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‘ゴールデン・グローブ賞’ カテゴリーのアーカイブ

ゴールデン・グローブ賞:「ソーシャル・ネットワーク」が4冠!

2011 年 1 月 18 日 コメントはありません

第68回ゴールデン・グローブ賞授賞式が1月16日開催され、「ソーシャル・ネットワーク」が作品賞、監督賞、脚本賞、作曲賞の4冠に輝きました。

主演男優賞(ドラマ)は「英国王のスピーチ」のコリン・ファース。主演女優賞(ドラマ)は「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンなどなど。

今のところひとつも観てないので、コメントできません・・・。

結果は以下のとおりです:

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そして、「プレシャス」見ました。

2010 年 2 月 15 日 コメントはありません

preciousアカデミー賞の候補作品をすべて見てしまおうという試みですが、ついに10作め、「プレシャス」にて完走しました。

原題を「Precious: Based on the Novel “Push” by Sapphire」と言い、1996年に発表されたサファイアという女流作家の小説「プッシュ」を映画化したものです。

これには衝撃を受けました。

ハーレムの黒人貧困家庭に住む16歳の少女プレシャス。彼女の身の上と毎日の生活は、我々の想像を超えてタフ。というか、想像を絶します。「プレシャス(いとしい、かわいい、貴重な)」という、主人公の名前自体が哀れをさそいます・・・。

悲惨な上にも悲惨。幼い頃からの夢を胸に描く、彼女の明日に光明はあるのか?

主役は、本作でデビューするガボレイ・シディビー。オスカー主演女優賞にも堂々のノミネート。ほかに、母親役のモ・ニークも助演女優賞の候補に。マライア・キャリーがノーメイクで出演しているのも話題です。

アカデミー賞以外にも、ゴールデン・グローブ賞ほか軒並みノミネート。ロングラン上映で、売り上げ50億円にせまる勢いです。オープラ・ウィンフリーなど黒人社会のオピニオン・リーダーたちの絶大なバックアップも受けており、なかなかヘヴィー級のオスカー候補作品と言えます。

つらくて、厳しくて、たまらない映画ですが、米国社会の病巣を描くだけではない、人間性の根源に触れるドラマ。見ておく価値は大きいと思います。

日本ではゴールデン・ウィークに公開予定のようです。

「ハート・ロッカー」(The Hurt Locker)アバターを倒すか?

2010 年 2 月 9 日 コメントはありません

hurt-lockerアカデミー賞は、予想どおり「アバター」が圧倒的に優勢なのですが、「ハート・ロッカー」を押す声も増しており、ここへ来て「五分五分」という予想すら出てきました。

例えば、今週号のTIMEでは、アカデミー賞候補の10作品を、次のように受賞の可能性順に並べています:

1 アバター
2 ハート・ロッカー
3 イングロリアス・バスターズ
4 プレシャス
5 マイレージ・マイライフ
6 第9地区
7 17歳の肖像
8 カールじいさんの空飛ぶ家
9 しあわせの隠れ場所
10ア・シリアス・マン

その上で、「ハート・ロッカーは、米軍の爆弾処理班を描いたその爆発的な戦争ドラマで、オスカーを懸けアバターと互角に戦うことだろう」と、事実上の一騎打ちを予想。

実際、ハート・ロッカーは、アバターと同数の9部門にノミネート(作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞)。また、オスカーを占うとされるアメリカ製作者組合(PGA)賞も、先日、堂々受賞しています。

まさに、強力な対抗馬におどり出たハート・ロッカー!

特に、イラクからアフガニスタンまで、戦争状態を続けるアメリカの世評にも合うと、その優位を予想する向きも。

さらに、キャスリン・ビグロー監督が、ジェームズ・キャメロンの別れた奥さんというのも話題のひとつ。彼女が監督賞、キャメロンが作品賞、またはその逆で、痛み分けという予想もあります。

なにもかも対照的な「アバター」と「ハート・ロッカー」。前者が世界売り上げ2000億円を突破したのに、後者はたったの10億円弱。もし「ハート・ロッカー」が受賞すれば、史上最も売り上げの少ないオスカー作品という栄誉も手にするそうです。

でんど〜も、「ハート・ロッカー」のリアルでクールな戦争描写に脱帽しました。宿敵(?)「アバター」を倒してくれるなら、こんなに痛快なことはありません。

アカデミー賞の発表は3月7日です!

(日本でも、いよいよ3月6日に公開。みなさん、なにがなんでも見て下さい!!)





<映画のチケットは、こちらからどうぞ>

ゴールデン・グローブ賞発表! 「アバター」席巻。。。

2010 年 1 月 18 日 コメントはありません

golden_globeゴールデングローブ賞が17日発表されました。

主なところでは:

・まず作品賞。ドラマ部門の候補作品についてはこちらに書きましたが、結局「アバター」。監督賞をふくめ2冠です。

・ミュージカル・コメディー部門では「ハングオーバー」。主演女優賞には「ジュリー&ジュリア」のメリル・ストリープ。主演男優賞には「シャーロック・ホームズ」のロバート・ダウニーJr

・ドラマ部門の主演女優賞は「ザ・ブラインド・サイド」のサンドラ・ブロック。主演男優賞には「クレージー・ハート」のジェフ・ブリッジス。助演男優賞に「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ウォルツ

・アニメ賞と作曲賞の2部門には「Up カールじいさんの空飛ぶ家」。

ということで、ここでも「アバター」が席巻しております。

昨日も、映画館では「アバター」の3-Dを見るために行列ができてました。興行収入も世界で10億ドル突破。2位の「ロード・オブ・ザ・リング(同11億ドル)」を捕らえ、「タイタニック(18億ドル)」が完全に視野に入ってきました。史上最も売れた映画の首位と2位を、ジェームズ・キャメロン監督が占めてしまいそうです。

「アバター」を「ワースト・ムービー・オブ・ザ・イヤー」に認定したでんど〜としましては、感慨もひとしお(?)ですが。もう一度申し上げます。

誰が何て言ったって、「アバター」は認めません!



でんど〜の思いはこちらから

ゴールデン・グローブ賞 ノミネート発表!

2009 年 12 月 16 日 コメントはありません

gg_block2映画とテレビの優秀作品に送られるゴールデン・グローブ賞は、アカデミー賞と並ぶ、映画人にとって最高の栄誉(アカデミー賞は映画のみ対象で、業界関係者の投票で選ばれるのに対し、ゴールデン・グローブ賞は「ハリウッド外国人映画記者協会」の会員の投票によるのが違い)。

昨日、多数の候補作品が発表。最優秀映画賞の候補は次の5作です:

アバター:Avatar
ハート・ロッカー:The Hurt Locker
イングロリアス・バスターズ:Inglourious Basterds
プレシャス:Precious: Based On The Novel Push By Sapphire
マイレージ、マイライフ:Up in the Air

でんど~は、このうち「ハート・ロッカー」と「イングロリアス・バスターズ」しか、まだ見ておりません。「アバター」は今週末、一般公開に直行です。

注目は「ハートロッカー」。イラク戦争で爆弾処理に携わる米兵の姿を描いた戦争映画で、ドキュメンタリー・タッチの強烈なストーリーです。日本では、やっと来春公開が決まったんですね。必ず見て下さい。

「イングロリアス・バスターズ」は、タランティーノ久々の快作ですが、正直それほどのものとは思えません。当て馬じゃないかな。

「プレシャス」はただいま全米ヒット中。80年代のハーレムを舞台に描く、黒人ティーン・エイジャーの人間ドラマ。必ず見ないといけないです。

「マイレージ、マイライフ」は、空の旅を続けるサラリーマンをジョージ・クルーニーが演じ、いよいよ賞狙い。これも見ないと。

なお、でんど〜一押しの「District 9」は脚本賞のみノミネート。ちょっと残念です・・・。

最終結果は、1月17日の授賞式で。アカデミー賞ともども、絶対見逃せません。

タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」見た!

2009 年 10 月 4 日 コメントはありません

BasterdPitt2Big日本では11月20公開予定のクエンティン・タランティーノの新作。見てきました。

これはぜったいおすすめです。

アメリカでは、既に興行収入100億円を突破しており、絶好調です。2009年度ランキングでも、公開6週間目にして18位につけており、タランティーノとしては、久々の大ヒットです。おなじみRotten Tomatoの評価でも88%と、圧倒的な完熟トマト。

第二次大戦ヒトラー占領下のフランスを舞台に、ブラッド・ピット演じるアメリカ人グループがなぜかパルチザン的に乱入。シリアスな戦争モノかと思いきや、どんどん「ヘンな」展開に突入して行きます。B級のような、マカロニっぽいような、タランティーノ節は随所に全開。2時間半と長いですが、存分に楽しませてくれます。

2007年の「グラインド・ハウス」では、相方のロバート・ロドリゲス監督にお株を奪われちゃって、もう駄目かと思いましたもんね、タランティーノ。ホントに「キル・ビルVol.2」以来、久方ぶりの「全力投球」の手応えです。(でも、イタリア系のタランティーノが、どうしてナチ/ユダヤものにここまで首を突っ込むのか、ちょっと見えない部分もあります・・・。まあ、1976年のイタリア映画「地獄のバスターズ」を、単にリメイクしたかったってことなんでしょうか・・・。)

ところで、なんといっても注目すべきはブラッド・ピット。とにかく、最近冴えまくってます。

2008年のコーエン兄弟の快作「バーン・アフター・リーディング」で、小気味良くぶっ飛ばすと、続けて、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」でアカデミー賞候補へ。売り上げも140億円突破。そして本作です。

最近、明らかに出演作の選択がうますぎます。チンピラ役しかできないと思ってたのに、その「育ちの悪そうな」個性は生かしつつ、どんどん芸域を広げてる。ダイコンだと思ってたのに、演技力もあるような気がしてくる。

いや〜、ひょっとしてホントの大スターになっちゃいますね・・・。

これって、やっぱり奥様のパワーなんでしょうか???


「ジュリー&ジュリア」おすすめです。

2009 年 9 月 21 日 コメントはありません

200px-julie_and_julia日本では11月公開予定の映画、「ジュリー&ジュリア」を観ました。ひじょうに良かったので、ぜひご覧下さい。わたし的には、今のところ、今年のベストと言ってしまうかと思っています(District 9と悩みます)。

メリル・ストリープ演じる料理家の実話に、新鋭エイミー・アダムスが絡み、とてもハート・ウォーミングなコメディー・タッチの物語となりました。

時間も場所も異なる二人の女性が、「フランス料理」というキーワードでつながっている。それぞれ、ちょっと人生につまずいたりしながら、自分の世界を見出して行く。やさしい夫や、友だちにささえられ・・・。わたしなど、歳のせいか、途中から涙腺がゆるみっぱなしで、困りました。。。

監督は「ユー・ガット・メール」、「めぐり遭えたら」などの「ロマ・コメの巨匠」、ノーラ・エフロン。興行収入は90億円に迫る勢いで、制作費の40億円をとっくに回収し、大ヒット中。Rotten Tomatoも74%の完熟トマトと、高い評価です。

予告編をご覧下さい:

メリル・ストリープが上手いのはあたり前。やり過ぎ一歩手前のところで、またプロの仕事を見せてくれました。

わたしが注目しているのは、エイミー・アダムスです。

最近、いちばんの上り調子といったら、彼女でしょう。

2007年のディズニー映画「魔法にかけられて」で主役を演じて以来、「ダウト」、「サンシャイン・クリーニング」といったヒット作に出演。ダウトでは、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされています。

決して、すごい美人とかセクシーといったわけじゃなく、どこにでもいそうな感じなんですが、とにかく「いたいけ」で「はかない」感じがなんとも言えません。強くて激しいアンジェリーナ・ジョリーの対極に位置すると言えましょうか・・・。

ひたすら清廉に生きる「修道女」、負け組みでもくじけない「がんばり屋さん」。そんな、ちょっと弱くて壊れそうだけど、皆に支えられながらまっすぐ生きて行く、といった女性をやらせたら、今、彼女がベストだと思います。

今回の、「ジュリー&ジュリア」でも、三十路を迎えるイマイチな毎日から、思わぬきっかけで道をみつけて行く。まさに、彼女にぴったりな役どころです。

さらに、ちょっと馬鹿っぽいお姫さまや、ヤクザの情婦など、意外と芸域も広く、なかなかの「演技派」とも言え、今後も大いに有望です。

ということで、いつもながら、良い「アメリカ映画」はほんとにイイですね。決して「トランスフォーマー」ばかりじゃないんです!