど、バラエティーに富んだものとなっているようで、むちゃくちゃ楽しみです。

当然、予約注文しましたので、手に入りしだいレポートします。お待ち下さい。


ジェフ・ベックの新作「エモーション・アンド・コモーション」ご予約はこちらから。


なお、我が愛するアラン・ホールズワースも、久方ぶりに新作ライヴCDを出しましたので、こちらも近々、ご報告します。

愛する音楽

2009 年 12 月 6 日 コメントはありません

でんど〜の愛する音楽、好きなアーチストやアルバムをまとめてご紹介するページを作りました。
どうかご覧下さい。

こちらです

ジェフ・ベックさま 輝いてました!

2009 年 11 月 30 日 コメントはありません

アメリカの「ロックの殿堂」25周年記念でテレビ特番がありました。

ブルース・スプリングスティーンU2スティングミック・ジャガービリー・ジョエルメタリカサイモンとガーファンクルスティーヴィー・ワンダーといったキラ星のような大御所の中で、とっても輝いていたのが、ジェフ・ベックさまであります!

脇を固めるのは、ジェフお気に入りのタル・ウィルケンフェルド譲とヴィニー・カリウタ。超絶フレーズを余裕でかますベックさま。決め手は「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」。堂々たるパフォーマンス振りをご覧下さい!

最近ますます安定度を増し、見た目も10歳ぐらい若返ったよう。ジミー・ペイジエリック・クラプトンらが、そろそろ「ご隠居」という中で、ジェフ・ベックさまは完全に「現役」。もう一度、ピークをむかえてるような気すらします。