バリー・グレイ

Barry Gray 5-2英国を発祥とするSF人気シリーズ『サンダーバード』の日本における放映は1966年(昭和41年)に開始されました。

毎週日曜日の夕方6時からNHKにて。一話50分、全32話。

「ファイブ!ジャーン!フォー!」とカウント・ダウン。雷鳴が「ドカーン!」。

「サンダーバーズ、アー、ゴー」!!

高らかにメインタイトルが鳴り響けば、まさに子供の心をわしづかみ!

 

国際救助隊の活躍を、サウンドトラックでしっかりサポートしたのが、バリー・グレイでした。

事件発生からクライマックスまで、バリー・グレイのサウンドトラックは、サンダーバードと一体となり、ドラマを盛り立てます。一切の手抜きなく、しかも場面場面に応じた編曲を実に多様に作り込み、まさにプロの仕事を魅せてくれました。

イギリス人の作曲家バリー・グレイは1925年生まれ。1984年に亡くなってしまった彼のキャリアは、常に「サンダーバード」のプロデューサー「ジェリー・アンダーソン」と共にありました。

1961年「スーパーカー」、1962年「海底大戦争スティングレイ」から、1977年の「スペース1999」まで。ジェリー・アンダーソンが産み出した高度な人形劇「スーパー・マリオネーション」は、日本でもヒットに次ぐヒット。当時子供時代を過ごされた方なら、どの番組のテーマ・ソングも、みんなそらで歌えますよね!?

『海底大戦争スティングレー』のテーマ・ソングはこれでした:

 

人形劇でなく実写版でヒットした『謎の円盤UFO』はこちらです:

img_0サンダーバードのサントラ盤は多数リリースされましたが、なかなか決定版と呼べるものがなかったところ、2003年、本家イギリスがやってくれました、「Thunderbirds Original Television Soundtrack」!オリジナルのTVマスター・テープから丁寧に掘り起こされ、雑音除去の作業が徹底的に施された、これぞまさに本家サンダーバード。僕らが興奮した、あのテレビのサウンドを、ぜひ聴いてみてください。

 

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51OyM7ZR1eLバリー・グレイの代表作を1枚に凝縮したお得なコンピレーション盤『Stand By For Action』。サンダーバードのほかに「スティングレイ」、「ジョー90」、「キャプテン・スカーレット」など。バリー・グレイの作品を取り敢えずひととおりと言えば、これがお手ごろです。

 

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サンダーバードよ、そしてバリー・グレイよ、永遠なれ!!

 

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