ゴールデン・グローブ賞:「ソーシャル・ネットワーク」が4冠!
第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式が1月16日開催され、「ソーシャル・ネットワーク」が作品賞、監督賞、脚本賞、作曲賞の4冠に輝きました。
主演男優賞(ドラマ)は「英国王のスピーチ」のコリン・ファース。主演女優賞(ドラマ)は「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンなどなど。
今のところひとつも観てないので、コメントできません・・・。
結果は以下のとおりです:
第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式が1月16日開催され、「ソーシャル・ネットワーク」が作品賞、監督賞、脚本賞、作曲賞の4冠に輝きました。
主演男優賞(ドラマ)は「英国王のスピーチ」のコリン・ファース。主演女優賞(ドラマ)は「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンなどなど。
今のところひとつも観てないので、コメントできません・・・。
結果は以下のとおりです:
アカデミー賞の候補作品をすべて見てしまおうという試みですが、ついに10作め、「プレシャス」にて完走しました。
原題を「Precious: Based on the Novel “Push” by Sapphire」と言い、1996年に発表されたサファイアという女流作家の小説「プッシュ」を映画化したものです。
これには衝撃を受けました。
ハーレムの黒人貧困家庭に住む16歳の少女プレシャス。彼女の身の上と毎日の生活は、我々の想像を超えてタフ。というか、想像を絶します。「プレシャス(いとしい、かわいい、貴重な)」という、主人公の名前自体が哀れをさそいます・・・。
悲惨な上にも悲惨。幼い頃からの夢を胸に描く、彼女の明日に光明はあるのか?
主役は、本作でデビューするガボレイ・シディビー。オスカー主演女優賞にも堂々のノミネート。ほかに、母親役のモ・ニークも助演女優賞の候補に。マライア・キャリーがノーメイクで出演しているのも話題です。
アカデミー賞以外にも、ゴールデン・グローブ賞ほか軒並みノミネート。ロングラン上映で、売り上げ50億円にせまる勢いです。オープラ・ウィンフリーなど黒人社会のオピニオン・リーダーたちの絶大なバックアップも受けており、なかなかヘヴィー級のオスカー候補作品と言えます。
つらくて、厳しくて、たまらない映画ですが、米国社会の病巣を描くだけではない、人間性の根源に触れるドラマ。見ておく価値は大きいと思います。
日本ではゴールデン・ウィークに公開予定のようです。
アカデミー賞は、予想どおり「アバター」が圧倒的に優勢なのですが、「ハート・ロッカー」を押す声も増しており、ここへ来て「五分五分」という予想すら出てきました。
例えば、今週号のTIMEでは、アカデミー賞候補の10作品を、次のように受賞の可能性順に並べています:
1 アバター
2 ハート・ロッカー
3 イングロリアス・バスターズ
4 プレシャス
5 マイレージ・マイライフ
6 第9地区
7 17歳の肖像
8 カールじいさんの空飛ぶ家
9 しあわせの隠れ場所
10ア・シリアス・マン
その上で、「ハート・ロッカーは、米軍の爆弾処理班を描いたその爆発的な戦争ドラマで、オスカーを懸けアバターと互角に戦うことだろう」と、事実上の一騎打ちを予想。
実際、ハート・ロッカーは、アバターと同数の9部門にノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞)。また、オスカーを占うとされるアメリカ製作者組合(PGA)賞も、先日、堂々受賞しています。
まさに、強力な対抗馬におどり出たハート・ロッカー!
特に、イラクからアフガニスタンまで、戦争状態を続けるアメリカの世評にも合うと、その優位を予想する向きも。
さらに、キャスリン・ビグロー監督が、ジェームズ・キャメロンの別れた奥さんというのも話題のひとつ。彼女が監督賞、キャメロンが作品賞、またはその逆で、痛み分けという予想もあります。
なにもかも対照的な「アバター」と「ハート・ロッカー」。前者が世界売り上げ2000億円を突破したのに、後者はたったの10億円弱。もし「ハート・ロッカー」が受賞すれば、史上最も売り上げの少ないオスカー作品という栄誉も手にするそうです。
でんど〜も、「ハート・ロッカー」のリアルでクールな戦争描写に脱帽しました。宿敵(?)「アバター」を倒してくれるなら、こんなに痛快なことはありません。
アカデミー賞の発表は3月7日です!
(日本でも、いよいよ3月6日に公開。みなさん、なにがなんでも見て下さい!!)
<映画のチケットは、こちらからどうぞ>
米ゴールデングローブ賞が17日発表されました。
主なところでは:
・まず作品賞。ドラマ部門の候補作品についてはこちらに書きましたが、結局「アバター」。監督賞をふくめ2冠です。
・ミュージカル・コメディー部門では「ハングオーバー」。主演女優賞には「ジュリー&ジュリア」のメリル・ストリープ。主演男優賞には「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニーJr。
・ドラマ部門の主演女優賞は「ザ・ブラインド・サイド」のサンドラ・ブロック。主演男優賞には「クレージー・ハート」のジェフ・ブリッジス。助演男優賞に「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ウォルツ。
・アニメ賞と作曲賞の2部門には「Up カールじいさんの空飛ぶ家」。
ということで、ここでも「アバター」が席巻しております。
昨日も、映画館では「アバター」の3-Dを見るために行列ができてました。興行収入も世界で10億ドル突破。2位の「ロード・オブ・ザ・リング(同11億ドル)」を捕らえ、「タイタニック(18億ドル)」が完全に視野に入ってきました。史上最も売れた映画の首位と2位を、ジェームズ・キャメロン監督が占めてしまいそうです。
「アバター」を「ワースト・ムービー・オブ・ザ・イヤー」に認定したでんど〜としましては、感慨もひとしお(?)ですが。もう一度申し上げます。
でんど〜の思いはこちらから。
映画とテレビの優秀作品に送られるゴールデン・グローブ賞は、アカデミー賞と並ぶ、映画人にとって最高の栄誉(アカデミー賞は映画のみ対象で、業界関係者の投票で選ばれるのに対し、ゴールデン・グローブ賞は「ハリウッド外国人映画記者協会」の会員の投票によるのが違い)。
昨日、多数の候補作品が発表。最優秀映画賞の候補は次の5作です:
・アバター:Avatar
・ハート・ロッカー:The Hurt Locker
・イングロリアス・バスターズ:Inglourious Basterds
・プレシャス:Precious: Based On The Novel Push By Sapphire
・マイレージ、マイライフ:Up in the Air
でんど~は、このうち「ハート・ロッカー」と「イングロリアス・バスターズ」しか、まだ見ておりません。「アバター」は今週末、一般公開に直行です。
注目は「ハートロッカー」。イラク戦争で爆弾処理に携わる米兵の姿を描いた戦争映画で、ドキュメンタリー・タッチの強烈なストーリーです。日本では、やっと来春公開が決まったんですね。必ず見て下さい。
「イングロリアス・バスターズ」は、タランティーノ久々の快作ですが、正直それほどのものとは思えません。当て馬じゃないかな。
「プレシャス」はただいま全米ヒット中。80年代のハーレムを舞台に描く、黒人ティーン・エイジャーの人間ドラマ。必ず見ないといけないです。
「マイレージ、マイライフ」は、空の旅を続けるサラリーマンをジョージ・クルーニーが演じ、いよいよ賞狙い。これも見ないと。
なお、でんど〜一押しの「District 9」は脚本賞のみノミネート。ちょっと残念です・・・。
最終結果は、1月17日の授賞式で。アカデミー賞ともども、絶対見逃せません。
日本では11月20公開予定のクエンティン・タランティーノの新作。見てきました。
これはぜったいおすすめです。
アメリカでは、既に興行収入100億円を突破しており、絶好調です。2009年度ランキングでも、公開6週間目にして18位につけており、タランティーノとしては、久々の大ヒットです。おなじみRotten Tomatoの評価でも88%と、圧倒的な完熟トマト。
第二次大戦ヒトラー占領下のフランスを舞台に、ブラッド・ピット演じるアメリカ人グループがなぜかパルチザン的に乱入。シリアスな戦争モノかと思いきや、どんどん「ヘンな」展開に突入して行きます。B級のような、マカロニっぽいような、タランティーノ節は随所に全開。2時間半と長いですが、存分に楽しませてくれます。
2007年の「グラインド・ハウス」では、相方のロバート・ロドリゲス監督にお株を奪われちゃって、もう駄目かと思いましたもんね、タランティーノ。ホントに「キル・ビルVol.2」以来、久方ぶりの「全力投球」の手応えです。(でも、イタリア系のタランティーノが、どうしてナチ/ユダヤものにここまで首を突っ込むのか、ちょっと見えない部分もあります・・・。まあ、1976年のイタリア映画「地獄のバスターズ」を、単にリメイクしたかったってことなんでしょうか・・・。)
ところで、なんといっても注目すべきはブラッド・ピット。とにかく、最近冴えまくってます。
2008年のコーエン兄弟の快作「バーン・アフター・リーディング」で、小気味良くぶっ飛ばすと、続けて、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でアカデミー賞候補へ。売り上げも140億円突破。そして本作です。
最近、明らかに出演作の選択がうますぎます。チンピラ役しかできないと思ってたのに、その「育ちの悪そうな」個性は生かしつつ、どんどん芸域を広げてる。ダイコンだと思ってたのに、演技力もあるような気がしてくる。
いや〜、ひょっとしてホントの大スターになっちゃいますね・・・。
これって、やっぱり奥様のパワーなんでしょうか???
日本では11月公開予定の映画、「ジュリー&ジュリア」を観ました。ひじょうに良かったので、ぜひご覧下さい。わたし的には、今のところ、今年のベストと言ってしまうかと思っています(District 9と悩みます)。
メリル・ストリープ演じる料理家の実話に、新鋭エイミー・アダムスが絡み、とてもハート・ウォーミングなコメディー・タッチの物語となりました。
時間も場所も異なる二人の女性が、「フランス料理」というキーワードでつながっている。それぞれ、ちょっと人生につまずいたりしながら、自分の世界を見出して行く。やさしい夫や、友だちにささえられ・・・。わたしなど、歳のせいか、途中から涙腺がゆるみっぱなしで、困りました。。。
監督は「ユー・ガット・メール」、「めぐり遭えたら」などの「ロマ・コメの巨匠」、ノーラ・エフロン。興行収入は90億円に迫る勢いで、制作費の40億円をとっくに回収し、大ヒット中。Rotten Tomatoも74%の完熟トマトと、高い評価です。
予告編をご覧下さい:
メリル・ストリープが上手いのはあたり前。やり過ぎ一歩手前のところで、またプロの仕事を見せてくれました。
わたしが注目しているのは、エイミー・アダムスです。
最近、いちばんの上り調子といったら、彼女でしょう。
2007年のディズニー映画「魔法にかけられて」で主役を演じて以来、「ダウト」、「サンシャイン・クリーニング」といったヒット作に出演。ダウトでは、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされています。
決して、すごい美人とかセクシーといったわけじゃなく、どこにでもいそうな感じなんですが、とにかく「いたいけ」で「はかない」感じがなんとも言えません。強くて激しいアンジェリーナ・ジョリーの対極に位置すると言えましょうか・・・。
ひたすら清廉に生きる「修道女」、負け組みでもくじけない「がんばり屋さん」。そんな、ちょっと弱くて壊れそうだけど、皆に支えられながらまっすぐ生きて行く、といった女性をやらせたら、今、彼女がベストだと思います。
今回の、「ジュリー&ジュリア」でも、三十路を迎えるイマイチな毎日から、思わぬきっかけで道をみつけて行く。まさに、彼女にぴったりな役どころです。
さらに、ちょっと馬鹿っぽいお姫さまや、ヤクザの情婦など、意外と芸域も広く、なかなかの「演技派」とも言え、今後も大いに有望です。
ということで、いつもながら、良い「アメリカ映画」はほんとにイイですね。決して「トランスフォーマー」ばかりじゃないんです!
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