ポール・マッカートニーの『ウイングス・ワイルド・ライフ』 『レッド・ローズ・スピードウェイ』が、やっとアーカイヴ・コレクションで出ます!

ポール・マッカートニーアーカイヴ・コレクションとして、『ウイングス・ワイルド・ライフ』と 『レッド・ローズ・スピードウェイ』がリリースされます。日本での発売日は12月7日。

ほかのほとんどのアルバムがアーカイブ化されたのに、なぜこの2枚だけ出ないのかと、永らく思っておりましたが、これで解決です。

例によって、色々なバージョンで出るようで、限定盤デラックス・エディションは、リマスターされたオリジナル・アルバム、ボーナス・トラック、未発表デモ、レアで未発表のビデオ映像、ポールとの最新インタヴュー、写真、アートワーク他を含む豪華ブックレット付と、超盛りだくさんです。

また、それぞれのデラックス・エディションがセットになった『ウイングス 1971-1973』という、どうやら日本限定のバージョンが出るそうで、未発表&新ミックスの72年のヨーロッパ・ツアーのライヴ音源を20曲収録した『Wings Over Europe』が付属されるとか。

まさに、ファンのフトコロを「狙い撃ち!」(ちなみに久我は、それぞれ2枚組のCDバージョンで十分・・・)。

▶︎Amazonで予約開始のようですが、日本盤はお高いので、あまりおすすめできません・・・

 

この頃のポールは、なんと言っても『マイ・ラブ』ということで、ご一緒に!

 

[以下プレスリリースより]

◆『ウイングス・ワイルド・ライフ』
ザ・ビートルズ解散後、ポール・マッカートニーのバンドとして妻のリンダ、デニ―・レイン、デニー・シーウェルらとで結成されたウイングスが1971年12月7日に発表したデビュー・アルバムを拡張版としてマルチ・フォーマットでリイシュー! 僅か3日間でレコーディングを終え、約2週間で完成したという本作は全英11位/全米10位を記録。ポールがまた新たな第一歩を踏み出した記念すべき作品の全貌がついに明らかになる。

3CD+DVDからなる限定盤デラックス・エディションは、オリジナル・アルバムの最新リマスター盤をディスク1に配し、ラフ・ミックスやホーム・レコーディング、アウトテイク、シングルB面など25曲のボーナス・トラックを2枚のディスクにまたがって収録。これらの音源はハイレゾ音源としてダウンロードも可能となっており、さらにはアコースティック・ホーム・ヴィデオやリハーサルの映像を収めたDVD、貴重な資料を満載した128ページの豪華本、MPLに所蔵されていたアーカイヴを纏めた48ページのスクラップブックも収載。
2CDスペシャル・エディション、2LP(MP3ダウンロード・コード付)も同時発売。

◆『レッド・ローズ・スピードウェイ』
ポール・マッカートニー&ウイングスの2作目として1973年4月30日に発表され、全英5位/全米1位を記録したほか全米1位を獲得した「マイ・ラヴ」を生むなど初期ウイングス・サウンドの確立を見せた作品が拡張版としてマルチ・フォーマットでリイシュー!当初は「007 死ぬのは奴らだ」「ハイ・ハイ・ハイ」も含めて2枚組となるはずだった幻の“ダブル・アルバム”のトラック・リストも再現しつつ、この名作の本質を探る。

3CD、2DVD+1Blu-rayからなる限定盤デラックス・エディションは、ディスク1に本編リマスターを収録。ディスク2には当時計画されていた2枚組を意図した曲が収められ、ディスク3はアーリー・ミックスなどの貴重な音源をコンパイル。これらの音源はハイレゾ音源としてダウンロードも可能となっており、2枚のDVDにはテレビ出演時の映像や『ブルース・マクマウス・ショウ』の模様(Blu-rayも同内容)などを収載。さらに貴重な資料が詰まった128ページの豪華本とモロッコにおけるウイングスの様子を纏めた64ページのフォト・ブックも同梱される。
2CDスペシャル・エディション、オリジナルとダブル・アルバムの2種の2LP(MP3ダウンロード・コード付)も同時発売。

◆『ウイングス 1971-1973』
『ウイングス・ワイルド・ライフ』3CD+DVDと『レッド・ローズ・スピードウェイ』3CD、2DVD+1Blu-rayのデラックス・エディションがセットになったうえに、ボーナス・ディスクとして72年のヨーロッパ・ツアーのライヴ音源20曲(未発表&新ミックス)を収録したCD付『ウイングス 1971-1973』11ディスクも“スーパー・デラックス・エディション/UNIVESAL MUSIC STORE限定盤”として発売。

<発売日>
12月7日

<仕様/価格>
◆『ウイングス・ワイルド・ライフ』

①3CD/1DVD <デラックス・エディション>  UICY-78860
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
SHM-CD仕様/完全生産限定盤
価格: 22,000円+税

②2CD <スペシャル・エディション> UICY-15793/4
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
SHM-CD仕様/完全生産限定盤
価格: 3,600円+税

③2LP UIJY-75100/1
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
直輸入盤仕様/完全生産限定盤
価格:6,500円+税

◆『レッド・ローズ・スピードウェイ』

①3CD/2DVD/1ブルーレイ <デラックス・エディション> UICY-78861
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
SHM-CD仕様/完全生産限定盤
価格: 27,000円+税

②2CD <スペシャル・エディション> UICY-15795/6
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
SHM-CD仕様/完全生産限定盤
価格: 3,600円+税

③2LP UIJY-75102/3
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
直輸入盤仕様/完全生産限定盤

価格: 6,500円+税

④2LP<オリジナル・ダブル・アルバム・ヴァージョン> UIJY-75104/5
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
直輸入盤仕様/完全生産限定盤
価格: 6,500円+税

◆『ウイングス 1971-1973<スーパー・デラックス・エディション/UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤』>

PDCT-3001
11Disc <『ウイングス・ワイルド・ライフ』3CD/1DVD、『レッド・ローズ・スピードウェイ』3CD/2DVD/1ブルーレイ、1CD(20曲の未発表及び新リミックスのライヴ曲収録)>
英文解説翻訳付/歌詞・対訳付
SHM-CD仕様/完全生産限定盤
価格: 55,000円+税

<収録曲>
◆『ウイングス・ワイルド・ライフ』
<デラックス・エディション>
CD1 – リマスター・アルバム
1. マンボ
2. ビップ・ボップ
3. ラヴ・イズ・ストレンジ
4. ワイルド・ライフ
5. サム・ピープル・ネヴァー・ノウ
6. アイ・アム・ユア・シンガー
7. ビップ・ボップ・リンク
8. トゥモロウ
9. ディア・フレンド
10. マンボ・リンク

CD2 – ラフ・ミックス
1. マンボ
2. ビップ・ボップ
3. ラヴ・イズ・ストレンジ(ヴァージョン)
4. ワイルド・ライフ
5. サム・ピープル・ネヴァー・ノウ
6. アイ・アム・ユア・シンガー
7. トゥモロウ
8. ディア・フレンド

CD3 – ボーナス・トラック
1. グッド・ロッキン・トゥナイト(ホーム・レコーディング)
2. ビップ・ボップ(ホーム・レコーディング)
3. ヘイ・ディドル(ホーム・レコーディング)
4. シー・ガット・イット・グッド(ホーム・レコーディング)
5. アイ・アム・ユア・シンガー(ホーム・レコーディング)
6. アウトテイクⅠ
7. ディア・フレンド(ホーム・レコーディングⅠ)
8. ディア・フレンド(ホーム・レコーディングⅡ)
9. アウトテイクⅡ
10. インディード・アイ・ドゥ
11. ホエン・ザ・ウィンド・イズ・ブローイング
12. グレート・コック・アンド・シーガル・レース(ラフ・ミックス)
13. アウトテイクⅢ
14. アイルランドに平和を
15. アイルランドに平和を(ヴァージョン)
16. ラヴ・イズ・ストレンジ(シングル・エディット)
17. アフリカン・イエー・イエー

DVD – ボーナス・ヴィデオ
1. スコットランド 1971
2. ザ・ボール
3. ICAリハーサル
4. アイルランドに平和を(リハーサル)

<2CDスペシャル・エディション>
CD1 – リマスター・アルバム
1. マンボ
2. ビップ・ボップ
3. ラヴ・イズ・ストレンジ
4. ワイルド・ライフ
5. サム・ピープル・ネヴァー・ノウ
6. アイ・アム・ユア・シンガー
7. ビップ・ボップ・リンク
8. トゥモロウ
9. ディア・フレンド
10. マンボ・リンク

CD2 – ボーナス・オーディオ
1. グッド・ロッキン・トゥナイト(ホーム・レコーディング)
2. ビップ・ボップ(ホーム・レコーディング)
3. ヘイ・ディドル(ホーム・レコーディング)
4. シー・ガット・イット・グッド(ホーム・レコーディング)
5. アイ・アム・ユア・シンガー(ホーム・レコーディング)
6. アウトテイクⅠ
7. ディア・フレンド(ホーム・レコーディングⅠ)
8. ディア・フレンド(ホーム・レコーディングⅡ)
9. アウトテイクⅡ
10. インディード・アイ・ドゥ
11. ホエン・ザ・ウィンド・イズ・ブローイング
12. グレート・コック・アンド・シーガル・レース(ラフ・ミックス)
13. アウトテイクⅢ
14. アイルランドに平和を
15. アイルランドに平和を(ヴァージョン)
16. ラヴ・イズ・ストレンジ(シングル・エディット)
17. アフリカン・イエー・イエー

<2LP>
Disc 1 / Side 1 – リマスター・アルバム
1. マンボ
2. ビップ・ボップ
3. ラヴ・イズ・ストレンジ
4. ワイルド・ライフ

Disc 1 / Side 2 – リマスター・アルバム
1. サム・ピープル・ネヴァー・ノウ
2. アイ・アム・ユア・シンガー
3. ビップ・ボップ・リンク
4. トゥモロウ
5. ディア・フレンド
6. マンボ・リンク

Disc 2 / Side 1 – ボーナス・オーディオ
1. グッド・ロッキン・トゥナイト(ホーム・レコーディング)
2. ビップ・ボップ(ホーム・レコーディング)
3. ヘイ・ディドル(ホーム・レコーディング)
4. シー・ガット・イット・グッド(ホーム・レコーディング)
5. アイ・アム・ユア・シンガー(ホーム・レコーディング)
6. アウトテイクⅠ
7. ディア・フレンド(ホーム・レコーディングⅠ)
8. ディア・フレンド(ホーム・レコーディングⅡ)
9. アウトテイクⅡ

Disc 2 / Side 2 – ボーナス・オーディオ
1. インディード・アイ・ドゥ
2. ホエン・ザ・ウィンド・イズ・ブローイング
3. グレート・コック・アンド・シーガル・レース(ラフ・ミックス)
4. アウトテイクⅢ
5. アイルランドに平和を
6. アイルランドに平和を(ヴァージョン)
7. ラヴ・イズ・ストレンジ(シングル・エディット)
8. アフリカン・イエー・イエー

◆『レッド・ローズ・スピードウェイ』
<デラックス・エディション>
CD1 – リマスター・アルバム
1. ビッグ・バーン・ベッド
2. マイ・ラヴ
3. ゲット・オン・ザ・ライト・シング
4. ワン・モア・キス
5. リトル・ラム・ドラゴンフライ
6. シングル・ピジョン
7. ホエン・ザ・ナイト
8. ループ(ファースト・インディアン・オン・ザ・ムーン)
9. メドレー:ホールド・ミー・タイト/レイジー・ダイナマイト/ハンズ・オブ・ラヴ/パワー・カット)

CD2 – ダブル・アルバム
1. ナイト・アウト
2. ゲット・オン・ザ・ライト・シング
3. カントリー・ドリーマー
4. ビッグ・バーン・ベッド
5. マイ・ラヴ
6. シングル・ピジョン
7. ホエン・ザ・ナイト
8. シーサイド・ウーマン
9. アイ・ライ・アラウンド
10. ザ・メス(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
11. ベスト・フレンド(ライヴ・イン・アントワープ)
12. ループ(ファースト・インディアン・オン・ザ・ムーン)
13. メドレー:ホールド・ミー・タイト/レイジー・ダイナマイト/ハンズ・オブ・ラヴ/パワー・カット)
14. ママズ・リトル・ガール
15. アイ・ウッド・オンリー・スマイル
16. ワン・モア・キス
17. トラジェディ
18. リトル・ラム・ドラゴンフライ

CD3 – ボーナス・オーディオ
1. メアリーの子羊
2. リトル・ウーマン・ラヴ
3. ハイ・ハイ・ハイ
4. C・ムーン
5. 007/死ぬのは奴らだ
6. ゲット・オン・ザ・ライト・シング(アーリー・ミックス)
7. リトル・ラム・ドラゴンフライ(アーリー・ミックス)
8. リトル・ウーマン・ラヴ(アーリー・ミックス)
9. 1882(ホーム・レコーディング)
10. ビッグ・バーン・ベッド(ラフ・ミックス)
11. ザ・メス
12. サンキュー・ダーリン
13. メアリー・ハド・ア・リトル・ラム(ラフ・ミックス)
14. 1882(ライヴ・イン・ベルリン)
15. 1882
16. ジャズ・ストリート
17. 007/死ぬのは奴らだ(グループ・オンリー、テイク10)

DVD1 – ボーナス・ヴィデオ
1. ミュージック・ヴィデオ
2. ジェイムズ・ポール・マッカートニー・TVスペシャル
3. 007/死ぬのは奴らだ(ライヴ・イン・リヴァプール)
4. ニューカッスル・インタヴュー

DVD2 – ボーナス・フィルム
1. ブルース・マックマウス・ショー
2. 5.1 サラウンド・ドルビー・デジタル、16bit 48kHz / PCMステレオ 24bit 48khz

ブルーレイ – ボーナス・フィルム
1. ブルース・マックマウス・ショー
2. 5.1 サラウンド・ドルビー・デジタル、16bit 48kHz / PCMステレオ 24bit 48khz

<2CDスペシャル・エディション>
CD1 – リマスター・アルバム
1. ビッグ・バーン・ベッド
2. マイ・ラヴ
3. ゲット・オン・ザ・ライト・シング
4. ワン・モア・キス
5. リトル・ラム・ドラゴンフライ
6. シングル・ピジョン
7. ホエン・ザ・ナイト
8. ループ(ファースト・インディアン・オン・ザ・ムーン)
9. メドレー:ホールド・ミー・タイト/レイジー・ダイナマイト/ハンズ・オブ・ラヴ/パワー・カット)

CD2 – ボーナス・オーディオ
1. メアリーの子羊
2. リトル・ウーマン・ラヴ
3. ハイ・ハイ・ハイ
4. C・ムーン
5. ザ・メス(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
6. 007/死ぬのは奴らだ
7. アイ・ライ・アラウンド
8. ナイト・アウト
9. カントリー・ドリーマー
10. シーサイド・ウーマン
11. ベスト・フレンド(ライヴ・イン・アントワープ)
12. ママズ・リトル・ガール
13. アイ・ウッド・オンリー・スマイル
14. トラジェディ
15. サンキュー・ダーリン
16. 1882(ライヴ・イン・ベルリン)
17. ジャズ・ストリート
18. 007/死ぬのは奴らだ(グループ・オンリー、テイク10)

<2LP>
Disc 1 / Side 1 – リマスター・アルバム
1. ビッグ・バーン・ベッド
2. マイ・ラヴ
3. ゲット・オン・ザ・ライト・シング
4. ワン・モア・キス
5. リトル・ラム・ドラゴンフライ

Disc 1 / Side 2 – リマスター・アルバム
1. シングル・ピジョン
2. ホエン・ザ・ナイト
3. ループ(ファースト・インディアン・オン・ザ・ムーン)
4. メドレー:ホールド・ミー・タイト/レイジー・ダイナマイト/ハンズ・オブ・ラヴ/パワー・カット)

Disc 2 / Side 1 – ボーナス・オーディオ
1. メアリーの子羊
2. リトル・ウーマン・ラヴ
3. ハイ・ハイ・ハイ
4. C・ムーン
5. 007/死ぬのは奴らだ
6. アイ・ライ・アラウンド

Disc 2 / Side 2 – ボーナス・オーディオ
1. サンキュー・ダーリン
2. 1882(ライヴ・イン・ベルリン)
3. ザ・メス(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
4. ジャズ・ストリート
5. 007/死ぬのは奴らだ(グループ・オンリー、テイク10)

<リマスター・オリジナル・ダブル・アルバム・エディション – 2LP>
Disc 1 / Side 1
1. ナイト・アウト
2. ゲット・オン・ザ・ライト・シング
3. カントリー・ドリーマー
4. ビッグ・バーン・ベッド
5. マイ・ラヴ

Disc 1 / Side 2
1. シングル・ピジョン
2. ホエン・ザ・ナイト
3. シーサイド・ウーマン
4. アイ・ライ・アラウンド
5. ザ・メス(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)

Disc 2 / Side 1
1. ベスト・フレンド(ライヴ・イン・アントワープ)
2. ループ(ファースト・インディアン・オン・ザ・ムーン)
3. メドレー:ホールド・ミー・タイト/レイジー・ダイナマイト/ハンズ・オブ・ラヴ/パワー・カット)

Disc 2 / Side 2
1. ママズ・リトル・ガール
2. アイ・ウッド・オンリー・スマイル
3. ワン・モア・キス
4. トラジェディ
5. リトル・ラム・ドラゴンフライ

◆『ウイングス 1971-1973』
20曲の未発表&新ミックス・ライヴ音源
1. ビッグ・バーン・ベッド(ライヴ・イン・ニューカッスル)
2.出ておいでよ、お嬢さん(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
3. スマイル・アウェイ(ライヴ・イン・ベルリン)
4. ビップ・ボップ(ライヴ・アット・ハーグ)
5. マンボ(ライヴ・イン・アントワープ)
6. ブルー・ムーン・オブ・ケンタツキー(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
7. 1882(ライヴ・イン・ベルリン)
8. アイ・ウッド・オンリー・スマイル(ライヴ・イン・アントワープ)
9. アイルランドに平和を(ライヴ・イン・フローニンゲン)
10. ザ・メス(ライヴ・イン・ベルリン)
11. ベスト・フレンド(ライヴ・イン・アントワープ)
12. ソイリー(ライヴ・イン・ベルリン)
13. アイ・アム・ユア・シンガー(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
14. シーサイド・ウーマン(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
15. ワイルド・ライフ(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
16. マイ・ラヴ(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
17. マリー・ハド・ア・リトル・ラム(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
18. 恋することのもどかしさ(ライヴ・イン・フローニンゲン)
19. ハイ・ハイ・ハイ(ライヴ・アット・ザ・ハーグ)
20. のっぽのサリー(ライヴ・イン・フローニンゲン)

<プレス・リリース>
ポール・マッカートニーは、誉れ高いグラミー賞受賞のアーカイヴ・コレクションの第11&12弾として、これらの名作をリマスターし、マルチ・フォーマットで2018年12月7日にリリースすると発表した。

最初は、1971年12月に発売されたウイングスのデビュー・アルバムである『ウイングス・ワイルド・ライフ』で、これは4枚組(CD3枚+DVD1枚)の数量限定のデラックス・エディションとして登場する。(ミッキー&シルヴィアのカヴァー曲「ラヴ・イズ・ストレンジ」を除いては)全てがポールとリンダ・マッカートニーの手による作品の『ウイングス・ワイルド・ライフ』は、一週間と少しというわずかな期間でレコーディングされたもので、ほとんどのトラックがワン・テイクで、その荒削りで直接的なヴァイブがファンに愛されている作品だ。この『ワイルド・ライフ』の限定デラックス・エディションには、アビイ・ロードでリマスターされたアルバム全曲に加えて、25曲分のボーナス音源が収録されている。アルバムのラフ・ミックスや、オリジナルのシングル用のエディット、シングルB面の曲、ホーム・レコーディング他の未発表音源が、CD3枚に収録されている。またこのセットに付属しているDVDにはアコースティックで演奏するホーム・ヴィデオや、リハーサルのレアな映像がフィーチャーされている。『ウイングス・ワイルド・ライフ』のデラックス・パッケージには、デヴィッド・フリックの手による128頁のアルバム制作の背景に関する解説書――曲ごとの解説や、アルバムに関わった人物へのインタヴューとポールへの新たなインタヴューを含むもの、48頁のツアー日記のスクラップブック、歌詞、セットリスト、未発表のポラロイド写真、歌詞、メモ、MPL所蔵の記念の品、などが含まれる。付属の『ワイルド・ライフ』のダウンロード用のカードを使用すれば、HD24/96kHzのハイレゾ音源によるオーディオ・ヴァージョンへのアクセスが可能となる。

次はウイングの2枚目で初めてポール・マッカートニー&ウイングス名義で発売された『レッド・ローズ・スピードウェイ』の6枚組(CD3枚、DVD2枚、+ブルー・レイ)通し番号入り限定エディション。1973年4月にリリースされたこのアルバムからは「マイ・ラヴ」がチャートの1位に輝いた。『レッド・ローズ・スピードウェイ』はアメリカのチャートで初めて1位を獲得したウイングスのアルバムだった。この『レッド・ローズ・スピードウェイ』の限定デラックス・エディションではアビイ・ロードでリマスターされたオリジナルのアルバムに加えて3枚のオーディオ・ディスクに35曲以上のオーディオ・トラックを収録した。元々はダブル・アルバムとして構想されていたこの『レッド・ローズ・スピードウェイ』を再度ダブル・アルバムとして再構築した内容に加えて、シングルやB面、オルタネイト・ミックス、未発表トラックなど。デラックス・エディションに付属する2DVD+ブルーレイでは、『ジェイムズ・ポール・マッカートニー・テレビ・スペシャル』、インタヴュー、ミュージック・ヴィデオに加えて、完全修復されるとともに、5.1サラウンドでステレオ・リミックスされた未公開映画『ブルース・マックマウス・ショウ』が初収録されていて、レアもしくは未発表映像満載の内容となっている。パッケージには、映画用のセリフの書かれたファックスのレプリカとポールの手書きのキャラクターの複製画が14点、リンダ・マッカートニーの未発表写真、保管庫に所蔵されていたオリジナルのアルバムおよびシングルのアートワーク、ポール・マッカートニー、およびアルバム制作関係者の最新インタヴューで綴るアルバムの制作逸話、そして曲解説などを含むアマンダ・ペトルージックの手による128頁の本、手書きの歌詞シートの複製および写真5枚、64頁の『ウイングス・イン・モロッコ』の写真集が含まれており、これらが通し番号入りのスリップケースに収められている。『レッド・ローズ・スピードウェイ』のダウンロード用のカードを使用すれば、HD24/96kHzのハイレゾ音源によるオーディオ・ヴァージョンへのアクセスが可能となる。

最後に、11枚組の『Paul McCartney and Wings 1971-1973』。これは、通し番号入り、限定の『ウイングス・ワイルド・ライフ』の4枚組のデラックス・エディションと『レッド・ローズ・スピードウェイ』の通し番号入り限定6枚組のデラックス・エディションを合わせただけでなく、このセット限定でライヴ・アルバム『Wings Over Europe』が付属する、スーパー・デラックス・コンピレーションとなっている。この特別コレクション『Wings Over Europe』には、新たにミキシングされた未発表のライヴ・トラックが20曲収録されており、これらは5回のショーで収録された音源を元にしている。ポール自身がこの1972年のツアーを振り返る序文を寄稿し、96頁の写真集には、リンダ・マッカートニーとキャプテン・スナップの未発表写真が含まれている、また『1972 Wings Over Europe Tour』のプログラムのレプリカも付属している。また、HD24/96kHzのハイレゾ音源によるオーディオ・ヴァージョンへのアクセスも可能となっている。

“ポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクション”は、2010年11月2日にポール・マッカートニー&ウイングスの1973年の画期的なアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』の再発売を手がけたことをきっかけに誕生した。この再発売されたヴァージョンは2010年度のグラミー賞において“Best Historical Album(歴史的に最も優れたアルバム)”賞を受賞し、同じくアーカイヴ・コレクションが手がけた1976年の名作『ウイングス・オーヴァー・アメリカ』は、2013年のグラミー賞で“Best Boxed or Special Limited Edition Package(最優秀ボックス・アルバムもしくは限定エディション)”賞を受賞した。もっとも最近発売したのは、2017年のポールの8枚目のスタジオ・アルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』で、『ローリング・ストーン』誌は“素晴らしい……膨大な記録だ”と評し、『オブザーヴァー』紙は、“1989年代のAOR世界から出た最も偉大なアルバム……今、これを再発見できたのは非常に嬉しい”と絶賛した。

ポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクションが発売する内容はすべてポール自身が監修している。彼は、どのアルバムもすべて、そのリマスターのプロセスから、アウトテイクや見失ったトラックの捜索、そしてアートワーク、写真やヴィデオを個人の所蔵品から提供するなど、あらゆる面からこのコレクションを監修している。結果、音楽の歴史の中で最も成功しているソングライターでありレコーディング・アーティストの40年以上愛されている名曲が、個人的な思い入れとともに現代に蘇る、とても意欲的なプロジェクトとなっている。

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