iPod専用ヘッドホン・アンプ「オーディオテクニカAT-PHA30i」
iPodの音を少しでもよくすることに情熱をそそいでいるでんど〜としては、「ヘッドホン・アンプ」というのが気になってしかたありませんでした。
音質改善の王道はヘッドホンそのものと信じて、今まで色々試行錯誤して参りました。そして、現在、たどりついたのがアルティメート・イヤーズのTRIPLE.Fi 10 PRO TF10PRO。発売当時は5万円したんですが、だいぶ下がって35000円前後。それでも高いです。しかし、値段のことだけはあります。格段に違うんです。
→アルティメート・イヤーズTRIPLE.Fi 10 PRO TF10PRO
で、「ヘッドホン・アンプ」ですが、なんでこんなものがいるかというと、iPod自体に内蔵されているアンプがチープなので、音質面でかなり妥協したものになっていると。そこで、これを補強し、本来のデジタル・サウンドをより豊かに耳に届けるのがヘッドホン・アンプの役割ということです。
ヘッドホン・アンプにも色々なタイプがあります。小型のから大型のまで、安いのからムチャクチャ高いのまで。
今回、オーディオテクニカAT-PHA30iに注目したのは、おそらく初めて「iPod専用」とうたって登場してきたからです。特に工夫が感じられるのが、iPodのDockコネクターにつなぐという点。以下に、商品説明を書きます:
◆音質補正回路を搭載した高音質DockコネクターでiPodの性能をフル活用ヘッドホン端子から出力されている音声信号よりも、iPodのDockコネクターから出ている音声信号の方が高音質。ヘッドホン端子よりも高品位な信号を、新開発の音質補正回路を経てダイレクトにヘッドホンへ伝送。iPod性能をフルに引き出し原音に忠実な再生。高ダイナミックレンジが奏でる空間の広がり感を実現。
これは期待できる・・・。
さて、実際に使ってみての感想ですが、ひとことで言って、「普及品のヘッドホンでは改善するが、高級のでは好みが分かれる」ということではないでしょうか。
普及品のヘッドホンとは、例えば、まさにiPodに付属の白いやつ。これを、AT-PHA30iに通すと明らかに変わります。低音がしっかりしますし、中域も豊かになり、全体的に確かに空間が広がった感じがします。うん、これはなかなかだ。
ところが、例えばこれをアルティメート・イヤーズにつなぐと「????」。中域が妙につまった感じがして、音像がぼやけるのと、低域が必要以上にブーストされて、もこもこっとした感じが出てしまうんです。
これは、結局、高級ヘッドホンの場合、既に可能な限り音のポテンシャルを実現してしまっているため、かえって、こういった付属品で音を変えると、むしろ不自然さが目立つ結果になってしまうということではないでしょうか?
やはり、高音質を求めるなら、まずヘッドホンからというのが王道なような気がします。
ところで、このAT-PHA30i。デザインがもう少し何とかならないですかね?この安っぽさは尋常じゃないです。iPodのカジュアルさと安っぽさを間違えてる気がする・・・。






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