ということで、アカデミー賞の作品賞候補10作品から、でんど〜が勝手にアカデミー賞、及び各作品のランキングを認定してしまいました。
でんど〜のアカデミー賞:第9地区
次点:ハート・ロッカー
以下順位:
・プレシャス
・カールじいさんの空飛ぶ家 (Up)
・しあわせの隠れ場所 (The Blind Side)
・マイレージ・マイライフ (Up in the Air)
・17歳の肖像(An Education)
選外:
・イングロリアス・バスターズ
・ア・シリアス・マン
・アバター
これはアカデミー賞の「受賞予想」ではなく、あくまで、10作品すべてを見た感想をもとに、でんど〜が率直かつ勝手に順位を決めたものであります。
・まず、「第9地区」。首位はゆるぎません。低予算なのに、ここまでリアルに迫るSF映画を作り上げたこと。まさにアバターの対極。
・おしくも次点は「ハート・ロッカー」。大作戦争映画とはひと味もふた味も異なるクールでリアルな肌触り。キャスリン・ビグロウ監督の勇気と嗅覚に乾杯!
・以下トップは「プレシャス」。テーマの深刻さ、ストーリーの衝撃度から言えば、10候補のなかで極北。
・「カールじいさんの空飛ぶ家」は、ピクサーのこれまでの快挙に敬意を表して。涙腺刺激度では筆頭。
・「しあわせの隠れ場所」は、ひたすらサンドラ・ブロックに主演女優賞をあげたいということ。もちろん映画も素敵です。
さて、選外:
・「イングロリアス・バスターズ」。タランティーノの復活は大いに喜ぶものの、本作の根底にある「悪ふざけ」にどうしても最後までついて行けず。娯楽作品としての完成度は高いが、オスカー候補としてはどうかということです。
・「ア・シリアス・マン」。単純に、コーエン兄弟は今回はパスでいいだろうということ。本人たちも、まったく想定していないでしょう。
・「アバター」。すでに語りつくしました。
以上、3月7日の本選発表を楽しみに!(結局、作品賞「アバター」、監督賞「ハート・ロッカー(キャスリン・ビグロウ)」なんだろうと予想していますが・・・)
今度はアカデミー賞の候補作品ノミネートです。
最優秀映画賞の候補は、次の10作品。今年から、候補が倍増したんですね:
1 アバター
2 しあわせの隠れ場所(The Blind Side)
3 第9地区(District 9)
4 ハート・ロッカー
5 イングロリアス・バスターズ
6 マイレージ・マイ・ライフ(Up in the Air)
7 アン・エデュケーション
8 プレシャス
9 ア・シリアス・マン
10 カールじいさんの空飛ぶ家 (Up)
でんど〜は、1〜6まで見ました。「ベスト・オブ・でんど〜(映画)」でも書きましたが、一押しは「第9地区(District 9)」。次点は「ハート・ロッカー」で決まりです。
でも、おそらく「アバター」ってことになっちゃうんでしょうねえ。やっぱり・・・。なんせ、9部門ノミネートと圧倒的だし・・・。アバターについては、もうさんざん書いたので、繰り返しません。。。
コーエン兄弟の「ア・シリアス・マン」をまだ見てないってのは、まずいなあ・・・。
さて、次に主演男優賞候補:
・ジェフ・ブリッジズ(クレイジー・ハート)
・ジョージ・クルーニー(マイレージ・マイライフ)
・コリン・ファース(ア・シングル・マン)
・モーガン・フリーマン(Invictus)
・ジェレミー・レナー(ハート・ロッカー)
男優部門は、正直言ってあんまり強力な候補が見当たりません。「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナーが受賞したらイイとは思いますが、彼の演技自体はそれほどでも・・・。「マイレージ・マイ・ライフ」で手堅い仕事ぶりを見せてくれたジョージ・クルーニーが、2005年の「シリアナ」の 助演男優賞 に続き、いよいよ主演男優賞ってことになるんでしょうか。
主演女優賞候補は:
・サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)
・ヘレン・ミレン(ザ・ラスト・ステーション)
・キャレイ・マリガン(アン・エデュケーション)
・Gabourey Sidibe(プレシャス)
・メリル・ストリープ(ジュリー&ジュリア)
これはもうサンドラ・ブロックにあげたいな。とにかく、彼女のここへ来ての活躍振りはすごいものがあります。心温まる「しあわせの隠れ場所」はもちろんですが(必見!)、「プロポーザル」も軽くミリオン・セラー。ヒット続発なんです。コメディも、ちょっとシリアスなのも両方こなせる、本当に「売れる」女優になりました。
さて、注目はこのヒト:
ヴェラ・ファーミガ(Vera Farmiga)。「マイレージ・マイ・ライフ」で助演女優賞にノミネートされていますが、最近やたら印象的です。「ディパーテッド」とか「エスター」とか。ちょっと影のある、アンニュイな感じのお姉さんを演らせたら、いま一番じゃないでしょうか。はっきり言って好きです。。。
さてさて、アカデミーの本選は3月7日。どんな結果となりますか。
米ゴールデングローブ賞が17日発表されました。
主なところでは:
・まず作品賞。ドラマ部門の候補作品についてはこちらに書きましたが、結局「アバター」。監督賞をふくめ2冠です。
・ミュージカル・コメディー部門では「ハングオーバー」。主演女優賞には「ジュリー&ジュリア」のメリル・ストリープ。主演男優賞には「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニーJr。
・ドラマ部門の主演女優賞は「ザ・ブラインド・サイド」のサンドラ・ブロック。主演男優賞には「クレージー・ハート」のジェフ・ブリッジス。助演男優賞に「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ウォルツ。
・アニメ賞と作曲賞の2部門には「Up カールじいさんの空飛ぶ家」。
ということで、ここでも「アバター」が席巻しております。
昨日も、映画館では「アバター」の3-Dを見るために行列ができてました。興行収入も世界で10億ドル突破。2位の「ロード・オブ・ザ・リング(同11億ドル)」を捕らえ、「タイタニック(18億ドル)」が完全に視野に入ってきました。史上最も売れた映画の首位と2位を、ジェームズ・キャメロン監督が占めてしまいそうです。
「アバター」を「ワースト・ムービー・オブ・ザ・イヤー」に認定したでんど〜としましては、感慨もひとしお(?)ですが。もう一度申し上げます。
誰が何て言ったって、「アバター」は認めません!
でんど〜の思いはこちらから。
さて、2009年のベストを認定したいと思います。
ベスト・ムービー賞:
これは、文句なし。「第9地区 (District 9)」です。
最近のSF/アドベンチャーがひたすら大予算、CG化する中で、「第9地区 (District 9)」は、低予算ながら迫真のリアリティーを生み出し、人類に突き付けるメッセージ性も強烈ということで、忘れ難い作品となりました。詳細コメントはこちら。日本でも、ようやく4月公開だそうで、本当にうれしいです。
とにかく見て下さい!
その他候補作:
・「ハート・ロッカー(The Hurt Locker)」
これも、3月日本公開!。イラク戦争をテーマに、女性監督(キャスリン・ビグロー)が叙情性を一切廃し、ひたすらクールに、ドライに、リアルに迫ります。ゴールデン・グローブ賞ノミネート。これまた必見です。
・「ジュリー&ジュリア」
大作の谷間に咲いた一輪の花のよう。こういう、何気ないけど質の高いドラマ/コメディーがコンスタントに生み出されるのが、アメリカ映画の良いところ。メリル・ストリープは、これでゴールデン・グローブ主演女優賞にノミネートされていますが、でんど〜が惚れん込んでるのはエイミー・アダムス。詳細コメントはこちらからどうぞ。
さて、それでは注目(?)の2009年、ワースト・ムービー賞:
これは、ずばり「アバター」で決まりです!
誰がなんと言っても、どんなにヒットしてもダメです。詳細はこちらから。
最後に、でんど〜が2009年に見た映画のリストを載せます。66作品。我ながらたくさん見たもんだ・・・。
(★は評価(3つが最高)ですのでご参考まで。)
さあ、2010年もたくさんイイ映画に出会うぞ!
2009年映画リスト(カッコは邦題)
- You Don’t Mess with the Zohan
- I am Legend(アイ・アム・レジェンド)
- Juno(ジュノ)★★
- Bride Wars(ブライド・ウォーズ)★
- Double Jeopardy (1999)(ダブル・ジョパディー)★★
- Waitress ★★
- Speed Racer (マッハGoGoGo)★
- National Treasure 2 Book of Secrets(ナショナル・トレジャー2)
- Starship Troopers 3: Marauder(スターシップ・トゥルーパーズ3)
- Slumdog Millionaire(スラムドッグ・ミリオネア)★★★
- The Wrestler(ザ・レスラー)★★★
- Milk(ミルク)★★★
- Terms of Endearment ★★
- The Hustler(ザ・ハスラー)★★★
- Watchmen (ウォッチメン)★
- A Perfect Murder(ダイヤルM)
- Miss Pettigrew Lives for a Day ★
- Vertical Limit
- Bonneville
- Eight Days A Week
- Skinwalker:Curse of the Shaman
- Star Trek(スター・トレック)★
- Terminator: Salvation (ターミネーター4)★★
- The Day the Earth Stood Still
- Doubt(ダウト)★★
- Passengers(パッセンジャー)
- Perfect Stranger (パーフェクト・ストレンジャー)
- 続三丁目の夕日 ★
- Premonition
- The Proposal(プロポーザル)★
- The Pink Panther 2(ピンク・パンサー2)
- Confessions of a Shopahlic
- Bruno(ブルーノ)
- Changeling(チェンジリング)★
- Paul Blart: Mall Cop(モール・コップ)★★
- Taken(96時間)★★
- The Soloist(路上のソリスト)
- District 9(第9地区)★★★
- In The Realm of the Senses(愛のコリーダ)
- Help Me Eros
- The Machine Girl(片腕マシンガール)
- To Catcch A Thief(泥棒成金)★★
- Tokyo Gore Police(東京残酷警察)
- Big Man Japan(大日本人)
- Gran Torino(グラン・トリノ)★★★
- Dial M for Murder(ダイヤルMを廻せ!)★★★
- Sunshine Cleaning(サンシャイン・クリーニング)★
- Julie & Julia(ジュリー&ジュリア)★★★
- Fast & Furious
- The Curious Case of Benjamin Button(ベンジャミンバトンの奇妙な生涯)★
- Frost/Nixon(フロスト/ニクソン)★★
- Inglourious Basterds(イングロリアス・バスターズ)★★
- The Dreamers
- Revolutionary Road(燃え尽きるまで)
- Transformsers:Revenge of the Fallen(トランスフォーマー/リヴェンジ)
- X-Men Origins: Wolverine(ウルヴァリン; X-Men Zero)
- The Hurt Locker (ザ・ハート・ロッカー)★★★
- The Taking of Pelham 123(サブウエイ123 激突)★
- The Reader(愛を読むひと)★★
- HellBoy II (ヘルボーイ2)
- Michael Jackson: This is it (マイケルジャクソン This Is It)★★
- Quantum of Solace(007 カンタム・オブ・ソラス)
- Orphan ★
- Funny People ★
- The Blind Side ★★
- Avatar(アバター)
映画とテレビの優秀作品に送られるゴールデン・グローブ賞は、アカデミー賞と並ぶ、映画人にとって最高の栄誉(アカデミー賞は映画のみ対象で、業界関係者の投票で選ばれるのに対し、ゴールデン・グローブ賞は「ハリウッド外国人映画記者協会」の会員の投票によるのが違い)。
昨日、多数の候補作品が発表。最優秀映画賞の候補は次の5作です:
・アバター:Avatar
・ハート・ロッカー:The Hurt Locker
・イングロリアス・バスターズ:Inglourious Basterds
・プレシャス:Precious: Based On The Novel Push By Sapphire
・マイレージ、マイライフ:Up in the Air
でんど~は、このうち「ハート・ロッカー」と「イングロリアス・バスターズ」しか、まだ見ておりません。「アバター」は今週末、一般公開に直行です。
注目は「ハートロッカー」。イラク戦争で爆弾処理に携わる米兵の姿を描いた戦争映画で、ドキュメンタリー・タッチの強烈なストーリーです。日本では、やっと来春公開が決まったんですね。必ず見て下さい。
「イングロリアス・バスターズ」は、タランティーノ久々の快作ですが、正直それほどのものとは思えません。当て馬じゃないかな。
「プレシャス」はただいま全米ヒット中。80年代のハーレムを舞台に描く、黒人ティーン・エイジャーの人間ドラマ。必ず見ないといけないです。
「マイレージ、マイライフ」は、空の旅を続けるサラリーマンをジョージ・クルーニーが演じ、いよいよ賞狙い。これも見ないと。
なお、でんど〜一押しの「District 9」は脚本賞のみノミネート。ちょっと残念です・・・。
最終結果は、1月17日の授賞式で。アカデミー賞ともども、絶対見逃せません。
話題のSF映画、観てきました。オープニングの興行収入は40億円に迫る勢いで、堂々の1位。メディアの評価も絶賛に近く、「RottenTomato」は89%です。
例えば:
「この映画の、思いやりの心、人類愛といったメッセージは、種を超えている」
「反ハリウッドの精神と、娯楽大作映画の要素の見事な融合」
「SF映画としての画期的なビジョンに加え、驚異的な細部へのつくり込み」
プロデューサーは「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。
ひとことで言って、ドキュメンタリー・タッチを強調した異星人接触モノですが、異様にリアルな映像は、時として顔を背けたくなるほど。甘さのかけらもありません。ものすごい緊迫感で、最後までシリアスに迫ります。女性や子供には刺激が強すぎます。
ニール・ブロムカンプ監督は、本格作品はこれが初めて。有名な俳優も出ないので低予算(30億円)で完成。最初の数日で、資金回収しちゃったわけです。
ただし、特撮などに全く手抜きは感じられません。特に、南アフリカを舞台にした「異星人キャンプ」の描写や、巨大なマザーシップの質感など、とにかく「以前からここにあって、地球人と20年関わってきました」という設定が、ごく自然に感じられるほど、つくり込まれている印象です。
今年のマイ・ベスト、早くも決まりか?!
日本での公開予定は不明ですが、なんとしても実現して欲しいですね。
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