ポール・マッカートニー、デペッシュ・モード、シェリル・クロウ

2005 年 10 月 31 日 コメントはありません

paulこちらアメリカなんですが、ポール・マッカトニーのニュー・アルバム「Chaos and Creation in the Backyard」と、来月のライブが話題です。プロデューサー、ナイジェル・リッチにドヤサレながら作ったのが良い結果を生んだとのこと。ポールはジョン・レノンのような触媒がいないと光らない、ということですね。

で、買いました。う~ん。それほどのモノだろうか・・・。ここまで来ると人間国宝。63歳、「サー」マッカートニー閣下なので、別にどうこう言うつもりはないのですが・・・。

次にデペッシュ・モードの新作、「Playing The Angel」。

エキサイター」から4年。基本路線は変わっていません。この三人。きっと人間関係は完全に壊れているんだろうに、たまに集まってお仕事するんですねえ。ダークな、不健康な世界が、シンプルなリズムと、幾層にも織り成すシンセと、デイヴ・ガーンのヴォーカルの融合により、堅牢な世界を保持しています。はっきり言って、前作、前々作のような、「心の奥に響くような絶望感にも似た奥行き」といったものはここにはありません。でも、このワンパターンが不滅なんですね。

そして、シェリル・クロウの「Wildflower」。ランスと結ばれて幸せいっぱいのシェリル。なんだか、女らしく、清楚な感じに満ちていて、今までのように、酒場のカウンターでクダ巻いてそうなところは全くありません。しっとりとした好盤です。

ところで、こちらでは大きなショッピングセンターの中にアップルストアがあったりしますが、New iPodの発売もあって、ホントに繁盛しています。カウンターは行列。どちらかというとNanoが売れまくっているようで、イヤフォンなど売り切れです。

ついうれしくなって、ポータブルのスピーカーを買ってしまいました。LogitecのMM50。コンパクト、音がイイ(特に3D効果)、リモコン付き、バッテリーで7時間稼動、旅行用ケース付き、AC100-240V対応。ということで、大変気に入っております。

と思ったら、あれっ? ¥12,900って、日本の方が安いじゃん!

どうも皆さま、大変ごぶさたいたしております。

2005 年 10 月 24 日 コメントはありません

terry_bozzio-2突然、行方不明になり、まことに失礼致しました。

本当に、殿堂をご覧いただいている皆様には、一ヶ月以上、なんら更新もせず、申し訳ありませんでした。これから、徐々にカムバックいたします。ネットというのは、こういう時威力を発揮するのですね。どんなに離れていても、更新は朝メシ前!

ということで、音楽的にはあまりトピックスはないのですが(ないのかよ!)、本日。ギター・センターという、地元では有名な、やたらでかい楽器屋さんで、なんと「テリー・ボジオ」に出会ったんです!

出合ったと言っても、DVDよ。DVD。

大きな店内に、TVで大写しになっていて、感激。即買いしました。「Solos & Duets」という教則的なライブ。チャド・ワッカーマンとの共演です。フランク・ザッパ卒業生の二人が、完全にシンクロする「ブラック・ペイジ」は、なかなかのもんですね。

で、すごいのがおまけ。ボジオのソロ・コンサートのライブなんです。戦車のようなドラムに囲まれて、ボジオがひたすらたたきまくります。あまりにすごい技を次から次に連発するので、眠くなってしまうほどです。

日本では売っていないのだろうか。アメリカ盤のDVDは、日本で見れないと思いますが、ままよ、買っちまえ。永久保存だー。

ということで、テリー・ボジオのCDも、新しいのが出ました。こちらは、オーケストラと共演の芸術もの。ボジオはどこまで行ってしまうんだろうか。

それでは、みなさま、またおじゃまいたします!どうか、お見捨てなきよう!

ハービー・ハンコックが大人気です!

2005 年 9 月 19 日 コメントはありません

herbie_hancock実は仕事でアメリカに来ております。NYです。更新遅れはそのためです。申し訳ありません。

こちらでは、ハービー・ハンコックの新盤「Possibilities」が大人気。

ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ部門1位のうえに、なんと、全ジャンルのトップ・アルバム「The Billboard 200」の22位にチャートイン。彼としては、1984年の「フューチャー・ショック」以来の快挙だそうです。うれしいですねえ!

で、早速、トランプタワー地下のタワー・レコードで買いました。

歌モノ企画アルバムで、スティングクリスティナ・アギレラサンタナ、スティーヴィー・ワンダー、ポール・サイモン、アニー・レノックスなどの大スターと夢の競演。さすが人脈豊富なハンコックだ!

曲は、スタンダードとオリジナルを取り混ぜ、どちらかというとアコースティックなイメージで、ハービーもアコピを弾きまくってます。ファンキーな持ち味も、クラブシーンの定番ハンコック様の独壇場。

クールです。

てなことで、もうしばらくしたら帰りますので、また報告します!

アージェント、「サーカス」初CD化

2005 年 9 月 5 日 コメントはありません

argentふたりのシーズン」が、コマーシャルでリバイバル中のゾンビーズ。その中心人物ロッド・アージェントが、ゾンビーズ解散後に結成したのが、その名も「アージェント」です。

カラフルなポップ性を残しつつ、プログレッシブ・ロックの要素も加わったのが最大の魅力でありました。

このたび、彼らの1975年の後期作品「サーカス」が、1969年の「Argent」とのカップリングで初CD化されました。

あたしゃうれしい!

「道化師」や「綱渡り」など、サーカスの演目をテーマにしながら、人間ドラマを繰り広げるトータル・アルバム。スリリングなリズム隊に、ロッドのムーグ・シンセサイザーがプログレ王道的にからみます。と、突然、胸キュンのバラードを鉄壁のコーラスが包む。なんて超ポップ!

かなり良い。

ここまでくれば、RCAに移籍後のラスト・アルバム「カウンター・ポインツ」も出してほしいなー。なんせ、ドラムはフィル・コリンズの友情出演だし。まあ、これだけは無理だろなー。

とにかく、近いうちにゾンビーズ/アージェント大特集と行きましょう。

iPod用 耳栓型イヤフォン!

2005 年 8 月 28 日 コメントはありません

ipod-earphoneずっと気になってて、欲しかった、「耳栓型(カナル・タイプ)」のイヤフォンを購入してしまいました。

エティモティックリサーチ社(Etymotic Research)の「ER-6i」です。

愛用の、オーディオテクニカATH-CM7TI インナーイヤーヘッドフォン」に、ゼンゼン問題はありませんでした。

でも、例の知り合いが、耳栓型イヤホンの最高峰、「SHURE E5c イヤホン(4万8000円)」を見せびらかし続けるので、気になって気になって。

「無音の世界」というものに。。。

耳栓型の最大のウリは、いったん耳に突っ込むと、まったく外界から遮断されるということです。ほとんど完全な無音状態の中から、音楽だけが聴こえてきます。通勤途中でも、周りにヒトがいても、一切無音で、音楽だけが響いて来る。

ということらしい・・・。

これはやっぱり魅力だ。

では、なぜこのER-6iを選んだかといいますと。

耳栓型で有名なのは、なんと言っても米SHURE社です。今や、E5cのほか、E4c(31,800円)、E3c(19,800円)、E2c(9,800円)と、ご予算に応じて色々なタイプが出ています。

音質的にも、高い評価を確立した2ウエイ・スピーカーのE5cをはじめ、みな優れたもののようです。

ただ、

・なんせ、アメリカ人向けのサイズで、なかなか日本人の耳にはつらい(はっきり言ってデカイ)。
・イヤフォン・ケーブルがゴワゴワで、耳の後ろに回す特殊なスタイル。ちょっと扱いづらい(E5c)。
・安いの(E2c)は、低音が強調され、中高音の繊細さを欠いているらしい。
・どっちにしろ、一番高いE5cは買えっこない

てなことで、躊躇しておりました。

そこで、コレ。ER-6iであります。

エティモティックリサーチ社は、アメリカの会社で、この手のイヤフォンでは有名らしいです。この、ER-6iはiPodを完全に意識した製品になっています。

ね、白くって、かわいいでしょう?ケーブルも白で完全にiPod対応。繊細にフィット。違和感ゼロです。

有名になったのは、ブッシュ大統領がマウンテンバイクに乗る時、iPodと一緒に使ってるから。

でも、こういう耳栓型は、音が聞こえなくて危険なので、自転車に乗ったり、ジョギングしたりする時はゼッタイ使用不可なはずですが・・・。

大丈夫か、合衆国大統領?

ということで、じわじわ評判を高めているイヤフォンらしいですぞ。

で、早速、使ってみました。

まず、耳に突っ込むってのが、なかなか難しいです。コツが入ります。

装着方法の説明文載せましたが、なんか、おっかなくね?

一般的なイヤホンが耳に軽く挿入するだけに対し、カナル型は、外耳道(耳の穴)に「もう入らない位」まで深く挿入する必要があります。装着のコツとしては、左側参考イメージの通り、耳たぶを上に引っ張りながら、外耳道と並行に深く差し入れます。そしてさらに、斜め下から耳の奥にむかってグリグリと力を入れ「ねじり込みながら」装着すると、わりとうまくいきます。感覚的には、耳の中の空気を追い出し「真空状態」にする感じです。「カナル」はその名の通り「耳栓」ですから、音の鳴っていない状態で、外部の音が全く聴こえない状態であればうまく装着できたと判断してください。
「サウンドハウス」ホームページより)

最初は、どこまで突っ込めばイイのか分からず、ビビっておりました。入れすぎて、耳の穴痛くなったりもしました。グリっとひねりながら入れたり、色々工夫です。慣れると、なんとかなります。

で、これがすごいんですね。

なんせ、耳栓ですから。ぴったり耳の中に密着すると、ホント、なにも聞こえなくなっちゃいます。自分の声も聞こえません。その代わり、頭叩くと響きます。道歩くと、足音が伝わってくるような感じです。

ま、あたり前ですね。両耳に指突っ込んだのと同じなんですから。

6iのトレードマークは「isolator」。なんせ、「孤立化」、「孤立するヒト」ですからね。耳栓型色々ある中で、トリプル・フランジ型イヤーパッドで、ダントツの遮音性を誇っているのも分かります。

それで、サウンドは?

うー!無音から、音楽が立ち上がってくる。

別世界じゃ!

まず、リファレンスに、スティーリー・ダンの「ヘイ・ナインティーン」。

第一印象は、非常に原音に忠実なナチュラルサウンド。体に染み付いたスティーリー・ダンのサウンドが、何の色付けもなくきちんと再生されます。リック・マロッタの無機質なハイハット、ウォルター・ベッカーの粘っこいベース、そして、ドナルド・フェイゲンの個性的なヴォーカル。すべて、あるべき音があるべきサウンドで鳴っています。

メーカーとしては、「iPodのイコライザーをOFFに、あくまで原音を聴いてもらいたい」、と考えているようです。

こういうの、欲しかった。

特に、評判どおり、高音域の分解能・繊細さが光ります。エコー感などの表現も、高級オーディオの再生音のようで、申し分ありません。低域が弱いという批評もあるようですが、イヤフォンの突っ込み方に気をつければ、しっかり鳴ってくれます。

さらに、ぶっ飛んだのが、パット・メセニーの「想い出のサン・ロレンツォ」。

無音から飛び出てくるアコースティック・サウンドに、ちょっとびっくり。聴きなれた作品が、あたらしい透明感で鳴ってくれます。ライル・メイズのピアノ・ソロのパートに来たら、感動で「鳥肌が立って」しまったぐらいです。

オーディオテクニカとの比較では、やはり、外界の音が混じるかどうかで決定的に異なります。以前は、うるさい場所では、知らずにボリュームを上げたり、イコライザーを入れたりしてたのが、一切不要なんですから、ストレス激減です。

電車の中でも、完全に「別世界」。ちょっと優越感。

さらに、ER-6iは「エイジング」が必要ということで、鳴りなれてくれば、ますます本領発揮らしいので、なおさら楽しみです。

一発で、ファンになりました。もう、ぜったい手放せません!

でも、早くもタクシーに轢かれそうになりました。クラクションなんか一切聞こえません。気をつけないとなー。

お値段は、15,000円前後のようですが、わたしは、サウンドハウスのネット販売でゲットしました。ここは、「国内最低価格保証」と言うだけあって、かなり安かったですよー。

ヴィニー・カリウタに煽られて・・・。

2005 年 8 月 20 日 コメントはありません

vinnie_21ヴィニー・カリウタをチェックし直していたら、欠けてるアルバムがいくつもありました。

それで、買いました。
チック・コリア・アコースティック・バンドの「ライヴ・フロム・ザ・ブルーノート東京」。 1992年の来日時、いつものデイヴ・ウェックルでなく、ドラムをつとめたのはヴィニーだったんですね。4ビートできるのか?ヴィニー? 心配ご無用。こりゃまた、すごいんだわー。スタンダード・ジャズをこなすばかりか、ど迫力のプレイを連発。むしろ、チック・コリアジョン・パティトゥッチがヴィニーに煽られて、いつも以上のパワーがバンドにみなぎってます。
そのほか、今週買っちゃったのは: ヤン・アッカーマンヒートウエア」~87年のソロ。あたしゃすっかり、「バンドもの」と思い込んで、放ったらかしていました。危ない危ない。コンピューターやギター・シンセも導入した、なかなか意欲的な一枚だったんですね。

「コンプリートUPP」~こいつも良く知りませんでしたが、ジェフ・ベックのプロデュースしたイギリスのフュージョン・バンドUPP。今聴くと、モロ古臭いですが、しっかりベックも客演しています。

セルジオ・メンデススインガー・フロム・リオ」~1963年、セルメンがアメリカ進出をねらったボサノバ・ジャズのアルバム。いつも商売上手なセルメンの原点がここにあったんですね。

ヴィニー・カリウタ

2005 年 8 月 15 日 コメントはありません

vinnie_3

みなさま、お盆をいかがお過ごしでしょうか?わたくしは、短い休みをページ更新にいそしんでおります。。。
さて、テリー・ボジオとくれば、ヴィニー・カリウタ。現代最強のドラマーをご紹介いたします。

テリー・ボジオ

2005 年 8 月 7 日 コメントはありません

terry-bozzio3ジェフ・ベックの「ベック・ライブ!」でも叩いていたスーパー・ドラマー、テリー・ボジオについて、書いてみました。ぜひ、ご覧ください!

映画の殿堂?

2005 年 7 月 31 日 コメントはありません

star-warsあんまりアレもコレもと手を広げるのはどうかと思ってますが、どうしても、「映画」についても書きたくなってきました。

音楽と映画?

だってこの前、雑誌「Cut」で、「世界の映画オタク10万人が選んだ史上最高の映画ベスト100!」てのを見たんですけど、ベスト5がこれですよ。

   1位: ロード・オブ・ザ・リング
   2位: スター・ウォーズ「新たなる希望」
   3位: ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」
   4位: スター・ウォーズ「帝国の逆襲」
   5位: ショーシャンクの空に

こんなもん、わざわざ10万人に聴くほどの結果か?これなら、私の「好きな映画リスト」だって、五十歩百歩ですよ。

偉い評論家のセンセイなど気にせず、好きな映画について勝手に書いてみたい。そう思ってる今日この頃です。請うご期待!

ちなみに、パッと思いつく私のトップ5は:

   1位: スター・ウォーズ「新たなる希望」   
   2位: スター・ウォーズ「ジェダイの帰還」   
   3位: エイリアン2   
4位: ブレード・ランナー  
5位: 未知との遭遇

どうです!ものすごいくだらなさでしょう。でも、自信もって言えます。「コレがサイコー」なんだって!

レベル42

2005 年 7 月 30 日 コメントはありません

level4280年代に「レッスンズ・イン・ラヴ」などのファンク・ナンバーでヒットを飛ばしたレベル42。イギリスの4人組で、マーク・キングのベースとヴォーカルが絶品でした。

彼らとアラン・ホールズワースとは、ドラマーのゲイリー・ハズバンドを介して関係があったわけですが、レベル42のアルバムに、ホールズワースがこんなに本格的に参加していたとは知りませんでした。

1991年発表のアルバム「ギャランティード」。下り坂に差し掛かったレベル42が残した、上質のアルバムです。はっきり記載されていませんが、ホールズワースは5曲でプレイしているよう。どれもはっきり「彼」と分かる定番のギターソロで、聴き応え満点です。特に、8曲目の「A Kinder Eye」なんて、ほかで聴けないほど気合の入った絶品のソロが長時間聴けます。こんなにフィーチャーされてるんだったら、早く買っとけばよかった!

ということで、遅ればせながらCDを入手した次第です。廃盤ですが、比較的手には入りやすそうですので、アラン・ホールズワース・ファンの方はぜひどうぞ。