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第83回アカデミー賞の結果です
ぜんぜん熱くなれなかった今年のアカデミー賞ですが、一応結果を書いておきます。
『英国王のスピーチ』は見ないといけないようですね。
【作品賞】「英国王のスピーチ」
【監督賞】トム・フーパー「英国王のスピーチ」
【主演男優賞】コリン・ファース「英国王のスピーチ」
【主演女優賞】ナタリー・ポートマン「ブラック・スワン」
【助演男優賞】クリスチャン・ベイル「ザ・ファイター」
【助演女優賞】メリッサ・レオ「ザ・ファイター」
【脚本賞】「英国王のスピーチ」
「ハート・ロッカー」(The Hurt Locker)アカデミー賞席巻!
キャスリン・ビグローが監督賞というのは、だいたい世間の予想どおり。
すごいのは、作品賞までとったこと。アバターと痛み分けというのが大方の予想だったのに。
さらに、脚本賞、編集賞、録音賞、音響編集賞まで。全6部門を制覇。まさに、「ハート・ロッカー」の地滑り的勝利である。
すばらしい!
イラク戦争もので政治的に勝ったとか、初の女性監督賞という話題作りとか、色々いうヒトもいるけど、とにかくすばらしい!!
なんせ、あのアバターを破ったんだから!!!
そして、サンドラ・ブロックの主演女優賞。よかった、よかった!
今年のアカデミー賞は大納得です!
<「ハート・ロッカー」はじめ、映画のチケットは、こちらからどうぞ>
念のため、第82回アカデミー賞の受賞者リストを掲載します:
- 作品賞:『ハート・ロッカー』
- 主演男優賞:ジェフ・ブリッジス 「Crazy Heart」
- 助演男優賞:クリストフ・ウォルツ 『イングロリアス・バスターズ』
- 主演女優賞:サンドラ・ブロック 『しあわせの隠れ場所』
- 助演女優賞:モニーク 『プレシャス』
- 長編アニメーション賞:『カールじいさんの空飛ぶ家』
- 美術賞:『アバター』
- 撮影賞:『アバター』
- 衣装デザイン賞:『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
- 監督賞:キャスリン・ビグロー 『ハート・ロッカー』
- 長編ドキュメンタリー賞: 「The Cove」
- 短編ドキュメンタリー賞:「Music by Prudence」
- 編集賞:『ハート・ロッカー』
- 外国語映画賞:『瞳の奥の秘密 EL SECRETO DE SUS OJOS』 (アルゼンチン)
- メイクアップ賞:『スター・トレック』
- 作曲賞:『カールじいさんの空飛ぶ家』
- 歌曲賞:「The Weary Kind (Theme from ‘Crazy Heart’)」 (「Crazy Heart」)
- 短編アニメーション賞:「Logorama」
- 短編映画賞:「The New Tenants」
- 音響編集賞:『ハート・ロッカー』
- 録音賞:『ハート・ロッカー』
- 視覚効果賞:『アバター』
- 脚色賞:ジェフリー・フレッチャー (『プレシャス』)
- 脚本賞:マーク・ボール (『ハート・ロッカー』)
認定!でんど〜のアカデミー賞!!
ということで、アカデミー賞の作品賞候補10作品から、でんど〜が勝手にアカデミー賞、及び各作品のランキングを認定してしまいました。
でんど〜のアカデミー賞:第9地区
次点:ハート・ロッカー
以下順位:
・プレシャス
・カールじいさんの空飛ぶ家 (Up)
・しあわせの隠れ場所 (The Blind Side)
・マイレージ・マイライフ (Up in the Air)
・17歳の肖像(An Education)
選外:
・イングロリアス・バスターズ
・ア・シリアス・マン
・アバター
これはアカデミー賞の「受賞予想」ではなく、あくまで、10作品すべてを見た感想をもとに、でんど〜が率直かつ勝手に順位を決めたものであります。
・まず、「第9地区」。首位はゆるぎません。低予算なのに、ここまでリアルに迫るSF映画を作り上げたこと。まさにアバターの対極。
・おしくも次点は「ハート・ロッカー」。大作戦争映画とはひと味もふた味も異なるクールでリアルな肌触り。キャスリン・ビグロウ監督の勇気と嗅覚に乾杯!
・以下トップは「プレシャス」。テーマの深刻さ、ストーリーの衝撃度から言えば、10候補のなかで極北。
・「カールじいさんの空飛ぶ家」は、ピクサーのこれまでの快挙に敬意を表して。涙腺刺激度では筆頭。
・「しあわせの隠れ場所」は、ひたすらサンドラ・ブロックに主演女優賞をあげたいということ。もちろん映画も素敵です。
さて、選外:
・「イングロリアス・バスターズ」。タランティーノの復活は大いに喜ぶものの、本作の根底にある「悪ふざけ」にどうしても最後までついて行けず。娯楽作品としての完成度は高いが、オスカー候補としてはどうかということです。
・「ア・シリアス・マン」。単純に、コーエン兄弟は今回はパスでいいだろうということ。本人たちも、まったく想定していないでしょう。
・「アバター」。すでに語りつくしました。
以上、3月7日の本選発表を楽しみに!(結局、作品賞「アバター」、監督賞「ハート・ロッカー(キャスリン・ビグロウ)」なんだろうと予想していますが・・・)
そして、「プレシャス」見ました。
アカデミー賞の候補作品をすべて見てしまおうという試みですが、ついに10作め、「プレシャス」にて完走しました。
原題を「Precious: Based on the Novel “Push” by Sapphire」と言い、1996年に発表されたサファイアという女流作家の小説「プッシュ」を映画化したものです。
これには衝撃を受けました。
ハーレムの黒人貧困家庭に住む16歳の少女プレシャス。彼女の身の上と毎日の生活は、我々の想像を超えてタフ。というか、想像を絶します。「プレシャス(いとしい、かわいい、貴重な)」という、主人公の名前自体が哀れをさそいます・・・。
悲惨な上にも悲惨。幼い頃からの夢を胸に描く、彼女の明日に光明はあるのか?
主役は、本作でデビューするガボレイ・シディビー。オスカー主演女優賞にも堂々のノミネート。ほかに、母親役のモ・ニークも助演女優賞の候補に。マライア・キャリーがノーメイクで出演しているのも話題です。
アカデミー賞以外にも、ゴールデン・グローブ賞ほか軒並みノミネート。ロングラン上映で、売り上げ50億円にせまる勢いです。オープラ・ウィンフリーなど黒人社会のオピニオン・リーダーたちの絶大なバックアップも受けており、なかなかヘヴィー級のオスカー候補作品と言えます。
つらくて、厳しくて、たまらない映画ですが、米国社会の病巣を描くだけではない、人間性の根源に触れるドラマ。見ておく価値は大きいと思います。
日本ではゴールデン・ウィークに公開予定のようです。
カールじいさんの空飛ぶ家(「Up」)見ました
遅ればせながら、「カールじいさんの空飛ぶ家 (Up)」をレンタル・ブルーレイで見ました。
いや〜、ホントよかったー。
ピクサーまたやってくれたな。ありがとー、って感じです。
冒頭の10分ぐらいのエピソードで、完全に胸キュンです。目頭熱くなりっぱなし。アニメ映像にはさらに磨きがかかり、完璧を超えています。3D版を劇場で見れなかったのが残念です。
世界興収はすでに700億円を突破。Rotten Tomatoの評価は98%です!
アカデミーにも作品賞を含む5部門でノミネート。アニメが作品賞の候補になるのは、ディズニーの「美女と野獣」以来、史上2回目だそうです。
ピクサーには本当に感心させられます。これだけ質の高い作品をコンスタントに発表し続け、ぜんぶメガ・ヒットさせてしまう。ディズニーに買収されたあとも、しっかりその精神を受け継いで。スティーヴ・ジョブズの精神を。
ただ、最近ちょっとどうかなと思うところもありました。
「WALL・E(ウォーリー)」です。
あれは良くなかったですね。無理矢理のセンチメンタリズムに、ぜんぜん感情移入できませんでした。まさにディズニー的な「感傷」で、「こりゃやばいぞ、やっぱり買収されちゃったからだ」とも思いました。どんなにヒットしようが、アカデミー(長編アニメ映画賞)を穫ろうが、あれはイマイチでした。
ピクサーは、CGアニメの黎明期から無謀といわれるような冒険を続け、映像の革新を成し遂げてきました。
でも、常にそのコアにあるのはストーリーなんです。どの作品も、脚本を練りに練る。一本平均で2年はもみにもむそうです。だから面白いんです。だから感動できるんです(「映像」しかないアバターに反省してもらいたいです。しつこくてすみません)。
そう意味で、「カールじいさんの空飛ぶ家」のすごいところは、「おじいさん」が主人公ということでしょう。老人が主人公の映画で、これほどヒットした作品ってあったでしょうか?「ドライヴィング・ミス・デイジー」?。そこに、ピクサーの挑戦者魂を見ます。大きなリスクをとっています。
すべてを成功に導いたのは、やはりストーリーでしょう。(ただ、ちょっと課題はあります。冒頭のエピソードは最高なのですが、それ以降ややありきたり。それなりに冒険物語にしないといけないという、「おきまりの構図」。まあしょうがないですけどね。大ヒットを運命づけられてるんですから。)
オスカーの作品賞まで穫ることはないでしょうけれど、どこまで頑張るか。3月7日がまた楽しみになってきました。
さて、ピクサー・アニメーション・スタジオのこれまでの作品(長編のみ)のリストです。でんど〜が特に愛するのは「ファインディング・ニモ」と「Mr. インクレディブル」。あまりにも素晴らしくて、素晴らしくて・・・。(< >は世界興行収入。単位:百万ドル)
・トイ・ストーリー Toy Story (1995年)<$359>
・バグズ・ライフ A Bug’s Life (1998年)<$358>
・トイ・ストーリー2 Toy Story 2 (1999年)<$485>
・モンスターズ・インク Monsters, Inc. (2001年)<$524>
・ファインディング・ニモ Finding Nemo (2003年) <$853>
・Mr.インクレディブル The Incredibles (2004年)<$631>
・カーズ Cars (2006年)<$462>
・レミーのおいしいレストラン Ratatouille (2007年)<$621>
・WALL・E/ウォーリー WALL-E(2008年)<$534>
・カールじいさんの空飛ぶ家 Up(2009年)<$723>
コーエン兄弟の「ア・シリアス・マン(A Serious Man)」見ました。
アカデミー賞候補にもなっている、コーエン兄弟の新作「ア・シリアス・マン(A Serious Man)」を見ました。
ひとことで言って、「ユダヤ漬け」の特異な映画です。
ユダヤ人であるコーエン兄弟が、アメリカのユダヤ人ファミリーを題材に、ユダヤ人の風習・風俗をおりまぜて、徹底的にユダヤまみれの世界を描きます。
ユダヤ人でないでんど〜には、ただ異様というだけで、ほとんど何も理解できない状態です。アメリカの批評家たちのあいだでも、「いくら何でもユダヤすぎる」「しかも、ユダヤ人を馬鹿にしてる」といった声が上がっているようです。
日本での公開予定も、まったく無いようですね。
なら、なんで、これがアカデミー賞候補なの?
ストーリーはいつものコーエン兄弟丸出しで、少し歯車が狂いだしたら、どんどんおかしくなって行き、最後は大きな悲劇が待っている(待っていそう)というもの。でも、全体的に、おもしろおかしく組み立てられて、摩訶不思議な気持ちになって、劇場をあとにするという。人間社会の不条理。ま、そういうことなんでしょう。
2007年、「ノーカントリー」でアカデミー賞3部門を獲得したコーエン兄弟。富も名声も完全に手中に収めました。
その彼らがシャレで作った映画。それが、この「A Serious Man」なんだと思います。完全に脱力気味に、深く考えず、作り飛ばしたと。
それでも、ここまでの完成度を達成し、一貫したメッセージ性を生み出し、オスカーにもノミネートされてしまう。
コーエン兄弟の底力、恐るべし・・・。
さて、でんど〜の好きな順にコーエン兄弟の作品を並べました。どれもこれも傑作としか言いようがありません。ご参考にどうぞ:
1 1996年 『ファーゴ』 – Fargo
2 1991年 『バートン・フィンク』 – Barton Fink
3 2007年 『ノーカントリー』 – No Country for Old Man
4 1994年 『未来は今』 – The Hudsucker Proxy
5 1990年 『ミラーズ・クロッシング』 – Miller’s Crossing
6 2008年 『バーン・アフター・リーディング』 – Burn After Reading
7 2000年 『オー・ブラザー!』 – O Brother, Where Art Thou?
8 1987年 『赤ちゃん泥棒』 – Raising Arizona
9 1984年 『ブラッド・シンプル』 – Blood Simple
101998年 『ビッグ・リボウスキ』 – The Big Lebowski
アカデミー賞候補「17歳の肖像(An Education)」見ました。
アカデミー賞の候補作品については、すでにご存知のとおりですが、でんど〜は、3月7日の発表までに、候補10作品をぜんぶ見てしまおうと思っております(どうせ、アバターで決まりだろうけど・・・)。
残るは次の四つ:
・17歳の肖像(An Education)
・プレシャス
・ア・シリアス・マン
・カールじいさんの空飛ぶ家 (Up)
ということで、まず「17歳」。
イギリスの女子高校生が年上の男性と恋に落ち、突然、経験したことのない大人の世界に旅立って行くのですが・・・。なかなか素敵で、ロマンチックな作品であります。
最大の魅力は、主演のキャリー・マリガン。24歳で、ちょっと高校生役はつらいところもあるけれど、とても可憐で知的なヒロインを演じました。主演女優賞にもノミネート。将来楽しみな新星と言えます。
ただ、ストーリー自体はやや無理があるような気がしたのと、彼女の恋人役(ピーター・サースガード)があまりにも中年っぽくって・・・。ちょっとどうかなという感じです。アカデミーは、まあ候補どまりでしょう。
日本でも4月公開のようですね。もちろん、見ておいて損はない作品です。
さて、次は?
<映画のチケットは、こちらからどうぞ>
アカデミー賞 候補作品発表!
今度はアカデミー賞の候補作品ノミネートです。
最優秀映画賞の候補は、次の10作品。今年から、候補が倍増したんですね:
1 アバター
2 しあわせの隠れ場所(The Blind Side)
3 第9地区(District 9)
4 ハート・ロッカー
5 イングロリアス・バスターズ
6 マイレージ・マイ・ライフ(Up in the Air)
7 アン・エデュケーション
8 プレシャス
9 ア・シリアス・マン
10 カールじいさんの空飛ぶ家 (Up)
でんど〜は、1〜6まで見ました。「ベスト・オブ・でんど〜(映画)」でも書きましたが、一押しは「第9地区(District 9)」。次点は「ハート・ロッカー」で決まりです。
でも、おそらく「アバター」ってことになっちゃうんでしょうねえ。やっぱり・・・。なんせ、9部門ノミネートと圧倒的だし・・・。アバターについては、もうさんざん書いたので、繰り返しません。。。
コーエン兄弟の「ア・シリアス・マン」をまだ見てないってのは、まずいなあ・・・。
さて、次に主演男優賞候補:
・ジェフ・ブリッジズ(クレイジー・ハート)
・ジョージ・クルーニー(マイレージ・マイライフ)
・コリン・ファース(ア・シングル・マン)
・モーガン・フリーマン(Invictus)
・ジェレミー・レナー(ハート・ロッカー)
男優部門は、正直言ってあんまり強力な候補が見当たりません。「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナーが受賞したらイイとは思いますが、彼の演技自体はそれほどでも・・・。「マイレージ・マイ・ライフ」で手堅い仕事ぶりを見せてくれたジョージ・クルーニーが、2005年の「シリアナ」の 助演男優賞 に続き、いよいよ主演男優賞ってことになるんでしょうか。
主演女優賞候補は:
・サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)
・ヘレン・ミレン(ザ・ラスト・ステーション)
・キャレイ・マリガン(アン・エデュケーション)
・Gabourey Sidibe(プレシャス)
・メリル・ストリープ(ジュリー&ジュリア)
これはもうサンドラ・ブロックにあげたいな。とにかく、彼女のここへ来ての活躍振りはすごいものがあります。心温まる「しあわせの隠れ場所」はもちろんですが(必見!)、「プロポーザル」も軽くミリオン・セラー。ヒット続発なんです。コメディも、ちょっとシリアスなのも両方こなせる、本当に「売れる」女優になりました。
さて、注目はこのヒト:
ヴェラ・ファーミガ(Vera Farmiga)。「マイレージ・マイ・ライフ」で助演女優賞にノミネートされていますが、最近やたら印象的です。「ディパーテッド」とか「エスター」とか。ちょっと影のある、アンニュイな感じのお姉さんを演らせたら、いま一番じゃないでしょうか。はっきり言って好きです。。。
さてさて、アカデミーの本選は3月7日。どんな結果となりますか。
発表!2009年ベスト・オブ・でんど〜(映画)
さて、2009年のベストを認定したいと思います。
ベスト・ムービー賞:
これは、文句なし。「第9地区 (District 9)」です。
最近のSF/アドベンチャーがひたすら大予算、CG化する中で、「第9地区 (District 9)」は、低予算ながら迫真のリアリティーを生み出し、人類に突き付けるメッセージ性も強烈ということで、忘れ難い作品となりました。詳細コメントはこちら。日本でも、ようやく4月公開だそうで、本当にうれしいです。
とにかく見て下さい!
その他候補作:
・「ハート・ロッカー(The Hurt Locker)」
これも、3月日本公開!。イラク戦争をテーマに、女性監督(キャスリン・ビグロー)が叙情性を一切廃し、ひたすらクールに、ドライに、リアルに迫ります。ゴールデン・グローブ賞ノミネート。これまた必見です。
・「ジュリー&ジュリア」
大作の谷間に咲いた一輪の花のよう。こういう、何気ないけど質の高いドラマ/コメディーがコンスタントに生み出されるのが、アメリカ映画の良いところ。メリル・ストリープは、これでゴールデン・グローブ主演女優賞にノミネートされていますが、でんど〜が惚れん込んでるのはエイミー・アダムス。詳細コメントはこちらからどうぞ。
さて、それでは注目(?)の2009年、ワースト・ムービー賞:
これは、ずばり「アバター」で決まりです!
誰がなんと言っても、どんなにヒットしてもダメです。詳細はこちらから。
最後に、でんど〜が2009年に見た映画のリストを載せます。66作品。我ながらたくさん見たもんだ・・・。
(★は評価(3つが最高)ですのでご参考まで。)
さあ、2010年もたくさんイイ映画に出会うぞ!
2009年映画リスト(カッコは邦題)
- You Don’t Mess with the Zohan
- I am Legend(アイ・アム・レジェンド)
- Juno(ジュノ)★★
- Bride Wars(ブライド・ウォーズ)★
- Double Jeopardy (1999)(ダブル・ジョパディー)★★
- Waitress ★★
- Speed Racer (マッハGoGoGo)★
- National Treasure 2 Book of Secrets(ナショナル・トレジャー2)
- Starship Troopers 3: Marauder(スターシップ・トゥルーパーズ3)
- Slumdog Millionaire(スラムドッグ・ミリオネア)★★★
- The Wrestler(ザ・レスラー)★★★
- Milk(ミルク)★★★
- Terms of Endearment ★★
- The Hustler(ザ・ハスラー)★★★
- Watchmen (ウォッチメン)★
- A Perfect Murder(ダイヤルM)
- Miss Pettigrew Lives for a Day ★
- Vertical Limit
- Bonneville
- Eight Days A Week
- Skinwalker:Curse of the Shaman
- Star Trek(スター・トレック)★
- Terminator: Salvation (ターミネーター4)★★
- The Day the Earth Stood Still
- Doubt(ダウト)★★
- Passengers(パッセンジャー)
- Perfect Stranger (パーフェクト・ストレンジャー)
- 続三丁目の夕日 ★
- Premonition
- The Proposal(プロポーザル)★
- The Pink Panther 2(ピンク・パンサー2)
- Confessions of a Shopahlic
- Bruno(ブルーノ)
- Changeling(チェンジリング)★
- Paul Blart: Mall Cop(モール・コップ)★★
- Taken(96時間)★★
- The Soloist(路上のソリスト)
- District 9(第9地区)★★★
- In The Realm of the Senses(愛のコリーダ)
- Help Me Eros
- The Machine Girl(片腕マシンガール)
- To Catcch A Thief(泥棒成金)★★
- Tokyo Gore Police(東京残酷警察)
- Big Man Japan(大日本人)
- Gran Torino(グラン・トリノ)★★★
- Dial M for Murder(ダイヤルMを廻せ!)★★★
- Sunshine Cleaning(サンシャイン・クリーニング)★
- Julie & Julia(ジュリー&ジュリア)★★★
- Fast & Furious
- The Curious Case of Benjamin Button(ベンジャミンバトンの奇妙な生涯)★
- Frost/Nixon(フロスト/ニクソン)★★
- Inglourious Basterds(イングロリアス・バスターズ)★★
- The Dreamers
- Revolutionary Road(燃え尽きるまで)
- Transformsers:Revenge of the Fallen(トランスフォーマー/リヴェンジ)
- X-Men Origins: Wolverine(ウルヴァリン; X-Men Zero)
- The Hurt Locker (ザ・ハート・ロッカー)★★★
- The Taking of Pelham 123(サブウエイ123 激突)★
- The Reader(愛を読むひと)★★
- HellBoy II (ヘルボーイ2)
- Michael Jackson: This is it (マイケルジャクソン This Is It)★★
- Quantum of Solace(007 カンタム・オブ・ソラス)
- Orphan ★
- Funny People ★
- The Blind Side ★★
- Avatar(アバター)
タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」見た!
日本では11月20公開予定のクエンティン・タランティーノの新作。見てきました。
これはぜったいおすすめです。
アメリカでは、既に興行収入100億円を突破しており、絶好調です。2009年度ランキングでも、公開6週間目にして18位につけており、タランティーノとしては、久々の大ヒットです。おなじみRotten Tomatoの評価でも88%と、圧倒的な完熟トマト。
第二次大戦ヒトラー占領下のフランスを舞台に、ブラッド・ピット演じるアメリカ人グループがなぜかパルチザン的に乱入。シリアスな戦争モノかと思いきや、どんどん「ヘンな」展開に突入して行きます。B級のような、マカロニっぽいような、タランティーノ節は随所に全開。2時間半と長いですが、存分に楽しませてくれます。
2007年の「グラインド・ハウス」では、相方のロバート・ロドリゲス監督にお株を奪われちゃって、もう駄目かと思いましたもんね、タランティーノ。ホントに「キル・ビルVol.2」以来、久方ぶりの「全力投球」の手応えです。(でも、イタリア系のタランティーノが、どうしてナチ/ユダヤものにここまで首を突っ込むのか、ちょっと見えない部分もあります・・・。まあ、1976年のイタリア映画「地獄のバスターズ」を、単にリメイクしたかったってことなんでしょうか・・・。)
ところで、なんといっても注目すべきはブラッド・ピット。とにかく、最近冴えまくってます。
2008年のコーエン兄弟の快作「バーン・アフター・リーディング」で、小気味良くぶっ飛ばすと、続けて、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でアカデミー賞候補へ。売り上げも140億円突破。そして本作です。
最近、明らかに出演作の選択がうますぎます。チンピラ役しかできないと思ってたのに、その「育ちの悪そうな」個性は生かしつつ、どんどん芸域を広げてる。ダイコンだと思ってたのに、演技力もあるような気がしてくる。
いや〜、ひょっとしてホントの大スターになっちゃいますね・・・。
これって、やっぱり奥様のパワーなんでしょうか???
「ジュリー&ジュリア」おすすめです。
日本では11月公開予定の映画、「ジュリー&ジュリア」を観ました。ひじょうに良かったので、ぜひご覧下さい。わたし的には、今のところ、今年のベストと言ってしまうかと思っています(District 9と悩みます)。
メリル・ストリープ演じる料理家の実話に、新鋭エイミー・アダムスが絡み、とてもハート・ウォーミングなコメディー・タッチの物語となりました。
時間も場所も異なる二人の女性が、「フランス料理」というキーワードでつながっている。それぞれ、ちょっと人生につまずいたりしながら、自分の世界を見出して行く。やさしい夫や、友だちにささえられ・・・。わたしなど、歳のせいか、途中から涙腺がゆるみっぱなしで、困りました。。。
監督は「ユー・ガット・メール」、「めぐり遭えたら」などの「ロマ・コメの巨匠」、ノーラ・エフロン。興行収入は90億円に迫る勢いで、制作費の40億円をとっくに回収し、大ヒット中。Rotten Tomatoも74%の完熟トマトと、高い評価です。
予告編をご覧下さい:
メリル・ストリープが上手いのはあたり前。やり過ぎ一歩手前のところで、またプロの仕事を見せてくれました。
わたしが注目しているのは、エイミー・アダムスです。
最近、いちばんの上り調子といったら、彼女でしょう。
2007年のディズニー映画「魔法にかけられて」で主役を演じて以来、「ダウト」、「サンシャイン・クリーニング」といったヒット作に出演。ダウトでは、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされています。
決して、すごい美人とかセクシーといったわけじゃなく、どこにでもいそうな感じなんですが、とにかく「いたいけ」で「はかない」感じがなんとも言えません。強くて激しいアンジェリーナ・ジョリーの対極に位置すると言えましょうか・・・。
ひたすら清廉に生きる「修道女」、負け組みでもくじけない「がんばり屋さん」。そんな、ちょっと弱くて壊れそうだけど、皆に支えられながらまっすぐ生きて行く、といった女性をやらせたら、今、彼女がベストだと思います。
今回の、「ジュリー&ジュリア」でも、三十路を迎えるイマイチな毎日から、思わぬきっかけで道をみつけて行く。まさに、彼女にぴったりな役どころです。
さらに、ちょっと馬鹿っぽいお姫さまや、ヤクザの情婦など、意外と芸域も広く、なかなかの「演技派」とも言え、今後も大いに有望です。
ということで、いつもながら、良い「アメリカ映画」はほんとにイイですね。決して「トランスフォーマー」ばかりじゃないんです!
アカデミー賞
やはり「スラムドッグ」が圧勝ということで、あまり意外性はなかったですね。
ただ、主演男優賞。これだけは、ミッキー・ロークに獲らせてあげたかった・・・。
確かに、「Milk」を見終わった時、「こりゃ、やばい」って気がしました。そもそも、映画のでき自体が「ザ・レスラー」とは違います。作品賞を狙える深みと、テーマの重みがありました。ゲイの主人公を演じるショーン・ペンも、ほぼ完璧。
これに対して、「ザ・レスラー」は、ただのプロレス・・・。ミッキー・ロークの鬼気迫る演技と、復活劇のみがすべてでした。
でも、獲らせてあげたかったな。。。
(ま、そこまでハッピーエンドにすると、彼のアウトローイメージに傷がつくというのもありますが・・・。ミッキー・ロークにはどこまでも、「異形の人」として生き抜いて欲しいという・・・。)
一方、日本勢も大健闘でしたね。「おくりびと」も「つみきのいえ」も立派なものです。やはり衰退する大国日本。今後、世界に貢献できるのは文化しかない、ということなのかもしれません。
ザ・レスラー
ミッキー・ローク奇跡のカムバック作「ザ・レスラー」観ました。
悲しくつらい映画です。ロークの人生と、ついでに自分の人生まで重なっちゃって、胸が痛いっす。「いままでアホだった。ろくな父親じゃなかった・・・」。
ロークの整形も、ここまで「変形」してしまうと、ひたすらすごいです。「ナインハーフ」の粋な痩せ男が、殆ど「獣」になってしまいました。
これはもう演技とかなんとかっていう次元を超えてます。魂が乗り移ったというのも弱い。孤高のレスラー、ランディー・ラムこそ、ミッキー・ロークそのものです。
これでオスカー穫れなかったらどうするの?。主演男優賞は彼、助演はヒース・レジャーでなければならないです(「ミルク」のショーン・ペンが有力との声もあるようですが・・・)。
マリサ・トメイの体当たりなストリッパー役も特筆もの。社会の底辺でひっそり寄り添う女を演じさせたら手堅いですなー、彼女は。ただ、助演女優賞はペネロペ・クルズの前評判が高くって、今回はちょっと無理かも・・・。
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スラムドッグ・ミリオネア
日本でも4月ロードショーのようですが、作品自体については、既にたくさん語られてるので、こちらアメリカでの観られ方について。
映画館は、フロリダってこともあって白人のお年寄りばっかり。話題の映画を観なきゃいけないという、ややインテリ・リッチ系のカップルが多いです。それで、「インド」ということしか知らず、取り敢えず来ちゃったって感じで、映画が始まると、息を呑んでるのが伝わります。余りの貧しさの描写などに仰天してるというか、ついていけないというか・・・。強烈に汚いシーンとかには、露骨に「げ~っ」て声が広がります。
そういう意味で、何となくアジアつながりでそれなりにイメージもある日本人の私的には、「(イギリス人の)ボイル監督が、おいしいとこ持って行っちゃったな」ってな感想で、結構冷めてました。良くできたボリウッド風エンタテインメント。
映画が終わると、圧倒されてしばし呆然といった感じが映画館を支配してました。彼らには、恐ろしく異形な、想像を絶する世界だったんでしょう。これだけインパクトがあると、ホントにアカデミー賞いけるかもしれない・・・。22日が待ちきれない!
さあ、来週はミッキーロークのカムバック「レスラー」観に行かなきゃ!
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話題の「ブラック・スワン」を見ました。かなり衝撃的内容です。おすすめです。


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