クリント・イーストウッド監督の最新作「ヒアアフター」が今日から上映です。
さっそく見てきました。
マット・デイモン主演。ややサイキックで、国を超えた複雑なストーリーが、感動の結末に向ってていねいに紡ぎ上げられて行きます。
ただ、最近のクリント・イーストウッドは完全に人間国宝級。神々しいまでに素晴らしすぎるので、本作もまあ「期待どおり」といったところでしょうか。でんど〜が最も愛する「グラン・トリノ」にはおよびません。
でも、それでも、素晴らしいのはまちがいありません。「おすすめ」と言うか、とにかく見ないといけないでしょう。
ちなみに、でんど〜のイーストウッド監督作品ベスト10は:
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1 グラン・トリノ Gran Torino
2 ミスティック・リバー Mystic River
3 許されざる者 Unforgiven
4 インビクタス/負けざる者たち Invictus
5 チェンジリング Changeling
6 ミリオンダラー・ベイビー Million Dollar Baby
7 ヒアアフター Hereafter
8 パーフェクト ワールド A Perfect World
9 硫黄島からの手紙 Letters from Iwo Jima
10スペースカウボーイ Space Cowboys
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クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」。ブルーレイで借りました。
あらためて、「素晴らしい」のひとことです。
愛するものの死。老い。若さへの希望。異文化への目線。地域の問題。個人、そして尊厳ある生き方。
これを、ありきたりなストーリーとか予想どおりの結末と言ってしまっては、おしまいです。
撮られるべき映画を愚直に撮り続ける。特撮がなくたって、轟音が鳴り響かなくたって、しっかりしたストーリーと丁寧なフィルム・メイキングさえあれば、万人の心に染み入る作品ができる。
映画とはそういうものなんだ。
79歳、クリント・イーストウッド。彼の映画造りに込める想いは、それにつきると思います。
現在、アメリカの映画界で、そのような撮り方をしてるのは彼だけでしょう。誰にも侵せない威厳と信念を持って、一人だけ屹立している。「チェンジリング」もそうでしたが、ここへ来て、全て遺作となることを意識している、というのもうなづけます。既に、歴史に残る大監督の位置を確保しました。
「グラン・トリノ」は、彼の監督作品としては最大の興行収入(250億円以上)を上げています。このような映画を求める人たちが世界中にたくさんいる。その事実に、どこかほっとすると同時に、あらためて映画の持つ力というものを感じます。
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